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■猿の惑星

原題:Planet of the Apes
公開年: 1968
製作国: アメリカ
監督: フランクリン・シャフナー
主演者:
チャールトン・ヘストン
ロディ・マクドウォール
キム・ハンター
上映時間: 112分

時は3978年。4人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船が遠くの惑星に不時着する。その星は言葉を話す知的な猿によって支配されており、人間は奴隷化されていた……。

■有名サイトの評価(2010年7月3日現在)
インターネット映画データベース: 8.0 / 10
『腐ったトマトのトマト新鮮度』: 89%

・忘れえぬ映像と、名ゼリフと、スリリングなアクションにあふれた映画。 - アンドリュー・コリンズ(エンパイア)

・ペースが速く、娯楽性に富み、哲学的な気どりが観賞の邪魔にならない。 - ロジャー・イーバート(シカゴ・サンタイムズ)

・『猿の惑星』は驚異的な映画だ。 - ヴァラエティ

・崇高なまでに憤ったヘストンが、類人猿が人類を支配するあべこべの世界と格闘する。 - ニック・ヒルディッチ(BBC)

これはほとんどの方がご覧になっているのでは? ひょっとしたらまだ未見の方もおられるかもしれないので、かの有名なラストシーンをばらすことは避けますが、本当に最後の場面は衝撃的でしたね! 当時、劇場で公開されたときのショックはただならぬものがあったようです。この映画はフランス人作家、ピエール・ブールの小説が基になっているそうです。私は小説を読んでいないのですが、小説のラストは映画とは違うものだったそうです。ブール氏自身、小説よりも映画のラストのほうを好んだそうです。さすが『トワイライト・ゾーン』のロッド・サーリングが初稿を執筆しただけありますね。

有名な作品だけに、興味深いエピソードにも事欠きません。猿のメークは非常に時間がかかったので、俳優は休憩中もメークをつけたままで食事することを命じられたそう。固形食はミキサーにかけられ、流動食にして供され、俳優はストローでそれを飲んだそうです。ウーン、いかにもまずそう!

もっと面白いのは、猿メークの俳優が休憩中に同じ種同士でたむろしたということです。つまり、オランウータンはオランウータン同士で集い、チンパンジーはチンパンジー同士でつきあっていたそうです! もちろん、そんな決まりがあったわけではありません。自主的かつ自然にそうなったのだそうです。なんと興味深い話でしょう!

それとキム・ハンターが演じた女性チンパンジー、ジラ博士の役は元々イングリッド・バーグマンに話がいったのだそう。でも彼女は猿メークが安っぽい仕上がりになることを恐れ、話を断ったのだそうです。20世紀フォックスも猿の特殊メークのできを心配していたそうですが、結果はメークアップを担当した人がアカデミー賞を得る快挙となり、バーグマンはこの役を蹴ったことを後々まで後悔していたそうです。

■猿の惑星シリーズの新作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が製作(2010年10月10日)

20世紀フォックスが猿の惑星シリーズの新作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』を製作中です。この映画では、同シリーズとしては初めて、特殊メイクの代わりにCGによって猿が作られます。映画『ロード・オブ・ザ・リング』の視覚効果を担当したWetaデジタル社が、映画『アバター』のために開発された画期的なテクノロジーを用いて、CGの猿を作ります。

プロデューサーのアマンダ・シルバーとリック・ジャファが脚本を執筆、ルパート・ワイアットが監督します。彼は脱獄映画『エスケーピスト(2008)』を監督した人です。

この映画は4作目の『猿の惑星・征服』をリブートするもの。『猿の惑星・征服』では、未来からやってきたチンパンジーのカップル・コーネリアスとジラの息子・シーザーが人間社会で反乱を起こすという内容でした。でも、新作の舞台は現代のサンフランシスコに設定されています。遺伝子工学の実験が知的な猿を生み出し、人類と類人猿との間で争いが起こるという内容になっています。


この作品は日本語版DVDが発売されています。
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