石川英輔の大江戸シリーズ
大江戸神仙伝
1979年江戸時代にタイムスリップした科学評論家の珍無類な冒険譚。現代の東京から花のお江戸へと転時(タイムスリップ)した男が見た150年前の姿とは?
そこには、見るもの聞くものすべて、現代人の常識を覆す、実に魅力的な暮らしがあったのだ。彼は、持参した文明の利器や医学知識で大活躍、世にも不思議な能力を持つ“神仙”として、女たちにも大もての大尽暮らしとあいなったが……。
キンドル版:大江戸神仙伝 (講談社文庫)
大江戸仙境録
1986年奇想天外にして珍無類の時代小説の傑作長編。東京から160年前の江戸へと「転時」した科学評論家・速見洋介が、文政期の江戸社会へタイムスリップ。辰巳芸者のいな吉、医師・涼哲等との楽しい日々。綿密な時代考証に基いて、江戸の町と人の意外な世界を活写し読者を駘蕩たる気分に誘う『大江戸神仙伝』続編。
東京から160余年前の文政時代の江戸へタイム・スリップ(転時)した科学評論家の速見洋介が、めくるめくばかりの恋をしつつ、日々、現代人の江戸常識を越える体験をする──。しかしこれは単なるSF的空想譚ではない。綿密な考証に基いて江戸の人との世情をリアルに描いた、新機軸の時代小説なのです!
キンドル版:大江戸仙境録 大江戸神仙伝 (講談社文庫)
大江戸遊仙記
1990年隅田川の川面に吹く心地よい春の風。船にゆられて墨堤のお花見を満喫した後は深川で牡丹、谷中で蛍を愛でる。せわしない現代の東京から、一気に160年前の江戸の町にタイムスリップ(転時)した中年男と意気で気風のいい芸者の大江戸遊覧紀行。綿密な考証で江戸に遊び、江戸に学ぶ“大江戸”シリーズ好評第三弾。
キンドル版:大江戸遊仙記 大江戸神仙伝 (講談社文庫)
大江戸仙界紀
1993年いな吉が活躍。人気の大江戸シリ-ズ第4弾。大手出版社の雑誌編集者を妻に持つ洋介は、江戸時代にタイムトリップすると19歳の小粋ないな吉と人もうらやむ仲。だが、いな吉が現代に来てしまって、さあ大変!
暮れから正月にかけての、江戸市中のにぎやかな生活。かわいい芸者のいな吉を連れて熱海へ……。160年前に転時(タイムスリップ)できる中年男の洋介が目を覚ますと、妻のかわりにホテルのベッドでいな吉が寝ていたから大あわて。綿密な考証で、江戸に遊び、江戸に学ぶ大好評の“大江戸”シリーズ第4弾。
キンドル版:大江戸仙界紀 大江戸神仙伝 (講談社文庫)
大江戸仙女暦/いな吉江戸暦
雪見、顔見世、白魚。つかの間の江戸の恋。江戸で最高の贅沢、歌舞伎の顔見世興行を初日に特等桟敷で見物、大川の舟遊びでは澄んだ水に泳ぐ白魚の鍋を味わい、愛宕山で雪見しながら江戸市中を一望する──現代から“転時”した男が芸者・いな吉と味わう、贅を尽くした名所絶景巡り。美しい江戸に花開くせつない恋を描く傑作小説。
書籍版:いな吉江戸暦 (大江戸神仙伝)
大江戸仙花暦
1999年文政期にタイムスリップした科学評論家の速見洋介。手習い見学に火事見物、二十六夜待ち…。お江戸の夏を芸者いな吉と満喫する。「大江戸神仙伝」シリーズ第6弾。
男には、現在と百六十年前の過去の世界との間を自由に往復できる不思議な能力があった―。中年の科学評論家・速見洋介がこの特殊な能力を使い、時空を飛び超え、文政期の江戸に舞い下りた。迎えるは、美人芸者・いな吉。手習い見学に火事見物…、二人は江戸を満喫する。好評の「大江戸シリーズ」第六弾。
書籍版:大江戸仙花暦 (講談社文庫)
大江戸妖美伝
2006年洗練された品々が並ぶ日本橋十軒店の雛市。上野・寛永寺の清水堂から眺める桜と不忍池。屋根船に乗って、深川洲崎の潮干狩り。水道橋の名店・森山のうなぎに舌鼓……。現代から文政の江戸へ転時した洋介と、辰巳芸者いな吉が、春から初夏にかけての江戸を巡り歩く。好評「大江戸シリーズ」第7弾!
「あっちこっちへ行きたい」―辰巳芸者いな吉と洋介が歩く江戸の春から初夏。日本橋十軒店の雛市、芝愛宕下大名小路での唄の稽古、根岸の里の佇まい、深川洲崎の潮干狩り、浅草奥山の見世物、水道橋森山の鰻…。文政の江戸へ転時した洋介と、辰巳芸者いな吉の江戸暮らし。
キンドル版:大江戸妖美伝 大江戸神仙伝 (講談社文庫)