
アメリカの少年、ジェイソンは中華街でカンフーの海賊版DVDを物色している最中、伝説の如意棒を手に入れる。そして彼は古代中国にタイムスリップ!そこでジェイソンはとてつもない使命を負わされる。悪者のジェイド将軍に呪いをかけられ、幽閉されている孫悟空を救い出さなければならないのだ。ジェイソンはカンフーの達人、ルー・ヤンと、サイレント・モンクを初めとするはみ出し者の戦士たちに付き添われて旅を始める。だが、ジェイソンが使命を果たし、自分の時代に帰る方法を見つけるためには、カンフーの極意を習得しなければならない……。

■有名サイトの評価(2011年8月21日現在)
インターネット映画データベース: 6.7 / 10
『腐ったトマト』のトマトメーター: 65%
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・本作よりも質の高い映画作品の数々を寄せ集めたような感じ。戦いの場面はスリルに満ちているが、筋も登場人物も味気ないので、国際的なスーパースターを起用する価値はなかった。 - マット・スティーヴンス(E!オンライン)
・この王国は本当に禁じられるべきだ。(注:本作の原題は『禁じられた王国』) - アダム・マーコヴィッツ(エンタテインメント・ウィークリー)
・カンフー映画のパイオニアふたりの競演を見るだけでも、お金を払う価値はある。それ以外に価値がないのは残念なことだ。 - ビル・ギブロン(filmcritic.com)
・コアなファンは満足するだろうが、16歳以上の観客を夢中にさせることはないだろう。 - スティーヴン・ファーバー(ハリウッド・リポーター)
・由緒ある中国映画の伝統を忠実に再現しようとしている。製作者の態度はあきれるくらい熱心だ。 - A.O.スコット(ニューヨーク・タイムズ)
・このジャンルが一般の観客に受け入れられたのは『グリーン・デステニー』が最初だが、それ以来、最高のファンタジー系の物語だ。 - ジェームス・ベラーディネーリ(リール・ヴューズ)

■贅沢な視覚体験 




私は『西遊記』のファンなので、この映画は必見ものだった。しかもこの作品はタイムトラベルが絡んでいるので、迷わずDVDを購入。お金は決して無駄にならなかった。
脚本を書いたジョン・フュースコも『西遊記』のファンだそう。フュースコ氏は、我が子が夜、眠りにつく前に、ベッドタイム・ストーリーを語り聞かせるために、『西遊記』を元に独自の物語を創作、その物語が最終的にこの映画に結実したのだそう。
ストーリーは単純で、結末は容易に予想がつく。にもかかわらず、見終えたあと、深い満足を感じた。
その理由のひとつは、いうまでもなく、この作品の最大の呼び物であるジェット・リーとジャッキー・チェンの最初にして最後(?)の競演。これだけでもこの映画を見る価値はあるが、それ以外にも見所はたくさん。
ヴィジュアルが圧倒的にすばらしい。全編、中国ロケを敢行。初めの場面はアメリカのチャイナタウンが舞台になっているが、この場面でさえ中国で撮影したとのこと。上海の町並みをアメリカ風にするために、スタッフはかなり苦労したそう。舞台が古代の中国に移ってからは、緑豊かな田園地帯から灼熱の砂漠まで、変化に富んだ美しい大自然が次から次へと映し出される。それに加えて、絢爛豪華なセットや衣装が目を存分に楽しませてくれる。仙界の描写も中国の幽玄な雰囲気を巧みに映像化しており、感心することしきりだった。
視覚だけでなく聴覚も楽しませてくれる。中国の伝統的なメロディーや楽器をモチーフにしたサントラ音楽の数々は、時に壮麗で、時にダイナミック、心をリッチに潤してくれた。

時間SF映画: 20〜40年代 | 50〜60年代 | 70年代 | 80年代 | 90〜94年 | 95〜99年 | 2000〜04年 | 2004〜09年 | 2010年〜