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時間旅行TV&映画ゾーン→(旧)ドクター・フー:シーズン21

■シーズン21の概要

比較的安定した時期が続いたあと、『ドクター・フー』のシーズン21では、最後の3話にかけて、キャストが一新されました。コンパニオンのジャネット・フィールディング(ティーガン役)とマーク・ストリックソン(ターロー役)が降板することになり、ロボットのカメリオンも台本から消されることになりました。

そして、5代目ドクター役のピーター・デイヴィソンもまた役を降りることになりました。元々彼は3シーズンで身を引くつもりでいたのですが、シーズン21の脚本の質が高かったので、心を変え、引き続きドクター役を演じることを希望しました。ところが、その時点で6代目ドクターの俳優がすでに決まっていたので、デイヴィソン氏は引退せざるを得ない立場になったのです。かくして『ドクター・フー』は再び刷新されることになりました。


第130話:5人のドクター(1983年特番)

脚本:テランス・ディックス
監督:ピーター・モファット

20周年記念番組

放送日:1983年11月25日

初代、2代目、3代目、5代目のドクターと、新旧コンパニオンたちは、謎の人物に誘われ、ギャリフレイ星の禁じられた「死のゾーン」に向かう。だが、4代目ドクターと彼のコンパニオン・ロマーナは時間の渦に捕らわれたため、そこに行くことができなかった。

4人のドクターとコンパニオンたちは、「死のゾーン」に建てられたダーク・タワーに向かう。その塔にはタイムロードのラシロンが埋葬されていた。塔に向かう途中、ドクターたちは、ダーレクやサイバーマンなど、数々の強敵に遭遇する。

5代目ドクターはギャリフレイ星の首都にテレポートすることに成功し、高等議会の中に裏切り者がいることを突き止める。すべてはラシロンの陰謀だったのだ。彼は不死身になることをもくろんでいた……。

■1983年特番の概要

『ドクター・フー』放送20周年を記念して、テレビ映画『5人のドクター』が制作されました。

この番組には歴代のドクター5人が出演しましたが、初代ドクター役のウィリアム・ハートネルはその時点ですでに他界していたので、リチャード・ハーンドールが代役を務めました。また、4代目ドクターのトム・ベイカーは出演を拒否したので、過去に撮影されたクリップ映像をはさむことで、出演に代えられました。

また、このドラマには、11人の新旧コンパニオン(スーザン、レスブリッジ・スチュワート准将、ジェイミー、ゾー、マイク・イェイツ、リズ、サラ・ジェーン、二代目ロマーナ、K9、ティーガン、ターロー)が顔を見せたほか、4人の悪役(マスター、サイバーマン、ダーレク、雪男)も出演して、20周年記念番組に華を添えました。

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第131話:海底の戦士

脚本:ジョニー・バーン
監督:ペナント・ロバーツ

海底基地で人類滅亡計画

第1話:1984年1月5日
第2話:1984年1月6日
第3話:1984年1月12日
第4話:1984年1月13日

ターディスは2084年の海底基地に到着する。21世紀末期の地球では、勢力が二手に分かれ、冷戦を繰り広げていた。そんな中、海底基地では、重要人物が次々に謎の死を遂げるなど、不可解な事件が起こっていた。

ドクター、ティーガン、ターローの調査の結果、海底基地に二重スパイが潜んでいることが明らかになる。ドクターの旧敵・サイルリアンとシーデビルが人類滅亡計画をひそかに進めていたのだ……。

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第132話:覚醒

脚本:エリック・プリングル
監督:マイケル・オーウェン・モリス

戦争のエネルギーを吸収するエイリアン

第1話:1984年1月19日
第2話:1984年2月20日

祖父に会いたいというティーガンの望みに応え、ドクターは彼女をイギリスの小さな村に連れていく。折しも、その村の長であるジョージ・ハッチンソン卿は、村人たちに昔の衣装を着させて、昔この村で起こった内戦を再現しようとしていた。

だが、それによって、教会の地下に埋められていたエイリアンのメイラスが目覚めてしまった。そのエイリアンは戦争や死によって高まった人間の感情をエネルギー源にする生き物であった。メイラスに操られたハッチンソン卿は、その生き物を解放する作業に着手する……。

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第133話:フロンティオス

脚本:クリストファー・ビドミード
監督:ロン・ジョーンズ

重力を操れる巨大な昆虫

第1話:1984年1月26日
第2話:1984年1月27日
第3話:1984年2月2日
第4話:1984年2月3日

ターディスは遠い未来の惑星・フロンティオスに到着する。何年も前、人類の乗った宇宙船がその星に墜落、彼らはそこに植民地を築いた。だが、そこで人々は苦闘していた。致死的な隕石の雨が降ったり、要人が地中に引きずり込まれるなど、数々の災難に見舞われていたのだ。

ドクター、ティーガン、ターローの調査の結果、それらの事件はグラヴィスとトラクテイターの仕業であることが判明した。トラクテイターは巨大な昆虫で、重力を操る力を持っていた。グラヴィスはフロンティオス星を巨大な宇宙船に変え、トラクテイターの恐怖を銀河中に蔓延(まんえん)させようとしていたのだ。

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第134話:ダーレクの復活

脚本:エリック・サウォード
監督:マシュー・ロビンソン

ダーレクだけを冒すウイルス

第1話:1984年2月8日
第2話:1984年2月15日

ドクター、ティーガン、ターローは、ダーレクの「タイム・コリドー(時間の廊下)」で引き裂かれそうになる。タイム・コリドーは、現代の地球にある倉庫と、未来の宇宙船をつないでいた。

ダーレクはモヴェランズという種族と戦っていたのだが、モヴェランズがダーレクだけを冒すウイルスを開発したため、戦争に敗れたのだった。そこでダーレクは、人間の雇い兵・ライトンを使って、幽閉されているダヴロス(ダーレクの開発者)を目覚めさせ、解毒剤を作ろうとしていた。

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■さようなら、ティーガン!

あまりにもたくさんの死や暴力を目にしたティーガンは、ドクターに別れを告げ、地球に残ることを決意しました。


脚本:ピーター・グリムウェイド
監督:フィオナ・カミング

奇跡的な治癒力を持つ火山の炎

第1話:1984年2月23日
第2話:1984年2月24日
第3話:1984年3月1日
第4話:1984年3月2日

ターローは海で溺れていたペリ・ブラウンという名の女学生を救いだし、ターディスに連れてくる。回復したペリがドクターとターローに別れを告げようとした時、ドクターの敵・マスターに操られたロボットのカメリオンがターディスを操作し、ドクターたちは惑星サーンに行ってしまう。

マスターは組織圧縮装置の事故によって縮小し、背の高さがわずか数センチになっていた。サーン星の火山の炎には奇跡的な治癒力があるので、マスターはその炎を利用して元の姿に戻ろうとしていたのだ。一方、サーン星とターローの間には謎に満ちたつながりがあった……。

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■さようなら、ターローとカメリオン!

ターローは故郷の星に戻ることになりました。一方、何度もマスターに操られたカメリオンは、自分が危険な存在であることを認識し、自分を破壊するようドクターに要請します。二人の代わりにペリがドクターと一緒に旅をすることになります。


●ペリ
パーパギリアム(ペリ)・ブラウンは植物学を専攻するアメリカの大学生です。マスターの計略に巻き込まれ、惑星サーンを訪れてから、ドクターと一緒に時空を旅することを決意します。

ペリを演じたのはニコラ・ブライアント。彼女は『炎の惑星』(1984年2月)から『タイムロード裁判』(1986年10月)までコンパニオンを務めました。なお、彼女は劇中でアメリカ人ということになっていますが、実はイギリス人です。


第136話:アンドロザーニの洞窟

脚本:ロバート・ホームズ
監督:グレーム・ハーパー

5代目ドクターの最終話

第1話:1984年3月8日
第2話:1984年3月9日
第3話:1984年3月15日
第4話:1984年3月16日

ドクターとペリは、惑星アンドロザーニ・マイナーに到着してから、致死的な毒血症にかかってしまう。二人は手遅れになる前に治療法を突きとめようとするが、そうこうしている間に、その星で何十年も続いている争いに巻き込まれてしまう。

その争いは、顔をひどく損傷したロボット研究家のシャラズ・ジェクと、実業家モーガスとの間で起こっていた。ジェクはペリに恋をするが、彼女がジェクの求愛を拒否したので、状況は悪化の一途をたどる。沼地に潜む獣と、鉄砲の密輸入者に追い詰められたドクターは、自分自身を救うか、ペリを救うかの二者択一に迫られる……。

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■さようなら、5代目ドクター!

ドクターの体は毒血症によって著しく損傷し、回復の見込みが断たれたので、再生し、6代目ドクターが誕生しました。


■6代目ドクター紹介

6代目ドクターの衣装は色鮮やかでミスマッチ、性格は向う見ずで横柄であり、先代のドクターたちと一線を画していました。ある意味で、彼は、短気で信頼のおけない初代ドクターに立ち返ったような性格の持ち主でした。

6代目ドクターを演じたのはコリン・ベイカー。彼は1984年3月の『アンドロザーニの洞窟』から、1986年12月の『タイムロード裁判』までこの役を演じました。


第137話:双子ジレンマ

脚本:アンソニー・スティーヴン
監督:ピーター・モファット

6代目ドクターの第一話

第1話:1984年3月22日
第2話:1984年3月23日
第3話:1984年3月29日
第4話:1984年3月30日


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