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映画『マイノリティ・リポート』は未来に起こる犯罪を予知して、その犯罪が起こる前に犯人を捕まえるという話でしたが、このように未来を予知することは可能なのでしょうか?


アメリカの社会心理学者であるダリル・ベム博士がおこなった実験で、コーネル大学の学生100人は、48の一般的な単語を一語につき3秒見せられ、その間に各単語を覚えるよう指示されました。そして学生たちは覚えている単語をすべてタイプするよう指示されました。次に、コンピュータが、先に見せた単語のうち半分(24)の単語を表示し、学生たちはそれらの単語をすべてタイプするよう指示されました。

その後、最初の記憶実験で学生たちがタイプした単語を分析したところ、あとでタイプするよう指示された24個の単語のほうが、残りの単語よりも、遥かに多く記憶されていることが判明しました。

ベム博士はこのように述べています。「記憶実験のあとで24個の単語をすべてタイプすることによって、学生たちは過去にさかのぼり、それらの単語を思い出しやすくなったのでしょう。」

アインシュタインは、「こちら」で何かを見るという単純な行為が、「あちら」に影響を与えると信じていました。彼はこの現象を「遠方での不思議な行動」と呼んでいました。また、現代の量子物理学の実験によると、光の粒子は未来に起こるできごとを予知できるので、そのできごとが起こる前に、そのできごとに合わせて行動パターンを変えることがわかっています。