
惑星連邦の深宇宙捜査船USSヴォイジャーは、地球から遠く離れたデルタ宇宙域に飛ばされてしまう。そこから地球に戻るには、ウォープ速度を最高にしても75年かかる。ジェインウェイ艦長に率いられる同船の乗組員たちは、反乱軍マキと協力して、一刻も早く地球に戻らなければならない。

■有名サイトの評価 (2011年11月24日現在)
インターネット映画データベース: 7.5 / 10
TV.com: 8.8 / 10(すばらしい)
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パラマウント系列のTVネットワーク・UPNで7シーズンに渡り放送されたスタートレック・シリーズの第4弾。リック・バーマン、マイケル・ピラー、そしてジェリ・テイラーが創作しました。
時代は2371年から2378年に設定されており、第3弾の『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』と時間枠が重なります。
反乱軍マキのテロリストが乗った宇宙船を惑星連邦のUSSヴォイジャーが追跡している内に、二つの宇宙船はプラズマ嵐に巻き込まれ、地球から75000光年離れたデルタ宇宙域に飛ばされてしまいます。
最終的にヴォイジャーはマキの宇宙船を探し出します。両船の乗組員は、故郷への長い旅を乗り切るには両者が力を合わせる必要のあることを認め、いやいやながら協力関係を結びます。
ヴォイジャーを率いるのはスタートレック初の女性艦長・ジェインウェイ。この役を演じているケイト・マルグルーは『刑事コロンボ』の奥さん『ミセス・コロンボ』を演じたことで有名です。当初、ジェインウェイの役はジュヌビエーヌ・ビヨルドが演じるはずだったのですが、撮影が始まってから2日後にビヨルドが突然この役を降板したので、ケイト・マルグルーに役が回りました。
マキのリーダーであるチャコテイはヴォイジャーの副長を務めることになりました。チャコテイはネイティブ・アメリカンですが、それは人種差別を拒否するスタートレックにふさわしい設定ですね。この役を演じているロバート・ベルトランは、メキシコとネイティブ・アメリカンのハーフだそうです。
その他の登場人物は、人間とクリンゴンのハーフであるベラナ・トーレス(機関主任)、操縦士のトム・パリス、保安主任のバルカン星人・テュヴォク、新人のハリー・キム少尉です。
ドクター(医師)はスタートレックでなくてはならない存在ですが、このシリーズでは、なんと緊急用の医療ホログラムが医師の主任を務めます! ヴォイジャーの医療スタッフが全員攻撃され、死んでしまったので、やむを得ず、ホログラムの医師が主任になった次第。このドクターはホログラムであるにもかかわらず、人間味がたっぷりで、大いに笑わせてくれます。
更に、デルタ宇宙域の住人が2人、ヴォイジャーに乗りこむことになりました。一人はタクラシア星人のニーリックス。彼はヴォイジャーで料理人を務めることになりますが、彼もまたコミカルなキャラクターです。彼の愛人・ケスはオカンパ星人で、水耕栽培と医療助手を担当します。シリーズの途中から、幼いころボーグに同化された人間・セブン・オブ・ナインがチームに加わります。

うれしいことに、ヴォイジャーはタイムトラベル関係のエピソードが多いのが特徴です。シーズン1の第2話で早くもタイムトラベルが取り上げられたのみならず、第3話も立て続けにタイムトラベルの物語になっています。今のところ3話しかご紹介していませんが、今後、随時タイムトラベル関係のエピソードを掲載していく予定です。
■第2回:ブラックホールからの脱出(1995年1月23日)

あらすじ:ヴォイジャーはブラックホールの外縁で身動きのとれなくなった宇宙船からSOS信号を受ける。この信号、実は未来のヴォイジャーから発信されたものだった。そのことに気づいたときは時すでに遅しで、ヴォイジャーは量子特異点に捕らわれていた。どのようにしてこの危機から脱出するか?
ミニ感想:これはストーリーが二転三転し、非常に面白いエピソードでした。緊迫感あふれる展開の中で、ドクターの背が縮んでいく場面は声をあげて笑ってしまうほど愉快でした。
■第3回:24時間の過去(1995年1月30日)

あらすじ:ヴォイジャーはとある惑星に到着する。その星は何らかの災害で完全に破壊され、すべての生命は息絶えていた。この現象を調べている最中、ジェインウェイ艦長とパリスは部分空間の亀裂に踏み込み、一日前にタイムスリップしてしまう。その時点で惑星は破壊されておらず、ヴォイジャーはその星から遠く離れた場所を航行していた。地元のテロリストが発電所を攻撃する計画を進めていることを知った二人はその攻撃を阻止しようとするが……。
ミニ感想:これは最後のオチが予想もつかないものでした。このオチは「因果のループ」と呼ばれます。
■第6回:ワームホールの崩壊(1995年2月20日)

あらすじ:ヴォイジャーの乗組員は故郷のアルファ宇宙域に通じるワームホールを発見して喜ぶが、そのワームホールは宇宙船が通過するには小さすぎることが判明する。しかし、向こう側に連絡することはできた。その連絡を受け取ったのは敵・ロミュラン星人の宇宙船だった。ジェインウェイ艦長はロミュランとの間で信頼関係を打ちたてた末、彼をヴォイジャーにビームすることに成功するが……。
ミニ感想:疑り深いロミュランを、ジェインウェイが誠実な態度で説得し、信頼を勝ち取っていく過程が感動的。

■ギャレット・ウォン:ウィリアム・シャトナーは耐えられない(2011年11月19日)

『スタートレック:ヴォイジャー』でハリー・キム少尉を演じたギャレット・ウォンは、スタートレックのファンの集いによく顔を見せることで知られています。
その彼がロサンゼルスで開かれた「コミカゼ・エキスポ」に出席し、ジェームズ・T・カーク艦長ことウィリアム・シャトナーに初めて会った時のことを赤裸々に語りました。残念ながら、シャトナー氏との出会いは苦い体験になったようです。
「昨年、オクラホマ州のタルサ市で開かれたトレック・エキスポに参加したのですが、私は俳優専用の楽屋にいました。それで、ウィリアム・シャトナーに近寄り、『シャトナーさん、やっとお目にかかれて光栄です』と言いました。彼の握手は力のないものでした。彼はイギリス女王のような目つきで私を見ました。そして彼は握手の最中に視線をそらし、手をひっこめて、私の見ている前でその手をシャツでふきました」。
「私はむっとして、彼の太鼓腹にパンチを食らわせたくなりました。はらわたが煮えくりかえるようでした。カーク艦長は大好きですが、ウィリアム・シャトナーは耐えられません。ハッキリ言いますが、あれは人を扱う態度ではありません」。
「ファンのみなさんはシャトナーのサインをもらうために90ドル(約7,000円)も払っています。それなのに彼はファンと目を合わそうともしません。ファンがいなかったら、スタートレックもあり得ません。ファンのみなさんがいるからこそ、スタートレックは成り立っているのです」。
出典:トレック・ニュース

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