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■『フリンジ』の物語はこうして作られた(2012年10月31日)

最終シーズンを迎えたTVシリーズ『FRINGE/フリンジ』では、二つのパラレル・ユニバースの亀裂を埋めるために、琥珀が使われています。

一方、シーズン1の第3話『予言する男』で、ボストンの通勤バスに乗り込んだ男がガスマスクをつけて、弾筒を放ち、そこから白煙が放出した場面を覚えていますか? バスの中に充満した煙は瞬間的に固体化し、バスに乗っていた人々は、まるで琥珀の中に捕らわれた虫のように、半透明の物質の中で即死しましたね。

この事件は、あとから琥珀が重要な役割を務めることを見込んで、初めから計画されていたことなのでしょうか?

『フリンジ』のプロデューサーであるジョエル・ワイマンによると、その限りではないとのことです。

ワイマンさんは次のように説明します。

「そうですね、ここまで紆余曲折に満ちた長い道のりでしたが、ストーリーのアイデアはいろいろなところから得ました。当初、軽視していたことが、あとで重要になったこともあります。」

「『たくさんのことを初めから計画していたんですよ』とうそぶきたいところです。それはある意味で事実ですが、実のところ、初めから計画していなかったこともたくさんありました。『予言する男』でバスの乗客を即死させた物質が、パラレル・ユニバースから持ちこまれた琥珀であることは、初めから計画していたことではありませんでした。それはあとから状況にあてはめられたことなんです。パズルのようにぴったりハマったので、我々は『わー、これはおもしろいね』と言ったものです。」

「うまくいくことと、うまくいかないことを振り分けて、そこからストーリーを展開していったのです。それはまるで呼吸をしている生命体に耳を傾けるようなものです。時にはよく聞き取れないこともありますが、耳をすませると、これからどこに行くべきかを教えてくれるのです。こうして、ストーリーの展開に関する考えが変わるわけです。最終話でさえそんな風にして作られました。各エピソードに関する私の考えは、いくつかの異なるアイデアの間で、常に変動し、揺れ動いていたのです。」

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