
リック・マーシャル博士(ウィル・フェレル)は調査旅行中に時空間の渦の中に巻き込まれ、恐竜やスリースタク(爬虫類系のヒューマノイド)が徘徊するパラレル・ユニバースに行ってしまう。ホリー(博士の助手)とウィル(探検家)が一緒だった。この世界で、三人は類人猿のチャカと友達になる。三人は無事に自分たちの世界に戻ることができるか?

■有名サイトの評価(2011年8月21日現在)
インターネット映画データベース: 5.3 / 10
『腐ったトマト』のトマトメーター: 27%
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・安っぽい特殊効果で知られている70年代の子供向けドラマを現代的にリメイクするという発想は可能性を秘めていた。しかし、製作者は「子供に安心して見せられる部分」を「恐竜規模のシモネタ」に置き換えてしまった。 - ブライアン・ロウリー(ヴァラエティ)
・ウィル・フェレルの演技は退屈。全体的に想像力も欠けている。かくしてこの映画は「シラけるギャグ」という名の荒地をあてどもなく歩く、かったるい作品になってしまった。 - カーク・ハニーカット(ハリウッド・リポーター)
・非常事態になっても、俳優たちは恐れたり、驚いたりするそぶりを少しも見せない。まったく意に介さないことさえある。この部分を欠点とみなす人はいるのだろうが、私はむしろ意志的な選択ではないかと思う。私は楽しんだ。 - ロジャー・イーバート(シカゴ・サンタイムズ)
・狡猾なギャグが満載で、極めて現実離れしており、ばかばかしく、かなり下品になることがしばしば。賞はもらえそうにない。 - ピーター・ブラッドショー(ガーディアン)

■せっかくのチャンスを棒に振ってしまい残念 




この映画は、70年代にアメリカで放映され、カルト的な人気を獲得したTVシリーズ、『ランド・オブ・ザ・ロスト』をリメイクしたものである。公開当時、ほとんどの映画評論家から叩かれ、2009年におけるメジャーな失敗作のひとつとなった。世界的な興行収入はわずか6,700万ドルであった。
TVシリーズは子供の視聴者を対象にしており、父親と彼の子供ふたりが異次元の太古世界に紛れ込んでしまうというストーリーだった。ところが映画版では主人公3人が大人に変えられ、若者をターゲットにした内容になった。シモネタ満載のため、アメリカでは「13歳以下の子供には親の監督指導を強く勧告する」という制限がつけられた。元の物語はいかにも子供が喜びそうな内容で、家族向け映画として理想的なのに、主たる観客であるはずの子供の入場を制限してしまったのだから、不入りに終わったのも無理はない。製作者は何を考えていたのだろう?
確かにシモネタは数多く、トイレ関係のユーモアや、セックスに関連したギャグのほかに、麻薬を連想させる場面まである。露骨な映像表現こそないものの、かなり過激なことが暗示されている。これでは子供の入場が制限されたのも無理はない。それは残念なことである。なぜなら、穏健なユーモアも豊富だったからだ。特に、ミュージカル『コーラスライン』の曲を茶化したギャグは笑えた。シモネタに頼らなくても、十分に楽しめる作品になったはず。
この映画ではTVシリーズからの引用が多く見られる。チャカ(類人猿)やスリースタック(爬虫類系のヒューマノイド)はもちろんのこと、風景も忠実に再現されている。深い峡谷に石橋がかけられた風景は、テレビシリーズからのものだ。そのほか、グランピー(恐竜)、パイロン(時空間を操る小部屋)、チュニックを着たイーニック、「スリースタックに気をつけろ」と書かれた落書きなどは、すべてTVシリーズにオマージュを捧げたものだ。それと、レナード・ニーモイが友情出演(声の出演)をしているのに驚かされた。
プロットではどんでん返しが用意されており、この展開には一目を置いたものの、全体的な満足感には著しく欠ける。なぜなら、おふざけが過ぎるからだ。展開が軽薄すぎるため、ぜんぜん感情移入できない。コメディ映画であることは承知しているが、終盤にかけてのクライマックスの場面くらい、真面目にストーリーを語ってほしかった。そうしたら、リアルな特殊映像がもっと生かされていたに違いない。

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この映画は、70年代にアメリカのテレビで放映され、人気を博した同名の連続ドラマをリメイクしたものです。このドラマの詳細についてはここをクリックしてください。さらに、このシリーズは90年代にリメイクされました。リメイク版の詳細はここをクリック!

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