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時間旅行TV&映画ゾーンドクター・フー2009年特番→ドリームランド レビュー

■ドクター・フー アニメ:ドリームランド

■50年代のSF映画にオマージュを捧げたアニメ 

この作品はもともと1本につき7〜8分の短編6本からなり、テレビ放映される前にインターネットで1本ずつ公開された。それらのエピソードをつなげて45分の作品に仕上げたものである。ストーリーは快調なテンポで進み、見る者を飽きさせない。アニメーションの特性を生かし、実写映像では中々表現しにくい、ダイナミックな映像が実現した。キャラクターは独特の斬新なスタイルでデザインされている。体の比率が極端にデフォルメされていて、視覚的に新鮮だ。ただ、ドクターが走る場面などで、動きがぎくしゃくしているのが気になった。まるで操り人形のようにぎこちない動きである。これは意図的な選択なのだろうか?

ドリームランドというのはロズウェルのエリア51の別称だそうだ。50年代にハリウッドではエイリアンの侵略をテーマにした映画が数多く作られたが、それらの映画にオマージュを捧げているようだ。ヴァイペロックスの女王が地下で卵を産み、地球を征服するための軍団を養成する場面は『エイリアン2』を彷彿とさせる。UFO騒ぎにつきものの「メン・イン・ブラック(黒服の男)」も登場する。

物語は危機また危機の展開のあと、満足のいく結末を迎える。『ドクター・フー』らしく道徳観を重視した幕切れも後味がいい。


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