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『FRINGE/フリンジ』ニュース

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■『フリンジ』の映画化は十分にありうる(2012年7月18日)

アメリカのサンディエゴ・コンベンション・センターで、7月12日から15日まで、毎年恒例のコミコン・インターナショナル(漫画・SF・ファンタジーに関する大会)が開催され、13万人強の人々が参加しました。

その会場で、アメリカのTVシリーズ『FRINGE/フリンジ』の公開討論会が催されました。『フリンジ』は次のシーズンをもって完結するため、これが最後の討論会となりました。

その会場で、あるファンが「フリンジは別の形(漫画やアニメーション・シリーズ等)で継続する可能性がありますか?」と質問をしたところ、ウォルター・ビショップ役のジョン・ノーブルが次のように答えました。

「何が起こってもおかしくないと思いますが……映画化は大いに可能性があると思います。」

それに対して、ピーター・ビショップ役のジョシュア・ジャクソンが「でも、残念ながら、その映画は僕たちがこれ(携帯型のビデオカメラ)で撮影するんですよ」と冗談を言い、観客を笑わせました。

その後、ジャクソンさんはまじめになって、次のように述べました。

「番組は何らかの形で続いていくでしょう。漫画家がすでに待機しているほか、ファンフィクション(テレビドラマのファンが、そのドラマのキャラクターを使って書いた非営利目的のストーリー)によって『フリンジ』の世界は今後も続いていくでしょう。」

一方、この番組の製作責任者であるジョエル・ワイマンは、最終シーズンがどんな結末を迎えるかについて次のように述べました。

「最終的な結末についてはシーズン1のころからアイデアを持っていました。でも、その種のアイデアは時の経過とともに変わっていくのが普通です。実を言うと、結末の案については、二つ半ほど違うバージョンを温めているのです。3か月ほど前に、どの結末にするかを決めました。それが最も適切なものだと思います。みなさんはその結末をご覧になることになります。」

そのあとでジャクソンさんが「みなさんが気にいるかどうかは別ですけどね」と冗談を付け加え、観客を笑わせました。


■『フリンジ』シーズン5のポスターが公開(2012年7月4日)

ネタバレ警告:この記事では『FRINGE/フリンジ』第5シーズンの展開が明かされていますので、ご了承ください。

アメリカのフォックス・ネットワークが『FRINGE/フリンジ』第5シーズンの宣伝用ポスターの第一弾を発表しました。

全部で13話からなる最終シーズンでは、フリンジのチームと監視者たちの戦いが描かれます。監視者たちは未来人ですが、未来社会が居住不可能になったので、環境が破壊される前の社会を乗っ取るため、過去にタイムトラベルしました。

第5シーズンは監視者たちに乗っ取られた2036年の社会が舞台になることが分かっています。しかし、プロデューサーのジョエル・ワイマンはそれ以上のヒントを明かしませんでした。

ワイマンさんは次のように述べています。

「これ以上ネタをばらしたら、将来私は過去にタイムトラベルしなければならなくなるでしょう。そして、過去の自分自身がネタをばらさないよう、一計を案じなければなりません。ですから、パラドックスを作り出さないためにも、ご質問に答えることは控えた方がよさそうです。」


■『フリンジ』のプロデューサーが辞任(2012年6月29日)

『FRINGE/フリンジ』の製作責任者の一人であるジェフ・ピンクナーが辞職することが明らかになりました。

『フリンジ』は2008年に幕を開けましたが、ピンクナーさんはジョエル・ワイマンとともに、シーズン1からずっと製作責任者の役を務めていました。

今回の決断は「友好的」な合意に基づくものであり、ピンクナーさんは、辞職後、他のプロジェクトを追求する予定とのことです。

『フリンジ』の創案者であるJJエイブラムズは次のような声明を発表しました。

「フリンジの第5シーズンを製作し、熱心なファンの皆さまに最後の13話をお届けできることは、私どもにとって大きな喜びです。4年に渡り、ジョエル・ワイマンとジェフ・ピンクナーは、チームを組んで、フリンジの世界を維持するために、休むことなく働き続けてきました。ジェフの多大な貢献に感謝の意を表します。彼の幸運を祈るとともに、将来また一緒に働ける機会を楽しみにしています。」

「フリンジにとってジョエル・ワイマンはかけがえのない存在です。彼が物語を締めくくるために、引き続き製作総指揮の役を務めてくれることを喜んでいます。一刻も早くファンの皆さまにフリンジのとてつもない結末をご覧いただきたいと思っています。」


■『フリンジ』シーズン5はどんな展開に?(2012年6月22日)

ネタバレ警告:この記事では『FRINGE/フリンジ』シーズン5の展開が明かされていますので、ご了承ください。

アメリカのTVシリーズ『FRINGE/フリンジ』でウォルター・ビショップ博士を演じているジョン・ノーブルの話によると、『フリンジ』の最終シーズンは未来が舞台になるとのことです。

ノーブルさんは次のように述べています。

「私の知る限り、最終シーズンは2036年が舞台になります。現代から未来までの間に起こったできごとについては、ドラマの中で言及されるほか、『見つかった録画映像』によって、世界が変貌した理由を説明することになるでしょう。」

「未来社会で、ウォルター、オリビア、アストリッド、ピーターは体制に反抗しています。私たちは、政府が自分たちにどんな汚い手を使ったかをすべて分かっているのです。つまり、過去から教訓を学ぶということですね。」

最終シーズンでウォルター・ビショップ博士に何が起こるのでしょう? ウォルターに関する話の横糸はどんな結末を迎えるのでしょう? これらの疑問に関して、ノーブルさんは次のように答えています。

「こんな事態になったのはウォルターの責任なのですから、彼は問題に決着をつけると同時に、罪ほろぼしをしなければなりません。」

「また、ピーターとオリビアの関係が結実することを望んでいます。なぜなら二人の関係は苦難の連続だったからです。ぜひ二人には晴れて一緒になってもらいたいものです。」

出典:TVライン


■『フリンジ』シーズン4の最終回はどんな展開に?(2012年5月5日)

アメリカのTVシリーズ『FRINGE/フリンジ』シーズン4最終回の予告編をフォックス・ネットワークがリリースしました。映画の予告編のような仕上がりになっています。

『フリンジ』シーズン4は『すばらしき新世界』と名づけられた二部構成のエピソードで幕を閉じます。

このドラマで変わり者の科学者ウォルター・ビショップ博士を演じているジョン・ノーブルが、シーズン4の最終回がどんな展開を見せるかについて、ヒントをほのめかしました。

ノーブルさんは次のように語っています。

「ウォルターは過去のつけを払わされる羽目になります。そのつけが何なのか、申し上げることは控えますが、ウォルターは過去の報いに直面し、いちかばちかの賭けに出なければなりません!」

最近、フォックス・ネットワークは『フリンジ』第5シーズンの制作を発表しました。第5シーズンは最終シーズンとなり、全部で13話のエピソードが制作されます。


■『フリンジ』の継続が決定(2012年4月27日)

アメリカのTVシリーズ『FRINGE/フリンジ』シーズン5の制作が決定したことを、フォックス・ネットワークが正式に発表しました。

ただし、シーズン5が最終シーズンとなり、エピソードの数は13本に減らされます。

フォックスの娯楽番組部の代表取締役であるケヴィン・ライリーは次のように語っています。

「フリンジは並はずれて独創的なシリーズであり、テレビ史上、最も想像力に富んだドラマとして、新しい水準を設定しました。最後の13章を制作することによって、この番組に情熱を燃やす忠実なファンの方々にクライマックスの結末をお届けできます。プロデューサー、脚本家、そして驚くほどの才能に恵まれたキャストとチームは、文字通り『この世のものとも思えない』4シーズンを作り上げました。最終章は興奮に満ちたものになることでしょう。」

『フリンジ』の共同創案者であり、制作責任者でもあるJJエイブラムズは次のように述べています。

「フォックスとファンの皆様が不可能を可能にしてくれたことは望外の喜びであり、感謝の言葉もありません。フリンジの第5シーズンを制作することによって、面白くスリリングな形でシリーズを締めくくることができます。バッド・ロボット社の社員一同、視聴者の皆様とフォックス・ネットワークに心からお礼を申し上げます。皆様のご支援のおかげで、フリンジを継続できるのみならず、このシリーズにふさわしい結末をお届けすることができます。」

『フリンジ』の制作責任者であるジェフ・ピンクナージョエル・ワイマンは次のように語っています。

「番組の継続は私たちにとってかけがえのないことです。なぜなら私たちはフリンジの物語を熱心なファンのみなさんと共有することに大きな喜びを感じるからです。キャストとチーム一同に代わり、ファンの方々とフォックスに称賛の拍手を送ります。長期に渡りみんなで不可能なことを想像できたのは、ひとえに皆さんのおかげです。シーズン5はすべての人々にとってスリルに満ちた完結編になることでしょう。」


■ジャクソン:『フリンジ』が生き残ったのはファンのおかげ(2012年4月19日)

アメリカのTVシリーズ『FRINGE/フリンジ』でピーター・ビショップの役を演じているジョシュア・ジャクソンが、「この番組がいまだに続いているのはファンのみなさんのおかげです」と述べました。

『フリンジ』はアメリカで視聴率が低迷しているにもかかわらず、現在シーズン4が放送中です。このことについて、ジャクソンさんは次のように語っています。

「私たちの番組が生き延びられているのは、ファンのみなさんのご支援のおかげです。視聴率は高くありませんが、見ている方々はものすごく燃えています。ファンの方々から否定的な意見を聞いたことは一度もありません。」

ジャクソンさんによると、シーズン4の最終回はシリーズの最終回としても通用するそうです。

「今年、終わりを迎えるストーリーは、シーズン4の筋に終止符を打つと同時に、シーズン1に端を発する筋に幕を引くものでもあります。でも、それ以上は申し上げられません。なぜなら、誰が登場するかを明かしたら、ネタがばれてしまいますから。」

しかしながら、すべての筋がまとめられるわけではないそうです。シーズン4の第19話では、シーズン5に向けて、新しい「扉」が開かれるとのこと。

「そのエピソードを見たら、今後の方向性について、脚本家の意向を理解できるはずです。脚本家は、シーズン4の筋に終止符を打った上で、シーズン5の物語を展開するための伏線を張ったのです。」


■『フリンジ』のゲーブル、低視聴率にフラストレーション(2012年4月5日)

TVシリーズ『FRINGE/フリンジ』でFBIエージェントのリンカーン・リーを演じているセス・ゲーブルが「この番組の将来が不透明なので、フラストレーションを感じる」と語りました。

最近アメリカで放送された『フリンジ』の最新エピソードの視聴者数は288万人で、この番組が始まって以来、最低の数字を記録しました。そのため、シーズン5が制作されるか否かは予断を許さない状況となっています。

この件について、ゲーブルさんは次のように語っています。

「打ち切りの可能性があることは最低です。関係者全員、そのことを苦々しく思っています。視聴者数を見るにつけ、フォックス・ネットワークが今どんな気持ちでいるか、想像に難くありません」。

「でも、この番組は忠実なファン層を抱えています。何があろうとも、視聴者数が一定の数値から下がることはありません。ファンは必ず番組を視聴してくれます」。

しかしながら、多くのファンが番組を録画し、後で見ることがわかっています。このことについて、ゲーブルさんは次のように述べています。

「録画した人の数を含めると、視聴者数は跳ね上がります。このドラマは、テクノロジーに精通した、時代の先端をいく人たちの間でウケています。問題は、そんなテレビの見方を収益化する方法を、放送局がまだ編み出していないことなのです」。


■ピンクナー:『フリンジ』シーズン5は必ず実現させる(2012年3月23日)

『FRINGE/フリンジ』シーズン5が制作されるか否かは、まだフォックス・ネットワークから発表されていませんが、このシリーズのプロデューサーによると、「たとえシーズン4で打ち切られても、シーズン5は実現させる」とのことです。

プロデューサーの一人であるジェフ・ピンクナーの話では、同番組の関係者は、『フリンジ』打ち切りに備えて、シーズン4の最終回でかなりの筋に決着をつけるとのことです。しかし、それでもすべての謎を解き明かすことは不可能なので、打ち切りが決まった場合、一回限りのコミック本を出版し、その中ですべてのプロットをまとめ上げる予定にしているそうです。

ピンクナーさんは次のように述べています。

「そのコミックはかなり手の込んだものになるでしょう。気合を入れて仕上げるつもりです。フリンジについて知らなければならないことは、すべてこのコミックに盛り込みます。それが打ち切られた時の代替策なんです」。

しかしながら、現在広まっている噂によれば、『フリンジ』シーズン5が制作される可能性は大とのこと。なぜなら、番組を継続することによって、エピソードの数が100話に達するからです。アメリカでは、TVドラマのエピソードが100話に達すると、シンジケート(独立系)番組として放送することができるので、それによって収入を得ることが可能になります。


■『フリンジ』の将来はまだ不透明(2012年3月3日)

TVシリーズ『FRINGE/フリンジ』の製作総指揮者であるジェフ・ピンクナージョエル・ワイマンの話によると、この番組の将来はまだ不透明だそうです。

アメリカで2月24日に放送された最新エピソードの視聴者数は300万人強で、主要な放送局の中では最低でした。

にもかかわらず、フォックス・ネットワークは『フリンジ』の継続を検討中であり、来年15話からなるシーズン5が放送され、それが最終シーズンになるとの噂が広まっています。

そのことに関して、ピンクナーとワイマンの両氏は「最善の結果を期待している」と述べました。ワイマン氏は次のように語っています。

「継続するか、打ち切るかのニュースはみなさんと同じような方法で知ることになるでしょう。その件についてくよくよ悩むようなことはありません。なぜなら、それは私たちの力が及ぶことではないからです。私たちにできることは、一歩下がって仕事をすることだけです。仕事に没頭したら、心が安らかになります」。


■ワイマン:『フリンジ』の疑問には答えを出す(2012年2月4日)

TVシリーズ『FRINGE/フリンジ』のプロデューサーであるジョエル・ワイマンが「ドラマの中で提示される疑問には答えを出す」と述べました。

ワイマン氏は次のように述べています。

「疑問ばかり提示して後はほったらかしにし、一向に答えを出さないドラマがありますが、私たち自身、そんな番組に飽き飽きしています」。

「その点、私たちのドラマは計画的に作られていますので、疑問に答えを出すことができます。未解決の問題については、いずれ納得のいく結末をお届けするつもりです」。

2011年に放送されたシーズン3第19話『LSD』は部分的にアニメーションになっていましたが、その中で、飛行船・ツェッペリンに乗っていた謎の男がヒロインのオリビア(アナ・トーヴ)を殺す運命にあることが示唆されました。このことについて、ワイマン氏は次のように述べています。

「シーズン4では監視者に関する疑問をかなり明かす予定です。それと、ツェッペリンに乗っていた男についても、たくさんのことを理解できるでしょう」。

出典:TVライン


■ジョシュア・ジャクソン:『フリンジ』が打ち切られたら、がっかりするだろう(2012年1月27日)

『FRINGE/フリンジ』でピーターの役を演じているジョシュア・ジャクソンが、この番組の行方について希望を表明しました。

最近、フォックス・ネットワークの娯楽番組部の長であるケヴィン・ライリーは、『フリンジ』が赤字であることを明らかにしました。

それに対して、ジャクソン氏は次のように述べています。

「ケヴィンはとても正直だと思います。もし番組がお金を稼いでいないのだったら、その番組は打ち切られる運命にあります。その番組が『フリンジ』であろうが、『アメリカン・アイドル』であろうが、収入がなくなったら打ち切られるということです。それが芸能界の宿命です」。

「今年限りで打ち切られようが、来年フルシーズンを与えられようが、半シーズンに減らされようが、あと10年放映されようが、結局のところ重要なのは、あと何年続くのかということではありません。物語がちゃんとした結末を迎えるかどうかが重要なのです。何はさておき、僕は結末のことを心配しています」。

「何年もかけて視聴者に大がかりなドラマを提供したあとで、唐突に打ち切るのは許されることではありません。それは最低なことです。このドラマに出演して、とてもいい体験ができましたが、最後に結末を知ることなく終わってしまったら、ひどくがっかりするでしょう」。

現在、ワーナー・ブラザースとフォックス・ネットワークは『フリンジ』の放映権料を下げる方向で話し合いを進めているとのことです。もし新しい契約が成立すれば、ワーナー・ブラザースがフォックス・ネットワークに請求する一話あたりの放映権料は大幅に下げられるとのこと。

『フリンジ』の共同創案者であるJJエイブラムズは「今後も番組を続けられることを希望しています」と述べています。


■『フリンジ』打ち切りの危機?(2012年1月14日)

20世紀フォックス社のエンタテインメント部の最高責任者であるケヴィン・ライリーが、TVシリーズ『FRINGE/フリンジ』の将来に疑問を投げかけました。

1月上旬にロサンゼルスで開かれた「テレビ評論家協会」総会の席上で、ライリー氏は『フリンジ』が赤字であることを明らかにしました。

「私の声にためらいが感じられるのでしたら、それは『フリンジ』が高くつく番組だからです。でも、金曜夜の視聴率があの有様では、収入を挙げることはほとんど不可能です。我が社の務めはお金を失うことはではありません。今後も製作を続けるか、これで終わりにするか、判断しなくてはなりません」。

しかしながら、ライリー氏は個人的に『フリンジ』のファンだそうです。

「この番組はは私の誇りです。ファンのみなさんと情熱を共有しています。これまでフォックスはしばしばSF・ファンタジー系のドラマを途中で打ちきって、ファンの期待を裏切ってきましたが、『フリンジ』をシーズン4まで続けられたことに満足しています。『フリンジ』は金曜夜の我が社の株を大いに上げてくれました」。

一方、『フリンジ』の製作責任者であるジェフ・ピンクナージョエル・ワイマンは、「シーズン4の最終回をシリーズの最終回として終わらせる用意はあるか?」との質問に対して、次のように答えています。

「その質問は毎年のように受けますが、答えは常に同じです。最悪の場合……シーズン4が最終シーズンになるのだったら、テレビ以外のメディア(グラフィック小説やインターネットでの放送など)を使って物語を続けたいと思っています」。

そして『フリンジ』を創作したJJエイブラムズは次のように述べています。

「フォックスがだめなら、他の場所で物語を続けられることを祈っています」。


■ジョシュア・ジャクソン『フリンジ』の今後について(2012年1月14日)

『FRINGE/フリンジ』でピーター・ビショップの役を演じているジョシュア・ジャクソンが、20世紀フォックス社のエンタテインメント部の最高責任者であるケヴィン・ライリーのコメントに対して意見を述べました。

「テレビ評論家協会」総会の席上で、ライリー氏は『フリンジ』が赤字であることを暴露しました。それに対してジャクソン氏は次のように述べています。

「これで現状がハッキリしましたね。彼は慈善事業をしているわけではありません。もし番組が収入を挙げていないのだったら、打ち切るしかないでしょう」。

「ただし、脚本家が番組をきちんと終わらせるチャンスを与えられることを願っています。なぜなら『フリンジ』は連続ドラマだからです」。

ライリー氏自身、「シーズン4で終わるのだったら、満足のいく形で終わらせるつもりだ」と述べています。

「めそめそ愚痴をこぼしながら終えたくありません。最終段階でへまをしでかすことは避けたいです。もしこれが最終回になるのだったら、ちゃんと終わらせるつもりです」。


■『フリンジ』の悪役が復帰(2012年1月1日)

TVシリーズ『FRINGE/フリンジ』でピーターの役を演じているジョシュア・ジャクソンによると、シーズン1で死んだはずの悪役がシーズン4で復帰するとのことです。

シーズン1の最終回で、犯罪者のデイヴィッド・ロバート・ジョーンズは、パラレル・ユニバースに行こうとしましたが、ピーターに阻止され、ジョーンズは真っ二つに切断されて息絶えました。

しかし、ジョーンズを演じる俳優ジャレッド・ハリスの姿が、シーズン4の撮影現場で目撃されています。

このことについて、ジャクソン氏は次のように語っています。

「個人的な観点から言わせてもらえば、デイヴィッド・ロバート・ジョーンズが戻ってくるのは、すごくいいことだと思います。いうなれば、それはシーズン1に戻って、当時起こったことをすべておさらいすることに通じるからです。それに、ジャレッド・ハリスはすばらしい役者ですし」。

しかしながら、ジャクソン氏は悪役の復帰について詳細は述べたくないとのこと。

「どのようにして戻ってくるかはお話したくありません。なぜなら、初めからご覧になっている方にとって、それは非常に満足のいく明かしだからです」。

一方、ハリス氏は次のように語っています。

「フリンジのエピソードはすべて見ました。大好きな番組なので、復帰は大歓迎です」。

出典:TVライン


■『フリンジ』の将来は不透明(2011年12月10日)

アメリカのTVシリーズ『FRINGE/フリンジ』の将来について、ワーナー・ブラザーズの社長であるピーター・ロスが、「この番組の将来に関する決断はまだ下されていない」と語りました。

この番組はシーズン4が始まって以来、視聴率が落ち、最近放送された回では視聴者数が300万人を割りました。ロス氏はこの件に関して次のように述べています。

「この番組は金曜日の夜に放送されています。視聴者は金曜夜に放送される番組を録画する傾向が高い。録画する人の数を加えると視聴率は40%〜63%も跳ね上がります。この数字がよければ、今後も続けていけるかもしれません」。

一方、このドラマに主演しているアナ・トーヴは次のように語っています。

「視聴率に関するニュースはいやでも耳に飛び込んできますが、私は軽く受け流すようにしています。それは私の仕事ではありませんから。最近ではデジタル・ビデオ・レコーダーに録画して、放送後3日以内に視聴する人々の数も考慮されるようになりました。それで少しは状況が変わったのではないかと思います」。

出典:TVライン


■『フリンジ』のセス・ゲーブル:二人のリンカーンが鉢合わせしたら?(2011年11月26日)

『FRINGE/フリンジ』にレギュラー出演しているセス・ゲーブルは、「こちらの世界」のリンカーン・リーと、「あちらの世界(パラレル・ユニバース)」のリンカーン・リーを一人二役で演じています。こちらのリンカーンは内気でおたくっぽいのに対して、あちらのリンカーンは派手で積極的。正反対の性格です。

このことについて、同氏は次のように語っています。

「こちらのリンカーンとあちらのリンカーンが出会う機会があるかどうか知りませんが、私はそうなればいいと思っています。二人が鉢合わせするのは論理的な展開のように思えます」。

「私が関心を持っているのは、二人が対抗的な関係になるのか、それとも仲良しになるのかということです」。

ゲーブル氏の話によると、通常『フリンジ』の脚本家は出演者に今後の展開を明かさないそうです。

「出演者は成り行きを見守るしかありません。今後の展開について噂を耳にすることはありますが、それを確証しようとすると、偽の情報であることが判明するんです。そんなことが重なるうちに、禅的な態度をとるようになりました」。


■トーヴ:『フリンジ』は5年で十分(2011年11月19日)

『FRINGE/フリンジ』の主演者であるアナ・トーヴが「この番組は5年で終了すべき」と述べました。彼女は次のように語っています。

「最近、この番組の関係者が、JJエイブラムズ(シリーズの共同創案者)の発言を引き合いに出し、『フリンジ』は4〜5年続けば十分だと言っていますが、私も彼の意見に同感です」。

「犯罪捜査に関するドラマだったら、いつまでも続けていいと思います。なぜならその種のドラマは一話完結方式だからです。それだったらドラマを延々と続けていっても構わないと思うのです。でも、私たちの場合、一つのストーリーをじっくり語る大河ドラマ形式になっています。シリーズがへとへとになるまで続けるのは私の本望ではありません」。

また、彼女はスピンオフ映画の製作にも疑問を投げかけました。彼女は『フリンジ』が映画向けの作品ではないと感じているようです。

「筋が非常に込み入ってきています。映画化しても、いい作品にはならないと思います」。

一方、このドラマでウォルター・ビショップを演じているジョン・ノーブルも彼女に同意し、次のように述べています。

「このシリーズが10年続くことはないと思います。出演者たちは6年契約を結んでいますが、その前に終わってもおかしくありません。シーズン5で打ち切られても驚かないでしょう。フォックスとワーナー・ブラザーズが『フリンジ』に大満足していることを知っています。シーズン4が終わった後で、フォックス・ネットワークがもう一年番組を更新したら、すばらしい最終シーズンを迎えられるでしょう」。


■『フリンジ』に第三の敵が出現?(2011年11月6日)

『FRINGE/フリンジ』でアストリッドの役を演じているジェシカ・ニコールが、シーズン4の展開に関してヒントをほのめかしました。

現在アメリカで放送中のシーズン4で、二つのパラレル・ユニバース(私たちの住む世界ともう一つの世界)は不安定な同盟関係を結んでいますが、ニコールさんの話によると、「外的なフォース」が二つの世界を脅かすようになるとのこと。

ニコールさんは次のように語っています。

「第三のフォースが存在する可能性があります。そのフォースは二つの世界と無関係なのですが、にもかかわらず二つの世界に影響をおよぼしています。ですから、二つの世界は力を合わさざるを得なくなります。さもないと、とんでもない事態になってしまいます」。

その謎に満ちた第三のフォースは『フリンジ』を初めから見続けている人にとって、おなじみの存在とのことです。

「過去に現れた人が戻ってきます」とニコールさんは述べています。

出典:TVライン


■『フリンジ』の監視者が『パーソン・オブ・インタレスト』にゲスト出演(2011年10月29日)

アメリカのCBSネットワークで放送されている新番組『パーソン・オブ・インタレスト』に、『FRINGE/フリンジ』の監視者役でおなじみのマイケル・サーヴァリスがゲスト出演することになりました。

『パーソン・オブ・インタレスト』は、マイケル・エマーソン演じる謎の資産家が、先進のコンピューターを使って未来に起こる犯罪の犠牲者または加害者を予想し、ジム・キャヴィーゼル演じるヒーローがその犯罪を防ごうとする物語。キャヴィーゼル氏は、タイムトラベル映画『オーロラの彼方へ』や『デジャヴ』で有名なスターです。

「監視者」役でおなじみのサーヴァリス氏は、『パーソン・オブ・インタレスト』で、ギャング団のリーダー・ジャレク・コスカの役を演じます。

極めて頭のキレるコスカは自分のことを起業家とみなしていますが、問題を解決するためだったら暴力に訴えることを厭(いと)いません。はげ頭で、眉毛がなく、感情の起伏を見せない監視者とは打って変わった役どころになりそうです。

また、『LOST』のウィドモア役でおなじみの俳優・アラン・デールも『パーソン・オブ・インタレスト』に出演することが決まっています。彼はドイツの秘密警察の元メンバーを演じます。


■トーヴ:『フリンジ』の視聴率は気にしない(2011年10月22日)

『FRINGE/フリンジ』で主役を演じているアナ・トーヴが「番組の視聴率は気にしない」と語りました。

『フリンジ』は現在アメリカでシーズン4が放送中ですが、今シーズンに入ってから視聴率は下降気味です。最近放送されたエピソードの視聴者数は310万人で、底をつきました。

トーヴさんは次のように語っています。

「いやでも視聴率のことが耳に入ってきますが、私は気にしないようにしています。それは私の仕事ではありませんから」。

「視聴率の測定方法には並々ならない関心を持っています。なぜって、私は生まれてこの方、ニールセンのブラック・ボックス(視聴率を計測する装置)を持っている人に出会ったことがないからです。実際にこの装置を持っている人に会ってみたいものです」。

「ただ、最近はDVR(デジタル・ビデオテープ・レコーダー)の録画が視聴率の計測に取り入れられるようになりました。番組を録画して、3日以内に見た場合、それが視聴率に計上されるようになったんです。なので、少しは事情が変わったかもしれませんね」。


■『フリンジ』シーズン4開幕(2011年9月24日)

『FRINGE/フリンジ』シーズン4はアメリカで9月23日に幕を開けますが、今季からリンカーン・リー役のセス・ゲーブルがレギュラー出演者になります。

セス・ゲーブルは、FBIエージェントのリンカーン・リー役で、シーズン3で初めて登場、その後ときどき顔を見せていましたが、シーズン4からレギュラー出演者に格上げされました。このことについて、彼は次のように述べています。

「素人の観点から状況を見ることも時には重要です。このドラマはクレージーで超現実的な科学の世界にどっぷり浸かっているので、ときどき誰かがそこに入って、それがありふれた体験でないことを思い出させてあげる必要があります」。

「関係者が突拍子もない世界にいることを誰かが思い出させる必要があります。さもないと感覚が麻痺してしまいます。しばらくの間、リンカーンがその役を務めることになると思います」。

シーズン3では、「こちらの世界」のリンカーンと「あちらの世界」のリンカーンが登場しました。ふたりのリンカーンは外見や性格がかなり違っていますが、シーズン4では「こちらの世界」のリンカーンの出番が多いとのこと。

「『こちらの世界』のリンカーンは自分のパワーをまだよく理解していないし、自分自身を信じてもいません。科学的・戦略的な問題を解決する腕前にかけては、ある程度の自信を持っているものの、身体面の自信に関する限り、彼はまだ自信を見出していません」。

出典:ロサンゼルス・タイムズ


■ジョシュア・ジャクソンがコミック作家としてデビュー(2011年9月24日)

『FRINGE/フリンジ』でピーター・ビショップの役を演じているジョシュア・ジャクソンがコミック作家としてデビューしました。

ジャクソン氏は、DCコミックスのデジタル漫画書店(英語)で、『ビオンド・ザ・フリンジ』というシリーズの連載を始めました。その第1章が9月22日に発売になりました。

このシリーズは全14章からなり、各章は2週間ごとにリリースされます。

ストーリーは「A」と「B」の二つの部門に分かれており、「A」はTVドラマを継承したストーリーが展開します。「B」では「もし〜だったらどうなるか」という疑問に取り組みます。

第1章は「A」で、シーズン3の終わりのほうの場面からスタートします。悲惨な未来を変えるために、ピーターは恐竜時代にタイムトラベルし、そこから様々な時間・場所にジャンプします。西暦900年の京都にタイムトラベルする場面もあります(1コマだけですが)。


■『フリンジ』のポスターが公開(2011年9月9日)

アメリカで9月23日から放送が始まる『FRINGE/フリンジ』シーズン4のポスターが公開されました。

『フリンジ』のプロデューサーであるジェフ・ピンクナーは、次のように語り、新シーズンについてヒントを漏らしました。

「ネタバレをしないように気をつけながら話しますが、我々関係者は、新シーズンで起こることについて、かなりエキサイトしています。我々が気に入っているキャラクターが戻ってくることになっています」。

ピンクナー氏の言った「お気に入り」の一人はFBIエージェントのリンカーン・リー(セス・ゲイブル)だと思われます。シーズン3が終わった直後に、彼がレギュラー出演者として戻ってくることが確認されました。

『フリンジ』は、一話完結型のドラマではなく、シリーズ全体を貫くストーリーを重視した続きものなので、第一回から見ていないと理解しづらいものがあります。今季の『フリンジ』では、前シーズンを見損ねた視聴者を引き込むための方策がとられるとのことです。

「多くの人々からこんなことを言われました。『宣伝用ビデオを見て気に入ったので、なんとか時間を作って見てみようと思います』と。でも、一部の人は忙しくて、これまでのエピソードをすべて見られないかもしれません。そこで我々はシーズン4を新番組のような感じにしました。これは前シーズンを見損なった人が入ってきやすいようにするための処置です」。

シーズン3のフィナーレで起こったショッキングなできごとについて、ピンクナー氏は次のように述べています。

「視聴者がシーズン3フィナーレ以降の展開を気に入ることに自信を持っています。『フリンジ』のファンが頭がいいので、理解できるはずです。失望しないと思います」。


■『フリンジ』シーズン4はどんな展開に?(2011年8月26日)

ネタバレ警告! この記事では『フリンジ』シーズン3の結末が明かされていますので、ご了承ください。

フォックス・ネットワークが、アメリカで9月23日に幕を開ける『FRINGE/フリンジ』シーズン4の短い予告編を発表しました。

この予告編では「ピーター・ビショップはどこに行った?」という疑問に焦点が絞られています。

シーズン3の終わりで、ピーター(ジョシュア・ジャクソン)はタイム・パラドックスに捕らわれ、歴史から抹消されました。肉体的に消滅したのみならず、彼に関する記憶や、彼が関係者に及ぼした影響までもが消されてしまったのです。

上のプロモーション・ビデオで、オリヴィア(アナ・トーヴ)は正体不明の相手に「自分の人生にある空白」について次のように語っています。

「みんな自分の孤独を見て見ないふりをすることに慣れてしまうものですよね。そしてある日、孤独感を思い出させる出来事が起こります。私の人生には空白があります。それは物心ついてから、ずっとそこにあります」。

一方、ジョシュア・ジャクソンの話によると、来るシーズン4では、彼の出番が少なくなるそうです。彼は次のように語っています。

「このドラマは俳優中心というより、登場人物を中心にして動くドラマです。プロデューサーが私の出演を望んでいることは承知していますが、同時にプロデューサーはドラマをもっとも効果的な形で語る方法を模索しているんです」。

「3人の主役のうち1人を除外するのは極めて異例なことです。ネットワークTVは出演者を中心にして成り立っている感があるので、なおさらのことです。これはとても型破りな動きなので、関係者はかなり神経質になっています」。

ジャクソンさんは、シーズン3最後のショッキングな展開について、次のように述べています。

「シーズン3の最後の場面はとても衝撃的でした。なので、もし脚本家がシーズン4の最初でお茶を濁してなあなあにしたら、視聴者はだまされたような気分になるでしょう。あれだけ大胆なことをしておいて、その後のエピソードでそのことをフォローしなかったら、視聴者はがっかりするはず」。


■『フリンジ』プロデューサー:結末は決まっている(2011年8月20日)

『FRINGE/フリンジ』の製作責任者であるジェフ・ピンクナーとジョエル・ワイマンによると、二人はこのドラマがどんな結末を迎えることになるか、わかっているとのことです。

ピンクナーさんは次のように述べています。

「我々だってファンのはしくれです。ですから、ドラマの視聴に時間を投資した末に、『え? これで終わりなの? そりゃないだろ!』というような最終回を迎えることが、どういう感じなのか、わかっています。『フリンジ』の創案者はそんな結末を意図していません」。

共同プロデューサーのワイマンさんは「万が一打ち切られたら、別の形で物語を終わらせる」と冗談交じりに語っています。

「最悪の事態になり、手のほどこしようがなかったら……コミック本で物語を終わらせるつもりです。あるいは指人形を上演するのも一つの手ですね。でも、視聴者を満足させるだけのストーリーを語り切れることに自信を持っています」。


■トーヴ「Xファイルと比較されることは気にしない」(2011年7月10日)

『FRINGE/フリンジ』で主役のオリヴィア・ダナムを演じているアナ・トーヴが、『フリンジ』と『Xファイル』が比較されることについて、次のように語りました。

「人々が『フリンジ』と『Xファイル』を比較するたびに、すごく名誉なことだと感じます。なぜって『Xファイル』はすばらしい番組でしたから。でも両者はまったく異質です。『フリンジ』の製作者は常にこう主張しています。『超常現象やエイリアンは扱わない』と。『フリンジ』で扱う話題はすべて科学が元になっています。ただし、それはフリンジ・サイエンス(非主流派の科学)ですが……」

元々『フリンジ』はJJエイブラムズが作ったドラマですが、その後、製作はジェフ・ピンクナーとジョエル・ワイマンに譲渡されています。トーヴさんはこのことについて次のように述べています。

「製作者が変わることによって、番組の感性も変わったように思います。それでも、依然としてJJエイブラムズ的な要素が残っていることは明らかです」


■『フリンジ』に3番目のパラレル・ユニバースが導入?(2011年7月2日)

TVシリーズ『FRINGE/フリンジ』でウォルター・ビショップを演じているジョン・ノーブルが、将来的に3番目のパラレル・ユニバースが導入される可能性をにおわせました。

シーズン3までの時点で、『フリンジ』ではふたつのパラレル・ユニバースが舞台になっていますが、ノーブルさんは新しい「外部的な脅威」が導入される可能性について、次のように述べています。

「3番目のユニバースの可能性はあると思います。もっとも、来るシーズン4でそれが実現することはないでしょうが……。一部の視聴者がこんな意見を述べているのを耳にしました。『ふたつのユニバースを救うためには、外部的な脅威が起こればいい。そうすればふたつの世界の人々は団結するだろう』と。ファンからこの意見を聞き、なるなどと思いました。ふたつのユニバースを団結させるためにはどうしたらいいでしょう? 突如として外部的な脅威が起こればいいのです。そんな展開になることを望んでいます」


■『フリンジ』がサターン賞を3部門で受賞(2011年7月2日)

第37回サターン賞の授賞式がアメリカ・カリフォルニア州のバーバンク市で6月23日に開かれました。サターン賞は優れたSF・ファンタジー・ホラー系の作品に授与される賞で、非営利団体によって1972年から毎年授賞式が開かれています。

今回の受賞者は2010年に公開された作品を対象にしていますが、テレビ部門では『フリンジ』が以下の3部門で受賞しました。

■最優秀ネットワークシリーズ:フリンジ

■最優秀TVドラマ女優:アナ・トーヴ

■最優秀助演男優:ジョン・ノーブル


■アナ・トーヴ:『フリンジ』最終回はすでに書かれている(2011年6月18日)

『FRINGE/フリンジ』のスターであるアナ・トーヴによると、このドラマの最終的な結末はすでに決まっているとのことです。

「最終回の脚本はすでに執筆済みと聞いています。脚本家たちは最終回がどんな展開を見せるのか知っているということです。でも、いつ最終回を迎えるのか、ということについてはまだわかりません。」

しかしながら、トーヴさんによると、脚本家たちは単に物語の骨格を書き出しただけであって、最終回の内容が変わる可能性はある、とのことです。

「今後の動向については、視聴者と製作者と出演者との関係次第でしょうね。概要がすでに用意されているのはいいことですが、三者の間で、何がうまくいって、何がうまくいかないのか、ということが結末に影響を及ぼすかもしれません。」

トーヴさん自身は、シリーズがどんな結末を迎えるのか、何も知らないとのことです。

「当初は結末を知りたいと思っていましたが、今となっては知らないでいるほうがいいと思っています。これが映画や演劇だったら、結末を知りたいところですが、テレビドラマにはもっと柔軟性があります。それはそれでいいことだと思います。」

ちなみに、『フリンジ』の製作責任者は7年計画を立てているそうです。


■『フリンジ』のキャストがファンに感謝(2011年5月14日)

『FRINGE/フリンジ』のキャストが「シーズン4の製作が決まったのはファンのみなさんのおかげです」とビデオでお礼を述べました。

■ジョン・ノーブル(ウォルター・ビショップ役)
『フリンジ』の放送枠は3年の間にあちらこちらに移動しましたが、そうこうしている内にすばらしいことが起こりました。ファンのみなさんが絶大な支援を提供してくれるようになったのです。なぜ我々がそのことを知っているかというと、インターネットでファンのブログや投稿に目を通しているからです。誰かが説を述べ、それに対して賛成派と反対派が現れたりして、活発な意見交換がおこなわれています。『フリンジ』が金曜日の夜に移されたとき、私たちはファンのみなさんについてくるようお願いしました。みなさんが引き続き視聴してくださったおかげで、シーズン4が製作されることになりました。もしみなさんのご支援がなかったら、番組は打ち切られていたでしょう。なんとすばらしいことでしょう。本当にありがとうございます。

■アナ・トーヴ(オリヴィア・ダナム役)
この番組を見てくださっているみなさん、ありがとうございます。シーズン4が製作されることになって、本当にうれしいです。みなさんのご支援がなかったら番組の継続は叶わなかったでしょう。これからストーリーがどんなクレージーな展開を見せるかわかりませんが(笑)、引き続きご覧ください。

■ジェシカ・ニコール(アストリッド役)
この番組を第1回から見てくださっているみなさん、そして途中からご覧いただいているみなさん、ご支援と激励に心から感謝しています。シーズン4が製作されることになったのも、ひとえにみなさんのおかげです。ありがとう。

■ブレア・ブラウン(ニーナ・シャープ役)
スタッフ一同、みなさんに心から感謝しています。番組に対するみなさんの熱意やコメントのおかげで、より良質で、よりスマートな番組を作ることができます。私たちは、視聴者を驚かせ、喜ばせ、怖がらせ、考えさせるドラマを作ることに責任を感じています。それもみなさんがいらっしゃればこそです。

■ランス・レディック(フィリップ・ブロイルズ役)
感謝の気持ちをどのようにお伝えしたらいいのかわかりません。とかく、この種の番組では、「ファンが私たちを必要としている」とみなされる傾向がありますが、実のところ、ファンのみなさんがいなかったら、私は道路工事とか、まったく別のことをしていたでしょう。ですから、マジで、ありがとう。

■ジョシュア・ジャクソン(ピーター・ビショップ役)
シーズン4を終えるにあたり、みなさんにお伝えしたいメッセージはひとつしかありません。それは……えっ? シーズン3が終わったところだって? 僕は未来にいるんだよ(笑)。

関係者一同、みなさんに心から感謝しています。150人のスタッフは、仕事を続けられるので、本当に喜んでいます。新シーズンの製作が決まったのは、みなさんがテレビ局にうるさくせっついてくれたおかげです。


■『フリンジ』の主要キャラクターが死ぬ(2011年5月8日)

『FRINGE/フリンジ』の製作責任者であるジェフ・ピンクナーによると、シーズン3の最終回で、ファンが深い愛着を持っている重要な登場人物が死ぬとのことです。

共同プロデューサーのジョエル・ワイマンは、この件について、次のように述べています。

「フリンジでは視聴者が予期していないことをするのを常としています。ある登場人物が死ぬくだりについては、効果的で、説明を要しないでしょう。ネタをばらさないためには、この程度のことしか申し上げられません」。

ピンクナーさんは、シーズン3最終回の展開が「予想もつかないものである」と述べました。

「最終回は、とてもかっこいい形で、シーズン3のストーリーを再構成します。面白くて、娯楽性に富み、衝撃的な内容です」。

しかしながら、ピンクナーさんは、3番目のパラレル・ユニバースが導入される可能性を否定しました。

「3番目のユニバースは導入しません。ふたつのユニバースに関するストーリーがまだたっぷり残っていますから。将来、ある時点で3番目のユニバースを取り入れるかもしれませんが、まだその機は熟していません」。


■トーヴ:『フリンジ』フィナーレに言葉を失った(2011年4月19日)

現在アメリカで放映されている『FRINGE/フリンジ』シーズン3は間もなく最終回を迎えますが、主役のオリヴィアを演じているアナ・トーヴがフィナーレの内容について次のように語りました。

「とてもキビキビしています。すごく速いテンポで進行していくんです。内容がとても濃いですね。だから私はこのドラマを気に入っているんです。製作者はエレガントなやり方で視聴者に先を読まれない術をわきまえています。だから、1エピソードたりとも見逃せません。なぜって、常に情報が漏らされているからです。そして突然、バン、バン、バンと、次々に意外な事実が明らかになります。ドラマのペースが一定に保たれていないのはいいことだと思います。なぜなら、静かな雰囲気に慣れて視聴者が油断したところで、急展開し、ショックを与えるからです」。

シーズン2のフィナーレとシーズン3のフィナーレを比較するよう頼まれたトーヴさんは次のように答えています。

「同じくらいビッグです。シーズン3の最終回が信じられませんでした。言葉を失いました。プロデューサーのジェフ・ピンクナーとジョエル・ワイマンに電話を入れ、『信じられない! これは一体どういうことなの?』と聞いたほどなんです」。

出典:ニューヨーク・ポスト


■『フリンジ』は一周して元の位置に戻ってくる(2011年4月19日)

『FRINGE/フリンジ』のプロデューサーによると、シーズン3フィナーレは視聴者を驚かせるとのこと。

プロデューサーのひとりであるジョエル・ワイマンは次のように述べています。

「シーズン3は自己実現がテーマで、それぞれの登場人物が自分という人間を受け入れるようになりました。シーズン4はまったく違うテーマになります。なぜなら、シーズン3の終わりで、まったく新しい方向性が明らかになるからです」。

ワイマンさんは更に次のように語っています。

「フリンジのファンサイトで様々な仮説が論じられていますが、いずれも我々が用意した結末からは大きくはずれています。我々の思惑通りです」。

一方、もうひとりのプロデューサーであるジェフ・ピンクナーによると、『私たちが死んだ日』と題された最終回のエピソードは、シーズン3の初期のエピソードにつながっているとのこと。

「各シーズンは小説の章のように構想されています。シーズン3は一周して元の位置に戻ってきます。視聴者は、シーズン3の最後の場面を見たあとで、最初の回に戻り、今季に起こったすべてのできごとを新しい視点から見直したくなるのではないかと思います」。


■ジャクソン:ファンが『フリンジ』を救った(2011年4月16日)

『FRINGE/フリンジ』でピーター・ビショップを演じているジョシュア・ジャクソンが「ファンのおかげで番組の継続が決まった」と語りました。

去る3月、アメリカで『フリンジ』を放送しているフォックス・ネットワークは、シーズン4の製作を決定、22本のエピソードが発注されました。

E!(アメリカのケーブルTVネットワーク)で、チェルシー・レイトリーが司会するトークショーに出演したジャクソンさんは「ファンが番組を救ってくれた」と述べました。

シーズン4の製作が決まる前に、『フリンジ』のファンは、番組の継続をフォックスにアピールするため、レッド・ヴァイン(カリフォルニアで作られている赤色のキャンディで、ウォルター・ビショップの好物)を送るキャンペーンを展開したのですが、ジャクソンさんはこのキャンペーンが功を奏したと述べています。

「ファンがフォックスにレッド・ヴァインを送るキャンペーンを大々的におこなったんだ。番組を見ている人はわかっていると思うけれど、このキャンディはウォルターの好物なんだよ。このキャンペーンが有利に働いたのだと思う」。

その後、彼は冗談交じりにこう付け加えました。

「俳優の演技は関係ないと思う。すべてレッド・ヴァインのおかげです」。


■『フリンジ』シーズン4製作が決定(2011年3月25日)

アメリカのフォックス・ネットワークが『FRINGE/フリンジ』シーズン4の製作を決定しました。

しかも、フルシーズン22回のエピソード製作が発注されました。SFファンタジー系のドラマは視聴率が不安定なので、アメリカのテレビ局がこの種の番組を更新するときは、慎重を期すため、半シーズン分のエピソードを発注するのが一般的です。今回、フォックスがフルシーズンの更新を決定したのは、同局がこのドラマを信頼していることの表れだといえるでしょう。

フォックスのエンタテインメント部の長であるケヴィン・ライリーは次のように述べて、同シリーズを称賛しています。

「すばらしい番組です。もし打ち切られたら、私は心が引き裂かれるような思いをするでしょう。」

一方、プロデューサーのジョエル・ワイマンは、ソーシャル・ネットワークのサイトに次のような記事を投稿し、更新の喜びを分かち合いました。

「フリンジの継続が決まりました!!!! ファンのみなさん、ありがとう!」

一方、もうひとりのプロデューサーであるジェフ・ピンクナーは、ツイッターに次のような記事を投稿しました。

「やったー!! シーズン4。ひとりひとりのみなさんに名指しで感謝したいところですが、一記事につき140字に限られているので、ひとりひとりに感謝していたら電話線が破裂してしまいます!! みなさんのご支援に感謝します! 本当にみなさんは世界で最高のファンです。」

更にピンクナーさんはシーズン3最終回を見逃さないよう、ファンに訴えました。

「シーズン4ではすごいストーリーを用意しています。シーズン3のフィナーレは言うに及びません。これまでのうちで最もクレージーなフィナーレになるでしょう!」


■『フリンジ』シーズン3フィナーレはどんな展開に?(2011年3月11日)

『FRINGE/フリンジ』の製作責任者であるジェフ・ピンクナーによると、シーズン3のフィナーレは、「キャラクターにとっても、視聴者にとっても、まったく予期せぬ展開になるだろう」とのこと。

ピンクナー談:「おごり高ぶるつもりは毛頭ないのですが、シーズン3はかなり強力なスタートを切ったと思います。その後の調子も上々です。これから展開するストーリーは、とても面白くて、エキサイティングなものです。」

「私にとって、『驚き』は、ストーリーを語る絶好の手段なのです。でも、時によっては、視聴者が予想していることを予期せぬ形で提供するほうが、より大きな満足感をもたらすことがあります。一視聴者の立場からすると、私は、自分が気に入っている物語の先を読むことが大好きです。ハマっているからこそ先を読もうとするのだと思います。」

最近、アメリカで『フリンジ』の視聴率が下がったので、打ち切りの可能性が憂慮されていますが、ピンクナーさんによると、製作チームは依然として将来のシーズンに向けて計画を立てているとのこと。

「我々は6〜8シーズン分の素材を用意してあります。これらの素材は全体のストーリーを語るために必要ではありませんが、全体のストーリーを高める章のようなものだとみなしています。完全なストーリーを語るための時間をネットワークが与えてくれることを祈っています。」

出典:ニューヨーク・ポスト


■『フリンジ』:アナ・トーヴが一人三役?(2011年3月6日)

『フリンジ』のプロデューサーであるジェフ・ピンクナーによると、もうじきアナ・トーヴは同ドラマで別の登場人物を演じるかもしれないとのこと。

現在トーヴさんは同ドラマで一人二役を演じていますが、ピンクナーさんはツイッターに次のような記事を投稿しています。

「アナはもうじき別の登場人物を演じます。」

この記事に対して、ファンが「彼女は3人目のオリヴィアを演じるのですか?」と質問したところ、ピンクナーさんは「必ずしもそうとは限りません。まったく違う役になるでしょう」と答えています。

また、同氏はツイッターでアナ・トーヴの演技を絶賛しています。

「私たちは彼女の演技について、ぜんぜん指示を与えませんでした。あの演技はすべて彼女の発案によるものなのです。」


■『フリンジ』:サム・ワイスの正体が明らかに(2011年2月27日)

『FRINGE/フリンジ』の製作責任者であるジョエル・ワイマンによると、サム・ワイス(ケヴィン・コリガン)のキャラクターがシーズン3で復帰するとのこと。

このキャラクターはシーズン2の初めのほうのエピソードに登場し、オリヴィア(アナ・トーヴ)のリハビリを助けました。ワイマンさんの話によると、謎に満ちたボーリング場のオーナーの身元が明らかにされるそうです。

ワイマン談:「サムは多くの謎を秘めたキャラクターです。間もなく彼の動機が明らかになり、彼をよりよく理解できるようになるでしょう。私たちは答えを隠し続けるようなまねをしません。そうすることはみんなをイライラさせるだけですから。彼の本性はみなさんが予想もしていないようなものだと思います。」

そしてワイマンさんは笑いながらこう付け加えました。

「ワイスを信じないように。」


■ジャクソンが「フリンジを救うために協力を」とファンにアピール(2011年2月23日)

『FRINGE/フリンジ』でピーター・ビショップを演じているジョシュア・ジャクソンが、「番組の打ち切りを防ぐために協力してほしい」とファンに呼びかけました。

同番組は現在アメリカでシーズン3が放送されていますが、今年に入ってから、テレビ番組にとって不利とみなされている金曜日の夜に移されました。移されてから最初の回の視聴者数は480万人と健闘したものの、その後の回の視聴者数は史上最低の374万人に落ち込みました。ジャクソンさんは次のように述べて、ファンに協力を訴えました。

「私は概して物事を前向きに考えるタイプですが、今回はファンのみなさんに訴えなければなりません。金曜日に移されてから最初の回は好調でしたが、その次の回は視聴率の面で不調でした。」

「次のシーズンも見たいのだったら、ファンのみなさんが番組を視聴し、『フリンジを救え』キャンペーンを始めて、番組を支持していることを表明していただかなければなりません。」

出典:エンタテインメント・ウィークリー


■『フリンジ』打ち切りの心配はなし?(2011年2月19日)

『FRINGE/フリンジ』の製作責任者が「視聴率の低下は気にしていない」と述べました。

同シリーズは現在アメリカでシーズン3が放映中ですが、今年に入ってから、放送日が従来の木曜日から金曜日に移され、視聴率が少し下がりました。金曜日の夜に人々は外出し、テレビを見ない傾向が高いので、金曜日はテレビ番組にとって不利な曜日だとみなされています。しかし、製作責任者のジェフ・ピンクナーと、JHワイマンは、視聴率の低下を気にしていないと述べています。

ピンクナー談:「視聴率を気にして不眠症になるようなことはありません。なぜなら、この件に関して我々にできることはひとつしかないからです。それは、質の高い番組を作り、ファンのみなさんが引き続き視聴してくれることを願うことです。」

「今までのところ、ファンは引き続き視聴してくれているので、ありがたく思っています。私たちからファンのみなさんにお伝えしたいメッセージは次のとおりです。視聴率についてやきもきしないでください。心配せずに番組を見て、物語を楽しんでください。」

ワイマン談:「人々が神経質になっているのはわかりますが、私たちはファンやマスコミからたくさんのご支援を受けています。それは建設的なことです。金曜日を有利に働かせることはことは可能です。」

ワイマンさんの話では、同氏とピンクナーさんがシーズン3の最終回について話し合っている際、放送局のフォックス・ネットワークから「打ち切りの可能性を考慮に入れないように」との指示を受けたそうです。


■フォックス社長は『フリンジ』の視聴率に満足(2011年2月19日)

フォックス・エンターテインメントの社長であるケヴィン・レイリーが『フリンジ』の視聴率に満足していると述べました。

同番組は、今年に入ってから、テレビ番組にとって不利とみなされている金曜日の夜に移されたので、シーズン3を限りに打ち切られる可能性が憂慮されていました。

しかしながら、レイリーさんは次のように述べて、打ち切りを否定しています。

「視聴率にとても満足しています。この視聴率は、SF/ホラー/ファンタジー系ドラマのファンが良質な番組に対して強い忠誠心を持っていることを示しています。視聴者のみなさんに対して感謝の気持ちでいっぱいなので、みなさんと握手したいほどです。我が社ではこの番組を熱烈に支持しています。」

出典:エンタテインメント・ウィークリー


■ジェシカ・ニコールが『フリンジ』の今後の展開について語る(2011年2月11日)

『FRINGE/フリンジ』で実験室の助手・アストリッドを演じているジェシカ・ニコールが、同ドラマの今後の展開について語りました。

ニコールさんの話によると、パラレルワールドの住人が我々の住む世界に忍びこんでくるとのこと。

「パラレルワールドの人たちが私たちの世界に初めて忍びこんでくるようになります。これまでは我々があちら側の世界に侵入しましたが、もうじきそれとは逆の状況になるわけです。キリがないですよね。パラレルワールドの数には限りがないでしょうから」

『フリンジ』のエピソードに毎回必ず顔を見せることで話題になっている監視者は、時の流れを超えるパワーを持っていますが、ニコールさんの推測によると、同ドラマは、今後、タイムトラベルについてより詳しく検証することになるかもしれないとのことです。

「すでに亡くなった人が過去から現代にやってきたらどうなるでしょう? 今後のエピソードでこの問題が取り上げられるかもしれません。確かなことは言えないのですが……」

出典:ニューヨーク・ポスト


■ジョン・ノーブル:「クリストファー・ロイドとの共演を楽しんだ」(2011年1月30日)

『FRINGE/フリンジ』で変人の天才科学者、ウォルター・ビショップを演じているジョン・ノーブルが、「クリストファー・ロイドとの共演を楽しんだ」と語りました。

ロイドさんは、1月21日にアメリカで放送された『フリンジ』第10回のエピソード『ファイアーフライ(ホタル)』で、ウォルターが気に入っている70年代のバンドのキーボード奏者・ロスコウ・ジョイスを演じました。ノーブルさんは今回の共演について次のように語っています。

「セットに到着した時点から、本能的にお互いを理解できたように思います。このシリーズの撮影に関して、今まで最も楽しかったことは、クリス・ロイドとの共演でした。なぜなら、ふたりのクレージーな老人が、互いに意思を通わせようとして、必死に努力したからです。」


■JJエイブラムズ:「『フリンジ』シーズン3の後半はショッキングで面白い」(2011年1月22日)

『FRINGE/フリンジ』の共同クリエイターであるJJエイブラムズによると、同ドラマのシーズン3の後半は「ショッキングで面白い」とのことです。

彼の話では、今までに放送された数々のドラマの要素が、シーズン3後半のエピソードで引き合いに出されるとのこと。

「これまでに起こったできごとが、あっと驚くような、予期せぬ形で再登場します。また、シーズン3では、ふたつのユニバース(我々の住む世界とパラレル・ユニバース)間の戦いが続行します。息もつかせぬドラマと、サスペンスと、ロマンスが展開します。」

このドラマは、アメリカで、これまで木曜日の夜に放送されていましたが、1月21日放送分から金曜日の夜に移されました。このことについて、エイブラムズさんは次のように述べています。

「放送局のフォックス・ネットワークは、これまでよりも大胆で異様なことをさせてくれるようになりました。それも放送日が金曜日に移されたからなのでしょう。本当に信じられないような展開になります。早く視聴者のみなさんに見てもらいたいです。」

また、エイブラムズさんは、『フリンジ』がシーズン3でひとつの頂点に達したと語っています。

「シーズン1が放送されていたころ、共同プロデューサーのアレックス・カーツマン、ロベルト・オーチ、ジェフ・ピンクナー、ジョエル・ワイマン、そして私は、『フリンジ』が、シーズン3のような展開になることを夢見ていました。今、ストーリーは波に乗りまくっているので、とてもエキサイティングです。」

出典:ロサンゼルス・タイムズ


■『フリンジ』の特製レコードがひそかに販売(2011年1月8日)

『FRINGE/フリンジ』シーズン3第10回のエピソードでは、ウォルター・ビショップ(ジョン・ノーブル)がアイドルとして崇拝するミュージシャン、ロスコー・ジョイス(クリストファー・ロイド)が登場します。ジョイスは70年代の架空のバンド「バイオレット・セダン・チェア」のキーボード奏者だったという設定になっています。

このエピソードに連動して、番組のプロデューサーは、バイオレット・セダン・チェアが演奏したレコードアルバムを実際に製作したとのことです。『セブン・サンズ(7つの太陽)』と名づけられたこのアルバム、アメリカ全土のレコード店に出荷されました。すでに2、3カ月にわたり、レコード店に陳列されているそうです。

1枚1枚のレコードは内容が異なり、それぞれ独自のヒントやネタバレが歌詞やライナーノートなどに隠されているとのこと! それでは、どのバンドが「バイオレット・セダン・チェア」の名前を借りてレコードを録音したのでしょう? 「それは今のところ秘密です」と関係者は語っています。

今頃、アメリカの『フリンジ』ファンは、レコード店をあさり、謎解きに取り組んでいるところかもしれませんね。


■『フリンジ』逆回し言葉の謎(2010年12月10日)

『FRINGE/フリンジ』シーズン3は現在アメリカで放映中ですが、12月8日に放映されたシーズン3第8回エピソード『エントラーダ』の予告編がファンの間でちょっとした話題になっています。これは映画の予告編を模しており、最初に「この作品はふたつの世界(我々の住んでいる世界とパラレル・ユニバース)でフォックス・ネットワークの審査に通過しました。すべての年齢層の視聴に適します」というメッセージが表示され、茶目っけたっぷりです。

この予告編の終わりで、聞き取り不能の男の声が流れますが、これは話し言葉を逆回しにしたもので、普通に再生すると「答えを知る方法はひとつしかない」と聞こえます。このような逆回し言葉の手法はシーズン3ですでに何度か使われており、第6回エピソード『6955キロヘルツ』では、これがプロットで重要な役割を果たしました。


■ジョン・ノーブル:『フリンジ』のウォルターを演じるのは難題(2010年11月27日)

現在アメリカで放送中の『FRINGE/フリンジ』シーズン3では、ふたつのパラレル・ユニバースの状況が一週間ごとに代わり番こに描かれるという、ドラマ史上かつてない大胆な試みがおこなわれています。

そんな中で、『フリンジ』のスターであるジョン・ノーブルが「もうひとりのウォルター・ビショップを演じるのは難題だ」と述べました。

ノーブル談:「あちら側(パラレル・ユニバース)のウォルターを演じるにあたり苦労する点は、ふたりのウォルターが本質的に同じ人間であるものの、ふたりが違う選択をしたということです。あちら側のウォルターは地に足のついた人間ですが、にもかかわらず、ほとんど二元的なキャラクターのような印象を受けます。なぜなら、彼は感情をまったく見せないからです。」

「こちら側のウォルターは自分のありとあらゆる感情を顔に出します。それに対して、あちら側のウォルターは感情の片りんも見せません。」

また、ジョン・ノーブルは、ふたりのウォルターが身体的にも「かなり異なる」と述べています。

「あちら側のウォルターはこちら側のウォルターのように前かがみの姿勢をとりません。あちら側のウォルターは厳格で、無情で、非常に男性的です。ふたりの同じキャラクターが違う形で成長した結果、そんな格差が生じたのです。」

出典:TVスクアッド


■クリストファー・ロイドが『フリンジ』にゲスト出演(2010年10月31日)

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で風変わりな科学者ドク・ブラウンを演じたクリストファー・ロイドが、TVシリーズ『FRINGE/フリンジ』のエピソードにゲスト出演することが明らかになりました。

『フリンジ』でウォルター・ビショップ博士を演じているジョン・ノーブルの話によると、クリストファー・ロイドはシーズン3・第10回のエピソードに、ビショップ博士が崇拝する音楽のヒーローとして出演するとのことです。ジョン・ノーブルは次のように語っています。

「ウォルターが音楽好きなことはよく知られていますよね? クリストファー・ロイドが演じる男は、ウォルターのアイドルのひとりなのです。ウォルターはこの男を崇拝しています。そこでウォルターは彼に会って、マニアックなおたくのようになるというわけです。」

ジョン・ノーブルはロイドが演じる役を「すばらしい役」と表現しており、ロイドがキャストに加わったことを喜んでいるとのこと。

「これは絶妙な配役です。脚本を読んだとき、この役が優れた役者に回ればいいと思いました。クリストファー・ロイドなら願ったり叶ったりです!」

出典:TVガイド


■『FRINGE/フリンジ』ランス・レディックがシーズン3について語る(2010年10月2日)

『FRINGE/フリンジ』シーズン3はアメリカのフォックス・ネットワークで9月23日から放送が始まりました。このシーズンでは、私たちが住んでいる世界と、パラレル・ワールドの状況が1回ごとに代わり番こに描かれます。

このドラマでFBIの諜報員・フィリップ・ブロイルズを演じているランス・レディックが、新シーズンについて次のように語っています。

「ふたつの世界が代わり番こに描かれたら視聴者が混乱するという意見がありますが、私はそのへんのことについては心配していません。私はむしろ、初期のエピソードが犯罪捜査に関するものだったので、それが視聴者に安っぽい印象を与えるのではないかと心配していました。話が犯罪捜査ものに限られていたら、他のドラマと似たり寄ったりですから。」

また、ランス・レディックは、あちら側(パラレル・ユニバース)でのブロイルズ諜報員について次のように語っています。

「こちら側のブロイルズも、あちら側のブロイルズも、ともに真剣な性格ですが、あちら側のブロイルズは違う意味で真剣な男です。彼は要するに歩兵のようなものです。また、あちら側のブロイルズは既婚者なので、精神的に落ち着いていて、満ち足りています。あちら側の世界は陰鬱な雰囲気ですが、人々は社会により順応しているように思います。」

出典:SFX


■ジョン・ノーブル:「フリンジ・サイエンスは実現可能」(2010年9月18日)

『FRINGE/フリンジ』で変人の天才科学者、ウォルター・ビショップ博士を演じている俳優のジョン・ノーブルが、「ドラマの中で描かれている現象の多くは本物の科学に基づいている」と語りました。

「我々の脳の内部にテレパシーのような能力が潜んでいることは科学的に証明されています。我々はドラマで描かれているような離れ業をおこなう能力を持っているのですが、まだ脳の機能が十分に洗練されていないだけなのです。これは決して神秘的なことではありません。」

「現在、我々がサイエンス・フィクションとして語っていることは、10年後にはiPodのような日常的なものになると思います。変化がそんな形で起こっています。」

「視聴者はフリンジ・サイエンスをすべて理解する必要がありません。私もすべて理解しているわけではありません。だからといって、流れに乗っていけないということはありません。製作者は視聴者を甘く見るべきではないと思います。俳優がちゃんと演技し、物語が適切に描かれれば、視聴者はついてくると思います。」

出典:フォックスの公式ビデオ


■フォックス社長が『フリンジ』を絶賛(2010年9月12日)

フォックス・エンタテインメントの社長であるケヴィン・レイリーが、同局のネットワークで放送されている『FRINGE/フリンジ』を絶賛、「テレビ局が製作者に口出しをして、ドラマの内容を変えさせることはない」と語りました。

「私たちは『フリンジ』に手を出すつもりはありません。なぜなら、好調にいっているからです。シーズン2で完全に軌道に乗りました。不満な点があるとしたら、ひとつだけ。それはもっと視聴者が増えることです。このドラマは多数の視聴者の観賞に値する作品だと思います。」

シーズン2の最後に、オリヴィア・ダナム(アナ・トーヴ)はパラレル・ワールドで囚われの身になりました。来るシーズン3では、引き続きパラレル・ワールドの状況が描かれることが確認されています。レイリー氏は新しいエピソードを見るのを楽しみにしているとのこと。

「パラレル・ユニバースを舞台にした最初のほうの脚本は特によくできています。」

出典:エンタテインメント・ウィークリー


■ジョシュア・ジャクソン『フリンジ』はますます奇妙になる(2010年8月30日)

現在撮影が進んでいる『FRINGE/フリンジ』シーズン3について、このドラマでピーターを演じているジョシュア・ジャクソンが次のように語っています。

「シーズン3は文字通りシーズン2が終わった場面から始まります。そして回を重ねるごとに、よりすばらしく、より奇妙で、よりグロくなっていきます。」

シーズン3では、こちら側の世界(私たちが住んでいるユニバース)とあちら側の世界(パラレル・ユニバース)が1回ごとに代わり番こに描かれますが、「こちら側の世界」のピーターは幼いころ死んでしまったので、ジョシュア・ジャクソンの出番は半分になります。このことについて、彼はこう語っています。

「俳優としての立場から言えば、確かにがっかりしています。どの出演者も別バージョンのキャラクターを演じることを大いに楽しんでいます。でも、その分、僕は休みをとれるので、ここだけの話ですが、それほど悪いことではありません。それに、自分の出演していないエピソードを見れるという楽しみもあります。たとえば、私はシーズン3の第2回エピソードには出演しません。自分自身をテレビで見たら、誰だって自分の演技が気になって仕方ないものです。今回は自分が出演しないので、一視聴者として『フリンジ』を見ることができます。」

出典:E!オンライン


■ジョン・ノーブル:『フリンジ』の新形式に満足(2010年8月23日)

アメリカで9月に幕を開ける『FRINGE/フリンジ』シーズン3で、「こちら側の世界」と「あちら側の世界(パラレル・ユニバース)」が回ごとに代わり番こに描かれることについては、前回報告したとおりですが、このドラマでウォルター・ビショップ博士を演じているジョン・ノーブルが、この新形式に満足していると語りました。

「これはすばらしい試みです。ふたつの『フリンジ』があるようなものですから。誰もドラマに正義の味方と悪役を求めますが、『フリンジ』のパラレル・ユニバースの人々はいまのところ悪役ということになっています。でも、作り手の我々としては、あちら側の世界の人々のことを視聴者にもっと理解してもらいたいのです。そして視聴者にこう言わしめたいのです。『みんないい人たちじゃない。彼らが怒っているのも無理はない』と。」

ノーブル氏は、新シーズンで、「あちら側」のウォルターの優しい一面を演じられることを喜んでいるとのこと。

「あちら側のウォルターは冷たくて厳しい人のような印象を与えるし、しばらくの間はそんなイメージが保たれます。でも彼を人間らしくしなければなりません。さもないと、彼は二面的なキャラクターになってしまいます。今日、そのための具体案について話し合ったところです。だから私は上機嫌なのです。」

出典:TVガイド


■『フリンジ』ジョシュア・ジャクソンの出番が少なくなる(2010年8月23日)

『FRINGE/フリンジ』でピーター・ビショップを演じているジョシュア・ジャクソンによると、シーズン3では彼の出番が少なくなるとのこと。

シーズン2の終わりで、ピーター・ビショップは「あちら側の世界(パラレル・ユニバース)」から「こちら側」に連れてこられた人物であることが明かされました。「こちら側」のピーターは子供のときに死んでしまったのです。新シーズンでは、「こちら側」と「あちら側」が代わり番こに語られるので、ジョシュア・ジャクソンはシーズン3のエピソードのうち、半分しか出演しないことになります。

「私が出演するのは第1、3、5、7、9回です。奇数回のエピソードに出演するということです。他の出演者たちは毎回出演するのでうらやましいですが、その反面、一回ごとに休みがとれるのはうれしいことです。ですから、他の出演者たちをうらやむ気持ちはおさまるのではないかと思います。」


■『フリンジ』のジェシカ・ニコールがシーズン3について説明(2010年8月16日)

TVシリーズ『FRINGE/フリンジ』でアストリッドの役を演じているジェシカ・ニコールによると、来るシーズン3ではパラレル・ユニバースの状況が頻繁に描かれるとのことです。

「ふたつの世界が代わり番こに描かれます。ですから、ある回であちらの世界が描かれたら、次の回ではこちらの世界が描かれるのです。一回おきにドラマを見たら、ひとつの世界の状況しか見られないことになります。」

この形式はシーズン3の前半に渡り採用されるとのこと。

「要するに、ふたつの異なる物語が並行して描かれるということです。やがてふたつの物語はひとつにまとまります。」

出典:エンタテインメント・ウィークリー


■アナ・トーヴは『フリンジ』の展開に満足(2010年8月1日)

『FRINGE/フリンジ』で主人公のオリヴィアを演じているアナ・トーヴが、オリヴィアとピーター(ジョシュア・ジャクソン)の間でロマンスが芽生えていることに満足していると語りました。

「ふたりの関係は完璧なペースで発展していると思います。もちろん、ふたりには一緒になってもらいたいですが、トライするたびに障害が次から次へと発生するんですよね。シーズン2のフィナーレでふたりはキスを交わしましたが、それはオリヴィアにとって愛の宣言に等しいことです。」

ただ、彼女はふたりの関係が正式な愛情関係に発展するかどうかについて疑問を抱いているとのこと。

「ふたりのロマンスが晴れて成就するかどうか、私は知りません。」

出典:エンタテインメント・ウィークリー


■ノーブル:「ニーモイと共演できて光栄」(2010年7月9日)

『FRINGE/フリンジ』で変人の科学者、ウォルター・ビショップを演じているジョン・ノーブルが、レナード・ニーモイと共演できたことを光栄に思っていると語りました。

宇宙大作戦』のアイコン的な存在、スポックを演じたニーモイ氏は、このほど役者業から引退することを発表、『フリンジ』での出演が最後の役になりました。

「これはレナード・ニーモイにとって最後の演技になります。それを彼と共有できたことは光栄の至りでした。最後の場面を彼と演じたことは本当にすばらしい体験でした」。

また、ノーブル氏は、『フリンジ』シーズン2のフィナーレについて次のように述べています。

「人々から『今まで見たテレビ番組の中で最高の2時間だった』というようなコメントをいただいています。シーズン2の最終回でほとんどの疑問に答えが出されました」。

出典:スカイTV


■ジョシュア・ジャクソン:良質のドラマは進化し続ける(2010年6月1日)

アメリカのFOXネットワークで放送されていた『FRINGE/フリンジ』シーズン2は5月20日にフィナーレが放送されましたが、このドラマでピーター役を演じているジョシュア・ジャクソンは子供のころからずっとSFのファンだそうです。

「私は『Xファイル』の大ファンです。このドラマを見ながら育ちました。『フリンジ』は『Xファイル』に正式に取って代わるドラマとしての地位を達成しつつあると思います。ただし、ふたつのドラマの間には違いがあります。これはよくセットで話し合うことなんですけど、我々は脱線していないと思うんです。時に応じてSFドラマは筋が込み入りすぎて、見るのが面倒になることがあります。その点、『フリンジ』のチームはできる限り多くの疑問に答えるよう努めています」。

「ひとつの疑問への答えを得るために、ドラマを7年見続ける必要はありません。『フリンジ』シーズン2のフィナーレを見てください。私たちは2シーズンにわたりパラレル・ユニバースに言及してきました。通常のTVドラマだったら、視聴者をじらしにじらした挙句、最終回でパラレル・ユニバースの状況をちらっと見せるのが関の山です」。

「その点、私たちはシーズン2の終わりで2時間をパラレル・ユニバースの描写にあてました。そして、シーズン3は、かなりの時間をパラレル・ユニバースで過ごすのではないかと思います。『フリンジ』はそんなドラマなんです」。

「良質のTVドラマは常に変わり続けます。まあ、例外はありますが。でも、『フリンジ』のようなドラマは、新鮮さを保つために、常に進化し続ける必要があります。パラレル・ユニバースのキャラクターを視聴者に紹介することによって、私たちはドラマを根本的に再起動したのです」。


■ジェシカ・ニコル『フリンジ』シーズン2最終回はショッキング(2010年5月15日)

現在アメリカで放送中の『フリンジ』シーズン2は間もなく二部構成の最終回を迎えますが、このドラマで研究室の助手、アストリッドを演じているジェシカ・ニコルが、シーズン2最終回について次のように語りました。

「シーズン2のフィナーレは、これまでで最もショッキングな展開を見せます。シーズン1の結末がとてもよくできていたので、これを超えることはできないだろうと思っていたのですが、今年のフィナーレは本当にすごいです。最終回では、遂にパラレル・ユニバースの実情が暴露されます。そして、各登場人物があちら側の世界ではどんな人物なのかが明らかにされるんです。でも、ショッキングなのはその部分ではありません。視聴者が思わず身を乗り出すのは最後の1分間なんです」。

出典:ニューヨーク・ポスト


■『フリンジ』シーズン2の最終回は?(2010年5月10日)

『FRINGE/フリンジ』のプロデューサー兼、監督兼、脚本家であるアキヴァ・ゴールズマンがシーズン2の最終回について、次のように語りました。

「視聴者に新しい謎を提示する前に、いくつかの古い謎に答えを出すよう努めました。ですから、あなたがこの番組のファンで、ドラマの内容について当惑したり、頭をかしげたりしていることがあるのでしたら、シーズン2の最終回で、いくつかの疑問に答えが出されると思います。我々は、謎を提示してから、それを無視するようなまねはしません。シーズン2の最終回の題名は『Over There(あちら側)』。題名通り、あちら側のパラレル・ユニバースがどんな状況になっているかが描かれます。題名で視聴者の食指を動かしたあとで、ほんの触りだけ見せてお茶を濁すようなことはしません」。

また、ゴールズマン氏は、シーズン3について次のように述べています。

「シーズン2の最終回を見た視聴者が、『次のシーズンも見たい』というような気持ちになるようなドラマ作りを心がけました。最終回を見たあとで、視聴者が『こんな事態になるなんて信じられない』と叫ぶような展開にすべく、力を尽くしたのです」。

出典:スピンオフ・オンライン


■『フリンジ』シーズン2フィナーレはショッキング(2010年5月1日)

現在アメリカでは『FRINGE/フリンジ』シーズン2が放映中ですが、このドラマでフィリップ・ボイルズ(主人公オリヴィアの上司)を演じているランス・レディックによると、シーズン2のフィナーレはショッキングなものになるとのこと。

「脚本を読んだときは圧倒されました。最後から2番目のページを読んだとき、ショックを受け、最後のページで叩きのめされたような衝撃を受けました。『お願いです。お願いだから、そんな展開にしないでください』というような気持ちになりました。シーズン1のフィナーレよりもクレージーな結末になっています」。

一方、同ドラマでウォルター・ビショップを演じているジョン・ノーブルは次のように語っています。

「シーズン1をご覧になった方は覚えておられると思いますが、最後の5話か6話で筋が急展開し、盛り上がりましたね。今年も同じことをします。最後は悲惨な、悲惨なフィナーレを迎えます」。

出典:TVアディクト


■『FRINGE/フリンジ』のカップルが離婚(2010年4月10日)

アメリカの雑誌『ピープル』の報道によると、『FRINGE/フリンジ』のスターである、アナ・トーヴとマーク・ヴァリーが離婚したとのこと。

ふたりは同番組の共演者として出会い、2008年に秘密の結婚式を挙げましたが、静かに結婚を終わらせたとのこと。伝えられるところによれば、ふたりは2、3ヶ月前に別れたそうです。


■『フリンジ』シーズン3の製作が決定(2010年3月17日)

『エンタテインメント・ウィークリー』の報道によると、アメリカのフォックス・ネットワークが『フリンジ』シーズン3の製作を確定したとのことです。

現在アメリカで放映中の『フリンジ』シーズン2は、シーズン1に比べると視聴率がやや低迷していますが、それでも平均視聴者数は760万人であり、テレビ局が最も重視している18〜49歳の年齢層で50位にランクされていることから、今回の決定に至ったと見られています。


■『フリンジ』がキャンセル?(2009年11月29日)

 アメリカのフォックス・ネットワークで放映中の『フリンジ』の視聴率が落ち込んでいるため、キャンセルが噂されています。シーズン1で1千万人前後の視聴者数を維持していた『フリンジ』ですが、シーズン2最新回の視聴者数は590万人。このことについて、同ドラマのクリエイターのひとりであるJJエイブラムズが雑誌『エンタテインメント・ウィークリー』のインタビューに応え、次のように語りました。

 「セットや脚本家の会議室の雰囲気は、視聴率の悪さに反比例するかのように上々です。幸い、フォックスはばかばかしいほど私たちを支持してくれているので、感謝の気持ちでいっぱいです。この番組は一週間のうちで最も視聴率を集めにくい木曜日に放映されているので、私たちはできる限り良質なドラマを作ることにフォーカスしています。それ以外に何ができるでしょう?」

 これまでアメリカでは金曜日の夜に外出する人々が多かったのでが、最近になってその傾向が変わり、木曜日に外出する人々が増加しているそうです。そのため、木曜日は最もテレビの視聴率を集めにくい日とみなされています。


■『フリンジ』はシーズン6まで続く?(2009年11月29日)

 『フリンジ』のプロデューサーであるジェフ・ピンクナーが、同番組の視聴率の低下は放送時間帯に原因があると語りました。『エイリアス』や『ロスト』の製作にも関わった同氏は次のように述べています。

 「視聴率の低下が放送時間帯に原因があることは疑いがありません。でも、結局のところ私たちが重要視しているのは視聴率ではなく、一部の視聴者がこのドラマにほれ込むことなのです。いうなれば、このドラマはリコライス(甘草で風味を添えたキャンディ)のようなものです。リコライスは万人にウケませんが、好きな人は目がありません。かねてから私たちはファンから熱狂的に支持されるドラマを作ることを優先しています。一日は24時間に限られているので、人々が見られる番組には限りがあります。そして今、数多くのおもしろい番組が放送されています。私たちは視聴者の数が番組の質を反映しているとは思いません。私たちにとってより重要なことは、ファンがその番組に並々ならぬ関心を持つことなのです」。

 シーズン3の可能性について問われたピンクナー氏は次のように述べています。

 「ラッキーだったらシーズン6まで続けたいと考えています。このドラマは非常にやりがいがあります。なぜなら、想像力を発揮する限り可能性に限りがないからです。いったん物語の枠組み内に落ち着いたら、おもしろいアイデアがどんどん湧いてきます。私たちはいつも『こんな展開はどう?』、『うーん、それはシーズン3向けだね』といった会話を交わしています。そうこうしているうちに、アイデアがたまり、シーズン3の構想が固まっていきます」。


■『フリンジ』シーズン2の製作が決定(2009年05月09日)

アメリカのフォックス・ネットワークが『フリンジ』のシーズン2製作を、他のドラマに先駆けて決定、新たに22本のエピソードが発注されました。

現在放映中のシーズン1はアメリカで5月12日にフィナーレを迎えますが、このエピソードには『宇宙大作戦 スタートレック』のミスター・スポック役でおなじみのレナード・ニーモイがゲスト出演します。

プロデューサーのJ.J.エイブラムズは次のように述べています。
「今季、達成したことにとても満足しています。でも、ドラマは始まったばかり。取り上げたい題材やアイデアは山ほどあります。シーズン2は非常にダイナミックで、おもしろい展開になります。キャストやスタッフにも満足していますが、このドラマはまだ進化中なんです。共感できるキャラクターと完全なサイエンス・フィクションのバランスをとるためには、しばらく時間がかかりますが、今のところいい線いっているのではないかと思います」。

一方、共同草案者のロベルト・オーチは次のように述べています。
「長期にわたり、ドラマのおいしい秘密をたくさん取っておいたのですが、そのうちいくつかの秘密をシーズン1のフィナーレでばらしちゃいます。これは最悪のアイデアかもしれないけれど、とにかくそうします」。


■『フリンジ』にレナード・ニーモイがゲスト出演(2009年05月03日)

 『フリンジ』に出演したレナード・ニーモイが、その体験を「デリシャス(愉快)」と表現しました。

 『宇宙大作戦 スタートレック』のミスター・スポック役でおなじみのニーモイ氏は同ドラマのシーズン1フィナーレに、謎に満ちた億万長者、ウィリアム・ベルの役で出演しました。

 「このエピソードでは愉快な体験をさせてもらいました。与えられた役に満足しています。このキャラクターのエニグマ(謎)が気に入っています。これと似たようなドラマが過去になかったわけではありません。でも、本作はドラマ作りにあたり配慮が行き届いており、これまでの作品よりも劇的な仕上がりになっていると思います」。

 ニーモイ氏は5月29日に日本で封切られる映画『スタートレック』にミスター・スポックとして友情出演していますが、この件について、『フリンジ』のプロデューサーであり、『スタートレック』の監督でもあるJ.J.エイブラムズは次のように語っています。「スタートレックの映画で彼とご一緒できたことは恐れ多いと同時に、すばらしい体験でもありました。それにしても、まさかフリンジで再びご一緒できるとは夢にも思っていませんでした。レナードはSF界のアイコンであり、優れた俳優です。フリンジの出演者に名前を連ねていただくことは身に余る光栄です」。


■アナ・トーヴが共演者と恋愛(2009年03月01日)

『フリンジ』のヒロイン、オリヴィア・ダナム(アナ・トーヴ)は、ドラマの中で、同僚のFBIエージェント、ジョン・スコット(マーク・ヴァリー)と恋人同士の関係にありましたが、ふたりは実生活でもカップルであることが明らかになりました。

『ロサンゼルス・タイムズ』の報道によると、ヴァリー氏が同ドラマを離れることになったため、カップルは舞台裏で進行していた恋愛関係について、キャストやスタッフに公表することを決意したのだそう。ふたりは同ドラマのセットで出会ったそうです。



■フリンジ
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