●『ドクター・フー』シリーズ4の第一回エピソードが高視聴率を達成(2008年04月08日)
4月5日(土)にイギリスのBBCで『
ドクター・フー』シリーズ4の第一回エピソードが午後6時20分から50分にわたり放映され、840万人の人々がチャンネルを合わせ、好調なスタートを切りました。視聴率のシェアは39%でした。昨年放映されたシリーズ3の第一回エピソードの視聴者数は871万人でしたが、この数字は録画した人の数を含んでいます。今年の数字はまだ録画者の数を含んでいませんので、最終的な数字はさらに上がるものと見られています。
第一回のエピソード『パートナーズ・イン・クライム(共犯者)』では、ドクター(デイヴィッド・テナント)とドナ・ノーブル(キャサリン・テイト)の再会の様子が描かれました。二人は2006年のクリスマス特番『逃げ出した花嫁』で初めて出会いました。その際、ドクターはドナにコンパニオンになるよう頼んだのですが、その時点で彼女はその頼みを断りました。ところが、その後、毎日の平凡な生活に嫌気が差した彼女は断ったことを後悔する日々を送っていました。
ある日のこと、彼女は仕事で、革新的なダイエット剤を販売している会社「アディポーズ」社におもむきます。この薬を飲んだ人々は例外なく脂肪が劇的に減り、やせるというのです。ドナの仕事はこの薬の安全性を調査することでした。そこにドクターも保健衛生局の係官を装って現れます。彼もまた、この薬が怪しいとにらんで調査していたのでした。二人はお互いの存在に気づかないまま、社長のミス・フォスター(サラ・ランカシャー)を見張るために、終業後のビルに忍び込んでいきます。そして明らかになったこととは……?
ドクターとドナの再会に焦点を絞った初回のエピソードは、スリルやアクションもあったものの、むしろ笑いを強調し、わざと軽く仕上げられていました。ジョークや洒落たやりとりがてんこ盛りで、大いに笑わせてくれました。また、1966年の映画『2150年:ダレックスの地球侵略』で主役を演じたコメディ俳優、バーナード・クリビンズが、天体観測を愛するドナのおじいさん、ウィルフ役で登場、ドラマに深みと格を加えていました。さらに終わり近くで思いもよらなかった場面が流れ、全英に話題の渦を巻き起こしました。この場面はマスコミ関係者を対象にした試写会ではカットされていたので、事前に噂が漏れなかったのです。
●『ドクター・フー』シリーズ4のプレミアが開催(2008年04月03日)
4月2日、マスコミ関係者を集めて、ロンドンで『
ドクター・フー』シリーズ4のプレミアが華やかに開催され、主演のデイヴィッド・テナントや新コンパニオンのキャサリン・テイトが出席しました。
会場ではテナント氏が今後もドクター役を続けるかという疑問にマスコミの関心が集まりましたが、この件についてはテナント氏本人を初め、誰も固く口を閉ざしていました。同じく、製作責任者のラッセル・T・デイヴィスの今後についても沈黙が守られました。
新シリーズで、ドクターとドナ・ノーブル(キャサリン・テイト)が恋に落ちることはなく、友達としてとどまるそうです。テナント氏は記者たちに次のように述べました。「話の流れとしては、これが自然なやり方だと思います。まずドクターとローズのラブストーリーがありました。その後、マーサはドクターに惹かれましたが、彼女の思いは報われませんでした。ですから今回、ドクターとドナはプラトニックなレベルで愛し合うだけなのです。」
これに対して、キャサリン・テイトは次のようなコメントを付け加えました。「ドナはドクターがエイリアンだということをわかっているのよ。彼には心臓が二つあるでしょう。それ以外にも何かが二つあったらどうするの。ドナはそのあたりのことを謎のままとどめておきたいのよ。もっともな考えだと思うわ。他の女の子たちはそのへんのことをちっとも気にしていないようね。」……コメディアンらしい、笑えるコメントですね。
シリーズ4は4月5日の午後6時20分にイギリスのBBCで幕を開けます。
●『トーチウッド』が一回限りのラジオドラマに(2008年03月28日)
『ドクター・フー』のスピンオフシリーズ、『
トーチウッド』は現在シリーズ2がイギリスのBBCで放映中ですが、同番組がこの夏、BBCによってラジオドラマ化されることになりました。
放送時間は45分で、脚本はジョセフ・リドスターが執筆します。同氏は最近テレビで放映された『トーチウッド』の脚本を担当しています。テレビと同じく、ジョン・バローマンを初めとするレギュラーのキャストが出演します。
このラジオドラマが放映される日は、スイスにある「大型ハドロン衝突型加速器」が起動される日と重ねられるそうです。ドラマのストーリー自体、この加速器に関わるものだそうです。この加速器がタイムトラベルを可能にするかもしれないとのことで、期待されています。
●『ドクター・フー』は20年以上続く?(2008年03月21日)
『
ドクター・フー』の製作責任者、ラッセル・T・デイヴィスによると、同番組は20年以上続くかもしれないとのことです。
『SFX』誌のインタビューに応えて、同氏は次のように述べています。「現在『ドクター・フー』はBBCの看板番組の一つになっています。過去の事例をかんがみるに、この番組は20年以上続くかもしれません。ここでアメリカのテレビ事情を参考にすることは無意味です。アメリカのテレビ界では「7年間放送されたらラッキー」という世界ですから。フーが7年で終了する?この番組はそれよりも遥かにスケールが大きいです。」
『ドクター・フー』は今年イギリスでシリーズ4が放映されますが、2009年には一休みし、4本の特別ドラマが放映されるだけです。シリーズ5は2010年に放映が再開されます。デイヴィス氏によると、この放映方針は同番組の寿命を長める意味で重要な役割を担っているそうです。「このドラマは『面倒を見てあげる』必要があります。すなわち、お休み期間を設けることによって、『フー伝説』を時々刷新する必要があるのです。これは文字通り20年計画です。もちろん、それは保証の限りではありません。なぜなら時の経過と共に担当者が交代しますから。でも、番組の高い水準を常に保ち、ユニークな放送パターンを守り続ける限り、『ドクター・フー』が時期尚早に打ち切られることはないはずです。」
●『ドクター・フー』シリーズ4はどんな内容に?(2008年03月10日)
イギリスでは間もなく『
ドクター・フー』シリーズ4が幕を開けますが、新シリーズの内容が一部、明らかになりました。
第1話では、今までに見られなかったような、変わったモンスターが登場します。
第2話『ポンペイの炎』でドクターと新コンパニオンのドナは古代ローマ帝国の都市ポンペイにタイムトラベルします。そこではエイリアンの仕業でベスビウス火山の噴火が起こります。
第3話でドクターとドナはウードの故郷の惑星「ウード・スフィア」を訪れます。この星の光景は壮観!
第6話では五代目ドクター、ピーター・デイヴィソンの娘さんであるジョージア・モフェットが出演します。彼女は「誰一人として忘れられない」役を演じるそうです。またこの回では、ドクターに大きな影響を与えるできごとが起こります。
第8話と9話は二部構成で、合言葉は「生き残りたかったら、影を数えろ」です。
第10話でドクターたちは「ミッドナイト」という惑星に到着します。ここは休暇目的のリゾート星ですが、間違いが起こり、休暇客たちはこの星に取り残されることに。周りではエイリアンの脅威がいっぱい!
第11話ではビリー・パイパー演じるローズが復活します。
●『ドクター・フー』がRTSにノミネート(2008年03月06日)
『
ドクター・フー』とそのスピンオフシリーズ『
サラ・ジェーン・アドベンチャーズ』がロイヤル・テレビジョン・ソサエティ賞にノミネートされました。
ロイヤル・テレビジョン・ソサエティ(通称RTS)は世界で最古かつ最も有名なテレビ団体で、イギリス国内に14の事務所を持つほか、アイルランドとカナダとアメリカに支部があります。ロイヤル・テレビジョン・ソサエティ賞はイギリスのテレビ業界で最も名声のある賞とされています。
『ドクター・フー』は最優秀連続ドラマ賞のカテゴリーでノミネートされたほか、ドクターを演じているデイヴィッド・テナントは最優秀俳優賞にノミネートされました。そして『サラ・ジェーン・アドベンチャーズ』は最優秀子供番組にノミネートされました。
●スペイン版『ライフ・オン・マース』の製作が決定(2008年03月01日)
イギリスの日刊紙『ザ・タイムズ』の報道によると、イギリスBBC製作のドラマシリーズ『
ライフ・オン・マース』がスペインのテレビ局「アンテナ3」によってリメイクされるとのことです。
アンテナ3の買い付け部長、メルセデス・ギャメロ氏は、このドラマがスペインの視聴者の間で人気を博すことに自信を持っているとのこと。
「スペインの視聴者はドラマとコメディが程よくミックスされた内容を楽しむと思います。70年代の音楽も大きな魅力ですし」とギャメロ氏は語ります。
現代から1970年代にタイムスリップした警察官の活躍を描くこのドラマ、舞台は1973年のマンチェスターから1978年のスペインに移されます。なぜ1978年かというと、この年スペインはフランコの独裁体制から脱却したからです。したがって脚本家はこの時期のスペインの状況を脚本に盛り込むことができます。
「登場人物を作り直すにあたり、ドラマの舞台を1978年に移す必要があったのです。例を挙げますと、フランコ体制の下で女性の警察官は許されていませんでした」とギャメロ氏は述べます。「フランコの下で、警察は政治体制の重要な部門と見なされました。1978年までに、独裁体制に反対する気運が国民の間で盛り上がったのです。このころまでにスペイン男性の気質は大いに変わり、男らしさがもてはやされるようになりました。」
スペイン版のドラマの内容はオリジナルのイギリス版の内容とかなり似通ったものになるとのことです。たとえば、IRAのテロ事件が起こったエピソードでは、バスク地方のテログループ、Etaが登場します。
ちなみに『ライフ・オン・マース』はアメリカでもリメイクされています。
●『HEROES/ヒーローズ』シーズン3の製作が決定(2008年02月16日)
 |
| (C)NBC |
今年の秋、アメリカで『
HEROES/ヒーローズ』のシーズン3が放送されることがNBCネットワークによって確認されました。
アメリカでは昨年、同番組のシーズン2が放映されましたが、シーズン2の終わりからシーズン3の始まりまで9ヶ月間の空白があるため、新シーズンの放映が始まる際、NBCでは大々的なキャンペーンを打ち上げる予定とのことです。
NBCエンタテインメントの共同会長であるマーク・グラボフ氏は次のように述べています。「今回の決定は私たちがこの番組の質を信頼していることの証です。製作を早めに決定することで、プロデューサーは次のシーズンのストーリーを創作するにあたり、有利なスタートを切ることができます。」
『HEROES/ヒーローズ』では時間をコントロールできる日本人、ヒロ・ナカムラ(マシ・オカ)がファンの間で人気を博しています。
●『アッシズ・トゥ・アッシズ』がスタート(2008年02月11日)
2008年から1981年のロンドンにタイムスリップした女性警察官アレックス・ドレイク(キーリー・ホーズ)の混乱と活躍を描くドラマ『
アッシズ・トゥ・アッシズ(直訳:灰から灰まで)』がイギリスのBBCで2月7日からスタートしました。
アレックスは腕利きの容疑者性格分析官(事件の手口から犯人像を割り出す専門家)。離婚して小学生の娘と二人暮らしです。彼女は自殺した警察官サム・タイラー(このドラマの前身『ライフ・オン・マース』の主人公)に興味を持ち、彼のファイルを読みあさっています。ある日、彼女は犯罪者に娘を誘拐されてしまいます。犯人と交渉中、アレックスは銃で撃たれ、気づいたらそこはウォークマンやデュランデュランが流行っていた1981年のロンドン。果たして彼女は銃に撃たれたショックで昏睡状態にあり、夢を見ているのか?それとも本当にタイムスリップしてしまったのか……?あろうことか、彼女はサム・タイラーと同じような状況におちいってしまったのです!
1981年でもなぜか警察官としての身分はそのままだったので、アレックスの警察勤めが始まりますが、彼女の上司ジーン・ハント(フィリップ・グレニスター)は女性を蔑視する荒っぽい男。時の首相は女性(マーガレット・サッチャー)だったものの、まだまだ男女の平等が確立していなかったロンドンで彼女は生き延びることができるか?そして自分の時代に戻れるのか?
2006〜2007年にBBCで放映され、大ヒットした『ライフ・オン・マース』のスピンオフ・シリーズとなるこのドラマ、初回の視聴者数は700万人を記録し、好調な滑り出しとなりました。なお、タイトルの『アッシズ・トゥ・アッシズ』はデイヴィッド・ボウイが1980年にリリースしたシングルのタイトルで、当時イギリスのヒットチャートで一位になりました。
●『サラ・ジェーン・アドベンチャーズ』シリーズ2の製作が決定(2008年02月07日)
『ドクター・フー』のスピンオフシリーズで、子供を対象にしたSFファンタジー『
サラ・ジェーン・アドベンチャーズ』シリーズ2の製作が正式に決定したことを、このほどイギリスのBBCが発表しました。このドラマシリーズは三代目ドクターのコンパニオンとして視聴者の間で絶大な人気を博したサラ・ジェーン(エリザベス・スレイデン)と彼女の仲間たちが地球をエイリアンなど数々の危機から救うという物語。彼女は『(新)ドクター・フー』シリーズ2の
第三回エピソードにも出演したいきさつがあります。
クリエイターのラッセル・T・デイヴィス氏は次のように語っています。「私はこのドラマが大好きです。ずっとずっと続いてほしいものです。」