幼児のころの自分に会った

これは10年前に起きたできごとです。当時、僕は11歳でした。

僕は食料品店の冷凍食品のコーナーにいました。冷凍庫の扉を開けてアイスクリームを取り出そうとした時、ガラスの扉を通して、通路の端に自分自身がいることに気づきました。

その子は4歳のころの自分自身だったのです。当時、母が撮った写真の中で、4歳だった僕はその子とまったく同じ服を身に着け、同じ髪型をしていました。

30秒ほどじっと見つめ合っていたのですが、幼児の「ボク」はクスクス笑い、手を振って走り去っていきました。