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■半ば実現しているフリンジ・サイエンス(2011年10月8日)

FRINGE/フリンジ』シーズン4第2回のエピソード『10月の一夜』では、頭の中に浮かんだイメージを映像化して別の人の頭にダウンロードする場面が登場しましたが、似たような技術はすでに半ば実現しています。

2008年、京都の民間企業「国際電気通信基礎技術研究所」では、人が見ている画像を脳の活動パターンから識別し、コンピューターの画面上で再現することに成功しました。

神谷之康氏に率いられる研究グループは、400人の被験者に“neuron”という単語を見せ、脳の「大脳視覚野」と呼ばれる領域における活動パターンを割り出すことによって、その単語を画面上に再現しました。同研究所のフルーガー博士は、「この技術を利用することによって、将来的に人の夢を映像化することが可能になるかもしれない」と述べています。

そして2011年、アメリカのカリフォルニア大学・バークレー校で、テレビや映画を見ているとき頭の中に浮かぶ映像をコンピューターの画面上に再現する試みが成功しました。

研究者のグループは、無作為に選ばれたユーチューブの映像を被験者に見せ、「機能的磁気共鳴映像化 (fMRI) 」ソフトを使うことによって、被験者の頭の中に浮かんだ映像を画面上に再現しました。

今のところ目で見ている映像しか再現できませんが、将来的には夢や記憶を映像化できるようになることが期待されています。その技術が実用化されれば、医師は、精神障害を持った人や、脳梗塞の患者、そして神経疾患を持った人の精神状態をより的確に判断することができます。

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