時間旅行TV&映画ゾーンタイムトラベル映画(2000〜04年)プライマー→プライマー解析

『プライマー』を解析する

世界で最も難解なタイムトラベル映画?
2004年のサンダンス映画祭で審査員大賞に輝いた衝撃作!

下記の説明の読み方

『プライマー』のプロットは込み入っていて一筋縄ではいきません。最初に映画を見たときは、多分チンプンカンプンで、何が何だかわからないと思います。

『プライマー』では9つのタイムライン(時間軸)が作られますが、タイムラインとは並行世界のことではありません。時間が枝分かれして9つの同じ世界が生まれるわけではないのです。現実はあくまでも一つであり、タイムトラベルすることによって過去が9回書き換えられるのです。また下記の説明では、名前の後にアーロン(5)というように数字がつきます。これはアーロンが5人存在するという意味ではありません。単にアーロンが5回タイムトラベルしたことを表すに過ぎません。ただし、『プライマー』のタイムマシンを使うことによって、自分自身の複製を作り出すことは可能です。実際、映画の終わりで三人のアーロンと二人のエイブが存在しています。


『プライマー』のタイムマシンの仕組み

アーロンとエイブが開発したタイムマシンで未来に行くことはできません。過去に限られます。タイムトラベルするためには、まずタイムマシンのスイッチを入れなければなりません。スイッチを入れたあとは普通に生活します。

さて、スイッチを入れたあと6時間が経過したと仮定しましょう。タイムトラベルをしたい人は、タイムマシンがある場所に戻ってきて、箱(タイムマシン)の中に入り、その中で6時間を過ごさなければなりません。この6時間の間に箱の中で時間が逆行するのです。6時間経過後、箱の中から出ると、そこは6時間前の世界に戻っています。しかし、6時間以上過去にさかのぼることはできません。スイッチを入れた時間までしか戻れないのです。つまり、スイッチを入れたとたん、箱の中からタイムトラベルを終えた自分自身が出てくることになります。

アーロンとエイブは自分自身と鉢合わせすることを避けるため、タイマーを使ってスイッチを入れています。たとえば、15分後にスイッチが入るようセットしてから、タイムマシンをあとにして別の場所に向かったら、15分後にスイッチが入り、それと同時に箱の中からタイムトラベルを終えた自分が出てくるというわけです。

興味深いのは、この6時間の間に三人の自分が存在することです。オリジナルの自分、箱の中で時間を逆行している自分、そして箱の中から出て6時間を生きなおしている自分の三人です! 6時間が経過した時点で、三人は一人に戻ります。でも、その過程を妨害したら、自分の複製ができることになります。なお、時間を逆行している途中、箱から出てはいけません。もしそうしたら取り返しのつかない事態になってしまいます(映画の中で、時間が来る前に箱から出たグレンジャー氏は昏睡状態におちいりました)。

【タイムライン1】

2003年9月21日(日曜日)

午前8時30分
エイブ(0)が安全用タイムマシン0のタイマーを30分後にセットし、倉庫をあとにする(タイムマシンは倉庫の中に保管されている)。安全用タイムマシンとは、タイムトラベルによって取り返しのつかない事態になった時、すべてをリセットするため、大元の時間に戻るためのタイムマシンである。

午前9時
安全用タイムマシンが起動する。

2003年9月22日(月曜日)

午前8時45分
エイブ(0)がタイムマシン1のタイマーを15分後に設定し、ホテルに向かう。これから彼はホテルで6時間を過ごすことになる。なぜホテルで過ごすかというと、二人の同一人物が鉢合わせしたり、あちこちで同じ人物が目撃されたりすることを避けるためである。

午後3時
エイブは倉庫に戻って、タイムマシン1の中に入る。その結果、タイムライン2ができる。

【タイムライン2】

2003年9月22日(月曜日)

午前9時
タイムトラベルを終えたエイブ(1)がタイムマシン1の中から出てくる。

午前10時
エイブ(1)は公園にいるアーロン(0)にタイムトラベルの成功を打ち明ける。

午後3時
エイブ(1)とアーロン(0)は倉庫の近くにある道路わきに立ち、タイムトラベルするため倉庫に入っていくエイブ(0)を目撃する。

その夜、アーロン(0)は自分用のタイムマシン2を作る。

2003年9月23日(火曜日)

午前8時45分
エイブ(1)とアーロン(0)は倉庫に向かい、タイムマシン1とタイムマシン2のタイマーを15分後にセットし、エイブの車でホテルに向かう。ホテルに滞在中、二人は図書館に出向き、パソコンでその日に値上がりした株を調べる。二人の計画は、タイムマシンで6時間前に戻り、値上がりした株を購入して金儲けするというものである。

午後3時
エイブ(1)とアーロン(0)は倉庫に戻り、タイムマシン1と2にそれぞれ入る。その結果、タイムライン3ができる。

【タイムライン3】

2003年9月23日(火曜日)

午前9時
タイムマシン1と2が起動し、タイムトラベルを終えたエイブ(2)とアーロン(1)が出てくる。二人はアーロンの家に向かい、タイムライン2で調べた株を購入する。

午後3時
エイブ(2)とアーロン(1)は倉庫に向かい、エイブ(1)とアーロン(0)がタイムトラベルするため倉庫に入っていく姿を目撃する。

午後9時
この夜、エイブとアーロンの同僚・ロバートの誕生日パーティーが催される。パーティーに出席しているレイチェルはエイブとアーロンの友達である。この夜、レイチェルの元ボーイフレンドが猟銃を持ってパーティーに踏み込んできて人々を震え上げさせるが、怪我人は出なかった。この時、エイブ(1)もアーロン(0)もパーティーには出席していなかった。

2003年9月24日(水曜日)

アーロン(1)はエイブがひそかに隠していた安全用タイムマシンを見つける。アーロン(1)は安全用タイムマシンの用途を察知する。安全用タイムマシンとは、タイムトラベルを実行することによって取り返しのつかない事態になったとき、すべてをリセットするために大元の時間に戻るためのタイムマシンである。

そこでアーロン(1)はタイムマシン1とタイムマシン2を携えて安全用タイムマシン0の中に入り、9月21日(日曜日)の午前9時にタイムトラベルする(タイムマシンは小型に折りたたむことができるため、別のタイムマシンの中に持ち込むことができる)。その結果、タイムライン4ができる。なぜアーロンが日曜日まで戻ったかというと、その理由は二つあると思われる。一つは、エイブに状況をコントロールされたくなかったから。そしてもう一つは、火曜日に開かれたパーティーに顔を出し、レイチェルを襲った元ボーイフレンドを警察に逮捕させたかったからである。


【タイムライン4】

2003年9月21日(日曜日)

午前9時
エイブ(0)がタイマーをセットしたタイムマシン0が起動し、アーロン(2)が二つのタイムマシン1と2を携えて出てくる。この時点でタイムマシンは4台存在することになる。安全用タイムマシン0、エイブが作ったタイムマシン1、そしてアーロンがタイムトラベルで持ってきたタイムマシン二台(便宜上、タイムマシン1Aおよび2Aと呼ぶことにする)の4台である。アーロン(2)は倉庫の部屋を新たに借り、安全用タイムマシン0をそこに移動する(なぜなら、その中に自分がいるからだ)。

午前10時
アーロン(2)はタイムマシン1Aを新たに借りた部屋にいれ、1時間後にタイマーをセットする。これはアーロン専用の安全用タイムマシンになったわけである。次にアーロン(2)はタイムマシン2Aを安全用タイムマシン0が置いてあった部屋に入れ、タイマーを2時間後にセットする。エイブはタイムマシン2Aが安全用タイムマシン0だと思い込むはずである。なぜ1時間の時間差をつけたかというと、エイブが安全用タイムマシン2Aを使うことを決意したとき、アーロンがエイブよりも1時間早く出てきて、先手を打てるからである。

午前11時
タイムマシン1Aが起動する。

午後12時
タイムマシン2Aが起動する。

2003年9月22日(月曜日)

午前5時
アーロン(2)は自分の家に行って、アーロン(0)の朝食用の牛乳に睡眠薬を注入する。

午前6時
朝食を食べたアーロン(0)は意識を失う。アーロン(2)はアーロン(0)を屋根裏部屋に押し込め、アーロン(0)を装う。こうして二人のアーロンが存在することになったわけだ。

午前8時45分
エイブ(0)がタイムマシン1のタイマーを15分後に設定し、ホテルに向かう。

午前9時
タイムトラベルを終えたエイブ(1)がタイムマシン1の中から出てくる。

午前10時
エイブ(1)は公園にいるアーロン(2)にタイムトラベルの成功を打ち明ける。アーロン(2)はラジオでバスケットの試合を聞くと見せかけ、耳にイヤホンを入れているが、実は会話を録音しているのだ。なぜ会話を録音しているかというと、間違いが起きた時、もう一度過去にタイムトラベルし、その間違った件を正せるからだ。会話を録音しておけば、相手が何を言うか事前にわかるので、状況をコントロールしやすくなるわけだ。

午後3時
エイブ(1)とアーロン(2)は倉庫の近くにある道路わきに立ち、タイムトラベルするため倉庫に入っていくエイブ(0)を目撃する。

その夜、アーロン(2)は自分用のタイムマシン2を作る。

2003年9月23日(火曜日)

午前8時45分
エイブ(1)とアーロン(2)はタイムマシン1と2のタイマーを15分後にセットし、ホテルに向かう。

午前9時
タイムマシン1と2が起動する。6時間の経過を待つあいだ、二人は値上がりした株を調べる。

午後3時
エイブ(1)とアーロン(2)は倉庫に向かい、タイムマシン1と2の中に入る。その結果、タイムライン5ができる。

【タイムライン5】

2003年9月23日(火曜日)

午前8時45分
エイブ(1)とアーロン(2)はタイムマシン1と2のタイマーを15分後にセットし、ホテルに向かう。

午前9時
タイムマシン1と2が起動し、タイムトラベルを終えたエイブ(2)とアーロン(3)が箱の中から出てくる。二人はアーロンの家に向かい、株を買う。

午後3時
エイブ(2)とアーロン(3)は倉庫に向かい、倉庫に入っていく自分自身……エイブ(1)とアーロン(2)を双眼鏡で観察する。

午後5時
アーロンの自宅で、アーロンの妻がエイブ(2)とアーロン(3)に「屋根裏部屋のネズミがうるさい」と文句を言う。実のところ、屋根裏部屋にいるのはネズミではなく、睡眠薬を飲まされたアーロン(0)である。

午後9時
アーロン(3)は同僚ロバートの誕生日パーティーに行く。そこにレイチェルの元ボーイフレンドが猟銃を持って踏み込んでくる。アーロン(3)は銃を取り上げ惨事を防ぐ。だが、元ボーイフレンドは逮捕されなかったので、レイチェルの安全は確保されない。

2003年9月24日(水曜日)

午前8時45分
エイブ(2)とアーロン(3)はタイムマシン1と2のタイマーを15分後にセットし、ホテルに向かう。 

午前9時
二つのタイムマシンが起動する。

午後3時
エイブ(2)とアーロン(3)は倉庫に戻り、タイムマシン1と2の中にそれぞれ入り、タイムライン6ができる。

【タイムライン6】

2003年9月24日(水曜日)

午前8時45分
エイブ(2)とアーロン(3)はタイムマシン1と2のタイマーを15分後にセットし、ホテルに向かう。

午前9時
タイムマシン1と2が起動し、タイムトラベルを終えたエイブ(3)とアーロン(4)が箱の中から出てくる。アーロン(4)はエイブ(3)よりも余計にタイムトラベルをしたので、耳から血が流れてくる。それでも二人は金儲けのために株を購入する。

午後5時
同僚のロバートとフィリップがやってきて、昨夜のパーティーでアーロン(3)が惨事を防ぎ、ヒーローとして讃えられたことをエイブに話す。エイブは、アーロンが妻子持ちであるにもかかわらず、犯人に襲いかかり、我が身と家族を危険にさらしたことを心配する。この時点でエイブ(3)はアーロン(4)が安全用タイムマシン0でタイムトラベルしたことを知らない。

午後11時
エイブ(3)とアーロン(4)は行方不明になった猫を探す。猫を探しながらエイブはアーロンに説教する。アーロンは妻子のある身なので、我が身を危険にさらしてまで英雄的な行動に及ぶべきではないというのがエイブの言い分だ。

2003年9月25日(木曜日)

午前8時45分
エイブ(3)とアーロン(4)はタイムマシン1と2のタイマーを15分後にセットし、ホテルに向かう。

午前9時
タイムマシン1と2が起動する。

午後2時
アーロン(4)の携帯電話が鳴り、彼は電話に出る。

午後3時
エイブ(3)とアーロン(4)は倉庫に向かい、タイムマシン1と2にそれぞれ入る。その結果、タイムライン7ができる。


【タイムライン7】

2003年9月25日(木曜日)

午前8時45分
エイブ(3)とアーロン(4)はタイムマシン1と2のタイマーを15分後にセットし、ホテルに向かう。

午前9時
タイムマシン1と2が起動し、タイムトラベルを終えたエイブ(4)とアーロン(5)が箱から出てくる。アーロン(5)がテレビを見る間、エイブ(4)はマフィンを食べる。この日も二人は株を買って金儲けする。

午後2時
アーロン(5)の携帯電話が鳴り、彼は電話に出る。したがって、タイムライン6で、ホテルにいるアーロン(4)の携帯は鳴らないことになる。

午後4時45分
エイブ(4)はタイムパラドックスの実験をするため倉庫に向かい、タイムマシン1と2のタイマーを15分後にセットした後、倉庫をあとにする。

午後5時
タイムマシン1と2が起動する。

午後10時
レイチェルの父親であるグレンジャー氏(0)がタイムマシンのことを知り、エイブとアーロンに内緒でタイムトラベルをすることを決意する。なぜグレンジャー氏がタイムマシンの秘密を知ったかというと、彼は新企業への投資家なので、エイブがタイムマシンで起業することをもくろみ、グレンジャー氏に話してしまったからだ。彼はタイムマシン1または2の中に入り、タイムライン8ができる。


【タイムライン8】

2003年9月25日(木曜日)

午後4時45分
エイブ(4)はタイムマシン1と2のタイマーを15分後にセットした後、倉庫をあとにする。

午後5時
タイムマシン1と2が起動する。

午後6時30分
タイムトラベルを終えたグレンジャー氏(1)がタイムマシン1または2の中から出てくる。本来なら午後10時に出てこなくてはいけないのに、早めにタイムマシンから出てしまったので、グレンジャー氏(1)はあとから昏睡状態におちいることになる。

午後10時
グレンジャー氏(0)がタイムマシン1または2の中に入る。

午後11時
エイブ(4)が目を覚ます。近所のティーンエージャーが悪さをして、通りに停めてある車の警報機を鳴らしまくったので、その騒音で目を覚ましたのだ。そこでエイブ(4)はアーロン(5)の家に行き、木曜日の午後5時までタイムトラベルすることを提案する。エイブの計画は、タイムトラベルする前に、にっくき上司プラットの家を訪れ、プラットの顔にパンチを食らわせた後で、午後5時までタイムトラベルするというものだ。その後でいたずら者のティーンエージャーを脅かして、車の警報機を鳴らさせないようにすればいいのだ。そうしたら、プラットにパンチを食らわせた件は帳消しにされるので、上司を殴った罪をつぐなわずにすむし、ティーンエージャーはいたずらをしないので、その夜はゆっくり眠れるというわけだ。

かくして二人はプラットの家に向かうのだが、その途中で車の中にいるグレンジャー氏(1)を目にする。彼は無精ひげを生やしていた。だが、数時間前にアーロンがグレンジャー氏に会ったとき、彼はひげをそっており、妻と一緒にパーティーに向かうところだった。何かがおかしいと感じたエイブはグレンジャー氏の娘であるレイチェルに電話して、グレンジャー氏の電話番号を聞き出す。その番号に電話したら、グレンジャー氏は確かに自宅にいることが判明した。ということは二人のグレンジャー氏が存在することになる。エイブ(4)とアーロン(5)はグレンジャー氏がタイムマシンの秘密を知り、二人に内緒でタイムトラベルをしたのだと推測する。アーロンとエイブはグレンジャー氏(1)を追いかけるが、彼は途中で倒れ、昏睡状態におちいってしまう。

取り返しのつかない事態になったため、エイブは恐ろしくなり、安全用タイムマシンを使い、すべてをリセットすることを決意する。しかし、その安全用タイムマシンはタイムライン4でアーロン(2)がタイムマシン2Aと入れ替えたものである。エイブ(4)が安全用タイムマシンを使おうとしていることを察知したアーロン(5)は先手を打ち、秘密の部屋に隠してあるタイムマシン1Aを使うことを決意する。その結果、タイムライン9ができる。

【タイムライン9】

2003年9月21日(日曜日)

午前11時
タイムマシン1Aが起動し、タイムトラベルを終えたアーロン(6)が箱の中から出てくる(これはタイムライン4でアーロン(2)がセットしたタイムマシンである)。

午後12時
タイムマシン2Aが起動し、タイムトラベルを終えたエイブ(5)が出てくる。この時点でエイブ(5)はアーロン(6)が自分よりも一時間早く過去に戻ってきたことを知らない。

2003年9月22日(月曜日)

午前4時30分
エイブ(5)は過去の自分自身……エイブ(0)に亜酸化窒素(麻酔剤)をかがせ、意識不明にした後、アーロン家の洋服だんすに閉じ込める。その結果、二人のエイブ……エイブ(0と5)が存在することになった。

午前5時
アーロン(2)は自分の家に行って、アーロン(0)の朝食用の牛乳に睡眠薬を注入する。

午前6時
朝食を食べたアーロン(0)は意識を失う。アーロン(2)はアーロン(0)を屋根裏部屋に閉じ込める。そこにアーロン(6)が現れ、アーロン(2)と喧嘩を始めるが、アーロン(6)は長時間のタイムトラベルで疲れていたので、負けてしまう。しかし、最終的にアーロン(2)はアーロン(6)の説得に応じ、町から出て行くことを決意する。なぜアーロン(2)が折れたかというと、アーロン(6)がその日の会話をすべて録音ずみだったからである。アーロン(2)はアーロン(6)に先を越されてしまったのだ。結果的に、三人のアーロン……元のアーロンと、複製のアーロン二人……が存在することになった。

午前10時
エイブ(5)は公園に行って、アーロン(6)に会う。この時点でエイブ(5)はベンチに座っているのがアーロン(0)だと思い込んでおり、アーロン(6)に先手を打たれたことを知らない。エイブ(5)はタイムトラベルの疲れにより倒れてしまう。アーロン(6)は事実をエイブ(5)に明かす。

2003年9月23日(火曜日)

アーロン(6)はバスケットボールの練習をしているウィル(レイチェルの元ボーイフレンドのいとこ)に話しかけ、レイチェルの元ボーイフレンドをパーティーに連れてくるよう説得する。なぜそんな説得をしたかというと、元ボーイフレンドを確実に刑務所入りさせたかったからである。そのためには、元ボーイフレンドが猟銃でレイチェルを脅す必要がある。

エイブ(5)とアーロン(6)はパーティーに向かう。その途中で二人は元ボーイフレンドの猟銃から弾丸を抜きとってしまう。今回は二人がうまく立ち回ったので、元ボーイフレンドは刑務所行きになる。

2003年9月24日(水曜日)

アーロン(0)とエイブ(0)が目覚める。エイブ(5)とアーロン(6)は空港にいる。アーロン(6)は町を去ることを決意するが、エイブ(5)は町に残り、アーロン(0)とエイブ(0)がこれ以上タイムトラベルをしてパラドックスを起こさないよう、ひそかにタイムマシンの機能を妨害することを決意したのだった。一方、家を出たアーロン(2)はアーロン(0)に電話を入れ、事の顛末を説明する(この説明が映画のナレーションになっている)。

映画はアーロン(2)がフランス語圏の国で大型のタイムマシンを作っている場面で終わる。


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2015年4月29日現在、日本版DVDはで絶版になっているようです!

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