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時間旅行TV&映画ゾーンドクター・フー→ドクター・フー2009年特番

■2009年特番の概要

『ドクター・フー』が目覚しい成功をおさめたので、製作チームとBBCは、この番組が過剰供給され、視聴者に飽きられる可能性を心配するようになりました。その結果、1年間のお休み期間を設けることになったのです。ただし、番組の放映を完全に停止するのではなく、5本の特番を流すことになりました。これらのエピソードはシリーズ4とシリーズ5の橋渡しをする目的で作られました。

やがて、製作チームの重要人物がひとりひとり、番組から降板することを表明するようになりました。プロデューサーのジュリー・ガードナーと、プロデューサーであり脚本家主任でもあるラッセル・T・デイヴィスが引退を発表した後、主役のデイヴィッド・テナントもまた番組を去ることを決意しました。その結果、2009年特番は、第1期『ドクター・フー』のクライマックスとなるのみならず、次代の新しい製作チームに道を開く役目を果たすことになったのです。


1.次のドクター (2008年12月25日放送)

脚本:ラッセル・T・デイヴィス
監督:アンディ・ゴダード


ドクターは1851年クリスマスイブのロンドンに到着する。驚いたことに、そこでは別のドクター(デイヴィッド・モリッシー)が活躍していた。ところが、別のドクターには過去9代の記憶がなく、彼のソニックスクリュードライバーは、どこでも手に入る普通の品だった。果たして彼は何者なのか?

このころ、ロンドンでは殺人事件と子供の失踪が相次いでいた。その陰で、非情な女性、ミス・ハーティガン(ダーヴラ・カーワン)がサイバーキングの復活を目指して活動していた。ふたりのドクターは力を合わせて彼女のたくらみを防がなければならない。


2.死者の惑星 (2009年4月11日放送)

脚本:ラッセル・T・デイヴィス、ガレス・ロバーツ
監督:ジェームス・ストロング


不可解なエネルギーの信号を追って、ドクターはロンドンのバスに乗り込む。このバスには夜盗のレディ・クリスティーナ・ディ・スーザ(ミシェル・ライアン)が乗り込んでいた。突如としてバスはワームホールの中に突っ込み、乗客たちは宇宙の向こう側にあるサンヘリオス星に行ってしまう。この星は見渡す限り砂漠だった。

ドクターとクリスティーナは、この星で立ち往生しているエイリアン、トリトヴォールに会う。宇宙商人のトリトヴォールはハエを大きくしたような姿をしていた。彼の話では、この星は本来、肥沃な土地で、緑が生い茂っているはずだという。ドクターの調査の結果、ワームホールと、サンヘリオス星の荒廃が結びついていることがわかった。このまま放っておいたら、地球もまた同じような運命をたどることになる。ドクターはこの災害を防ぐと共に、乗客たちを地球に送り戻さなければならない。



4.時の終わり (2009年12月25日、2010年1月1日放送)

脚本:ラッセル・T・デイヴィス
監督:ユーロス・リン


シリーズ3の終わりでマスター(ジョン・シム)は死んだ。そこでマスター派が復活を企んだが、ルーシーが邪魔をしたので、完全な復活がならなかった。そしてマスターは生と死の境をさまよう不安定な状態になってしまう。そこで彼は「不死の門」に入って、完全に生き返ることを画策する。これはエイリアンの装置で、非良心的なビジネスマン、ジョシュア・ネイスミスの私有物になっていた。

ウードからマスターの復活を警告されたドクターは、マスターのたくらみを阻止するために、現代の地球に向かう。ところが、マスターよりも強力なパワーを持った敵が、不死の門を通って地球に侵入しようとしていた。ドクターも、マスターも、そのことを知る由もなかった……。


番外編:ドリームランド(アニメ) (2009年12月5日)


ターディスは1958年のアメリカのロズウェルに到着する。ここはUFOが不時着し、アメリカ政府がその秘密を隠しているという噂が絶えない場所である。ロズウェルのダイナーに入ったドクター(デイヴィッド・テナント)は、そこでエイリアンの遺物を発見、それをきっかけにして陰謀に巻き込まれることになる。

ロズウェルの地下に潜む非情なエイリアン、ヴァイペロックスは、米軍のスターク大佐(ピーター・ギネス)を操り、地球を破壊する機会を狙っていた。ドクターは彼らの陰謀を阻止しようとする。ドクターを支援するのはダイナーのウェイトレス、キャシー(ジョージア・モフェット)と客のジミー(デイヴィッド・ワーナー)である……。


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