監督: アレクサンダー・シンガー
原案: ロッド・サーリング
脚本: ジャクソン・ギリス
出演者:
サム・グルーム (クリント・アーンショー博士)
トム・ハリック (ジェフ・アダムス)
リチャード・ベースハート (ジョシュア・ヘンダーソン博士)
トリシュ・スチュワート (ジェーン・ヘンダーソン)
ブース・コルマン (エイモス・カミングス博士)
放映年: 1976
放映時間: 78分
製作国: アメリカ
カラー: デラックス
サウンド: モノ
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| 当時の病院の内部 |
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| シカゴの大火災 |
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●伝染病の治療法を求めて19世紀のシカゴへ!
あらすじ: 1976年のアメリカで未曾有の伝染病が発生した。唯一わかっていることは、1871年に同じような伝染病がシカゴで流行ったことである。当時、ヘンダーソン博士(リチャード・ベースハート)という名の医師が伝染病患者のほとんどを治すことに成功した。ところが、シカゴの大火災で治療の記録は焼失してしまったのである。
伝染病の治療法を模索するアーンショー博士(サム・グルーム)の元に、ジェフ・アダムス(トム・ハリック)という男が訪ねてきて助けを申し出る。アダムスの話によると、カミングス博士という科学者がタイムトラベルの技術を完成させたという。そこでアーンショーとアダムスが1871年のシカゴにタイムトラベルし、ヘンダーソンから治療法を教えてもらおうというのだ。二人は大火災が起こった日の四日前にタイムトラベルしようとするが、コンピューターの誤作動により、大火災が発生した日の一日前に到着してしまう!二人は必死にヘンダーソン博士を探し、遂に彼の病院を突き止める。ところが事はそう簡単にいかなかった。博士は治療法を知らないというのだ!
果たして二人は限られた時間内に治療法を探り出し、無事に1976年に戻ることができるか?
●あれから10年、『タイムトンネル』はどう変わったか?
コメント・解説: ドラマシリーズ『タイムトンネル(1966〜67)』が終了してから10年が経過、製作者のアーウィン・アレンがタイムトラベルをテーマにしたテレビドラマに再び取り組みました。そのパイロット・エピソードとして作られたのがこの『タイムトラベラーズ』です。当時、アレンは映画『タワーリング・インフェルノ(1974)』が大ヒットし、波に乗っていました。
主役の二人はアーウィン・アレンとゆかりが深いです。サム・グルームは『タイムトンネル』で技術者のジェリーを演じました。『タイムトンネル』で脇役だった彼が今回、主役に抜擢されたのは感慨深い。19世紀の医師ヘンダーソンを演じたリチャード・ベースハートは『原子力潜水艦シービュー号』でネルソン司令長官を演じました。
ストーリーを考え出したのは『トワイライト・ゾーン』のロッド・サーリングですので、筋の面白さは推して知るべしでしょう。伝染病の治療法が簡単に見つからず焦る主人公に、シカゴ大火災のサスペンスが追い討ちをかけ、手に汗握るドラマが展開!脚本も巧みで、登場人物の会話に説得力があり、思わず話しに引き込まれてしまいます。10年の間にここまで脚本の技術が進歩したかと思うと、驚くばかり。タイムマシンについては『タイムトンネル』ほどお金がかかっておらず、ずっと簡素なできですが、この種のドラマはストーリーの面白さが命。なので私はまったく不満を感じません。
アーウィン・アレンはこのドラマをシリーズ化するつもりだったようですが、あいにく彼の願いは叶いませんでした。テレビ局に採用されていたら、面白い連続ドラマになったかもしれないのに……残念!



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