映画『ターミネーター』が再々々リブート!

2017年10月1日


© PARAMOUNT

映画『ターミネーター』が再々々リブートされることになりました。

パラマウント・ピクチャーズ社の発表によると、2019年7月26日に『ターミネーター6』がアメリカで公開されるとのこと。映画『デッドプール』(2016)の監督であるティム・ミラーが監督します。

今回は『ターミネーター』の創案者であるジェームズ・キャメロンが製作総指揮者としてこの企画にかかわります。現在キャメロン氏は製作費が10億ドル(約1,125億円)に及ぶ大作『アバター』の続編に取り組んでおり、多忙の身であるにもかかわらず、『ターミネーター』の新作に一役買うことになります。

新作ではアーノルド・シュワルツェネッガーが T-800 の役を演じるほか、リンダ・ハミルトンが「人類の救済者」サラ・コナーの役を再び演じることが決まりました。キャメロン氏は、シュワルツェネッガー氏とハミルトン氏を主役に迎え、三部作を新たに製作したい考えです。

『ターミネーター』シリーズは、キャメロン氏が関与しなくなった『ターミネーター3』(2003)以降、評論家や観客から不評を買い続けています。2015年に公開された『ターミネーター:新起動 ジェニシス』(2015)は、その題名のとおり、新たな三部作を「新起動」する予定だったのですが、評論家から酷評され、興行成績もよくなかったので、三部作の企画はお蔵入りとなりました。それに先立つ『ターミネーター4』(2009)もまた、三部作の第一作として製作されたのですが、不評のため続編は作られませんでした。


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そんな中、キャメロン氏は、『ターミネーター3』、『ターミネーター4』、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』で起きたできごとをすべて「なかったこと」にした上で、心機一転して『ターミネーター2』(1991)の続編を製作したい考えです。同氏は次のようにコメントしています。

「これは『ターミネーター』(1984)と『ターミネーター2』の続編となります。それ以外の作品はすべて悪夢だったということで片づけたいと思います。というか、「別の時間軸で起きたできごと」とでも言った方がいいでしょうか。現在、マルチバース(多次元宇宙)説が受け入れられているので、そんな風に処理するのは許容範囲だと思います。」

「意外かもしれませんが、今回の企画は誰よりもティム・ミラーが主導的な役割を務めているんです。というのも、僕は第三作以降の展開に関与していないからです。『ターミネーター6』の製作について僕が主張したことは一つしかありません。それは、『ターミネーター』を21世紀にふさわしい作品として作り直すということです。」

一方、ミラー監督は次のようにコメントしています。

「第一作が造られた時代よりも現代の方が『ターミネーター』のストーリーは今日的な意味を帯びていると思います。第一・二作で描かれたことの多くが、まるで未来予知であるかのように感じられます。なぜなら、現在私たちが住んでいる社会は『ターミネーター』の世界を彷彿(ほうふつ)とさせるからです。」

『ターミネーター6』は、複数の脚本家を採用し、集団でアイデアを出し合うことにより、作品の質を高めたい意向です。TVシリーズ『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』(2008 - 2009)のジョシュ・フリードマン、映画『マン・オブ・スティール』(2013)やTVシリーズ『ダ・ヴィンチと禁断の謎』(2013 - 2015)のデイヴィッド・ゴーヤー、TVシリーズ『ウォーキング・デッド』(2010 - )のチャールズ・H・エグリーなど、そうそうたる面々が脚本を共同担当します。

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