
アメリカ政府の出資で、タイムトラベルの可能性を探る「プロジェクト・ティックトック(チクタク計画!)」が極秘裏に立ち上げられ、アリゾナ砂漠の地下に巨大なオペレーションセンターが建設された。ところが、なかなかタイムマシンが完成しないため、業を煮やした政府は上院議員を派遣し、助成金の打ち切りを匂わせる。それを耳にした科学者のトニー・ニューマン博士(ジェームス・ダレン)は、タイムマシンの有効性を証明し、助成金打ち切りを阻止すべく、未完成のタイムマシンに実験台として自ら身を投じてしまう。
こうして博士は1912年にタイムトラベルし、沈没前日のタイタニックの甲板に放り出されてしまう。ニューマン博士はタイタニックの悲劇を阻止すべく、航路を変更するよう船長に説得を試みるものの、船長は狂人のたわごととして聞く耳を持たない。いっぽう、オペレーションセンターのスタッフは、ニューマン博士の助っ人として同僚のダグ・フィリップス博士(ロバート・コルバート)をタイタニック号に送る。豪華客船があわや沈没寸前のところで、スタッフはタイムマシンを操り、両博士を救出することに成功する。ところが、タイムトンネルが未完成のため、ふたりは現代に戻ることがかなわず、それ以降「無限の時の回廊」をあてどもなくさまようことに……。
両博士が放り出されるところは、1910年のハレー彗星接近、真珠湾攻撃前夜、クラカトア火山の大爆発、ギリシア・トロイ戦争、フランス革命、リンカーン大統領暗殺などなど、歴史の節目となった大事件の真っ只中ばかり。だからふたりは時空を移動するたびに危機にみまわれ、知恵と腕力を駆使してピンチを脱出しなければならない。
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■有名サイトの評価 (2010年8月27日現在)
インターネット映画データベース: 7.6 / 10
TV.com: 7.9 / 10
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この番組は1966年から67年にかけてアメリカのABCで放映されました。日本では、1967年に NHK で土曜日の午後10時10分から放映されたそうです。本作品は『原子力潜水艦シービュー号』と『宇宙家族ロビンソン』に続いて、アーウィン・アレンが世に問うた三作目のSFシリーズです。
60年代に制作された番組の中で、『タイムトンネル』は最もお金がかけられた番組のひとつだそうで、当時、大きな話題になったそうです。白と黒を基調にした巨大なタイムトンネルのセットは壮観です。音楽を担当したのは映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ。時計の「チクタク、チクタク」という音をモチーフにした壮大なテーマ音楽が冒険心をくすぐります。残念ながら、このシリーズは商業的に成功しなかったので、1シーズン全30話で打ち切られてしまいました。その後2002年にリメイクの話が持ち上がり、パイロットエピソードが制作されましたが、放映されることさえなくお蔵入りに。現代の特撮技術で磨きをかけられた新シリーズはさぞかし面白かったでしょうに、残念!

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■無限に続くほど長〜いタイムトンネル、地下数百階にも及ぶ施設など、当時そのイメージ感に目がくらくらしたものです。心が邪悪になった現在では、おおこんな所に◎◎で使われた××が!なーんて楽しみ方をしていて申し訳ないんですが。 たこらさん