
ブリック・ブラックフォード(ケイン・リッチモンド)はアメリカ政府に雇われ、タイマック博士を援護する仕事を請け負う。博士はインターセプター・レイ(誘導ミサイルを破壊する武器)の発明者だった。あいにく、この武器は殺人光線としても使えるため、外国のスパイがこれに目をつけた。博士はスパイの追及を逃れるため、彼の発明品のひとつ、「クリスタル・ドア」を通って月の裏側に逃走する。幸い、そこには大気があり、失われた文明が栄えていた。博士はカナ女王の兵士に捕まり、死刑を言い渡される。ブリックは博士を救い出し、インターセプター・レイに必要な元素、ルナリウムを獲得するため、「クリスタル・ドア」を通って月の裏側へ。彼は女王を倒して、博士を救い出し、ルナリウムを携えて地球に戻ってくる。
ところが、インターセプター・レイを機能させるためには公式が必要だった。この公式は、200年前の、地図に載っていない中央アメリカの小島に隠されているという。そこでブリックと彼の相棒、サンディ・サンダーソンは、タイマック博士の発明品であるタイムマシン、「タイムトップ」に乗って、過去に向かうのだった……。

■有名サイトの評価(2010年7月2日現在)
インターネット映画データベース: 6.6 / 10
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『ブリック・ブラッドフォード』は1933年からアメリカの新聞で連載が始まり、人気を博した漫画です。ヒーローのブリックは「タイムトップ」と呼ばれるタイムマシンで時空を自由自在に航行することができます。『ドクター・フー』のターディスよりも何年も前に、似たようなアイデアが使われていたのです!連載漫画でタイムトラベルのテーマを採用したのは、この漫画が初めてだそうです。
コロンビアがこの作品を映画化、15章からなる連続活劇が生まれました。人気漫画だけに、『バック・ロジャーズ』や『フラッシュ・ゴードン』のような名作SFとしての地位を達成できる素地があったにもかかわらず、あいにくプロデューサーのサム・カッツマンがケチだったため、製作費を抑え、非常にしょぼい印象の作品に仕上がりました。その後、連続活劇は衰退していきました。スーパーヒーローブームの昨今、ハリウッドが忘れられたヒーロー、ブリック・ブラッドフォードをよみがえらせてくれないものでしょうか。

この作品は英語版、日本語版ともDVDが未発売です。

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