ループもの


リプレイ

1987年

ケン・グリムウッド(著)

ニューヨークの小さなラジオ局で、ニュース・ディレクターをしているジェフは、43歳の秋に死亡した。気がつくと学生寮にいて、どうやら18歳に逆戻りしたらしい。記憶と知識は元のまま、身体は25年前のもの。株も競馬も思いのまま、彼は大金持に。が、再び同日同時刻に死亡。気がつくと、また―。人生をもう一度やり直せたら、という窮極の夢を実現した男の、意外な、意外な人生。

書籍版:リプレイ (新潮文庫)


七回死んだ男

1995年

西澤 保彦(著)

どうしても殺人が防げない!?不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎(ふちがみれいじろう)老人――。「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは!時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。

キンドル版:七回死んだ男 (講談社文庫)


ターン

1997年

北村 薫(著)

真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。気がつくと、自宅の座椅子でまどろみから目覚める自分がいた。3時15分。いつも通りの家、いつも通りの外。が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。そしてどんな一日を過ごしても、定刻がくると一日前の座椅子に戻ってしまう。いつかは帰れるの? それともこのまま……だが、150日を過ぎた午後、突然、電話が鳴った。

書籍版:ターン (新潮文庫)


タイムクエイク

1997年

カート・ヴォネガット(著)

2001年2月13日、時空連続体に発生した異常―タイムクエイクのために、あらゆる人間や事物が、1991年2月17日へ逆もどりしてしまった。ひとびとはみな、タイムクエイクの起きた瞬間にたどりつくまで、あらためて過去の行為をくりかえさざるをえなくなる。しかも、この異常事態が終わったとき、世界じゅうは大混乱に……!

SF作家のキルゴア・トラウトやヴォネガット自身も登場する、シニカルでユーモラスな感動の長篇。タイムエイク(時震)のせいであらゆる人間とあらゆるものは一瞬にして2001年2月13日から10年前に逆戻りした……。小説とエッセイのまじり合う本書は人生の真実を満載し、滑稽で濃厚。

キンドル版:タイムクエイク


リプレイJ

2001年

今泉 伸ニ(著)

大学ラグビーのヒーローだった主人公の室伏周平は、証券会社への入社後は駄目社員として扱われ、家庭でも冷遇されていた。ある日、周平は心臓発作によって息を引き取るが、目覚めた時には大学ラグビー当時へタイムスリップして若返った自分(リプレイヤー)がいた。

書籍版:リプレイJ 全12巻完結(BUNCH COMICS) [マーケットプレイス コミックセット]


涼宮ハルヒの暴走

2004年

谷川 流(著)

夏休みに山ほど遊びイベントを設定しようとも、宿敵コンピ研が持ちかけてきた無理無茶無謀な対決に挑もうとも、ハルヒはそれが自身の暴走ゆえとはこれっぽっちも思っていないことは明白だが、いくらなんでもSOS団全員が雪山で遭難している状況を暴走と言わずしてなんと言おう。こんなときに頼りになる長門が熱で倒れちまって、SOS団発足以来、最大の危機なんじゃないのか、これ!? 非日常系学園ストーリー、絶好調の第5巻。

キンドル版:涼宮ハルヒの暴走 | 書籍版:涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)


リピート

2004年

乾 くるみ(著)

現在の記憶はそのままに過去の自分に戻って人生をやりなおす「リピート」に成功した若者たちが、次々と不可解な死を遂げはじめた!

もし、現在の記憶を持ったまま十ヵ月前の自分に戻れるとしたら? この夢のような「リピート」に誘われ、疑いつつも人生のやり直しに臨んだ十人の男女。ところが彼らは一人、また一人と不審な死を遂げて…。あの『イニシエーション・ラブ』の鬼才が、『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ仰天の傑作。

キンドル版:リピート (文春文庫)


All You Need Is Kill

2004年

桜坂 洋(著)

新鋭桜坂洋・渾身の1冊、SFテイスト!! 近未来。初年兵キリヤとクレイジーな女准尉リタの物語。流麗な文体と当文庫には珍しい、ロボットSFのテイストを持つバトル・アクション。SF界の第一人者・安倍吉俊のイラストも話題必至です。

「出撃なんて、実力試験みたいなもんじゃない?」敵弾が体を貫いた瞬間、キリヤ・ケイジは出撃前日に戻っていた。トーキョーのはるか南方、コトイウシと呼ばれる島の激戦区。寄せ集め部隊は敗北必至の激戦を繰り返す。出撃。戦死。出撃。戦死―死すら日常になる毎日。ループが百五十八回を数えたとき、煙たなびく戦場でケイジはひとりの女性と再会する…。期待の新鋭が放つ、切なく不思議なSFアクション。はたして、絶望的な戦況を覆し、まだ見ぬ明日へ脱出することはできるのか。

キンドル版:All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)