■Terra Nova 〜未来創世記:シーズン1 第1&2回:ジェネシス
■大迫力の恐竜アクションと数々の謎
2011年最大の話題作『Terra Nova 〜未来創世記』が鳴り物入りで遂に幕を開けた。
1回あたりの予算は400万ドル(約3億円)といわれており、テレビ史上もっともお金のかけられたシリーズである。中でも第1&2回エピソードには1400万ドル(約11億6千万円)がつぎ込まれたと推測されている。
プロデューサーは複数いるが、その筆頭に挙げられるのがスティーヴン・スピルバーグ。『新スタートレック 』の製作にかかわったブランノン・ブラガとルネ・エクヴァリアもプロデューサーを務めている。
西暦2149年、人口過剰と環境汚染により人類は絶滅の危機にひんする。そんな中で、白亜紀に通じる時空間の亀裂が見つかった。科学者はその亀裂を利用してタイムポータルを建設し、植民者たちを8500万年前の世界に送って、テラ・ノヴァと呼ばれる植民地を建設して、地球を立てなおそうとする。
一回の植民につき、100人が送られる。主人公のシャノン一家は10回目の植民者なので、今のところテラ・ノヴァには千人の植民者が暮らしていることになる。植民者は宝くじによって選ばれるが、特殊技能を持っている者は政府の推薦によって選ばれることもある。シャノン一家が植民者として選ばれたのは、主人公・ジム・シャノンの妻であるエリザベスが医師だったからだ。
レイ・ブラッドベリ著『サウンド・オブ・サンダー 』では、恐竜を見学するため太古の世界に出かけた人がうっかり蝶を踏みつけ、それが波及効果を及ぼして、未来が変わってしまう。『テラ・ノヴァ』がこのようなタイムパラドックスをどのように扱っているかというと、過去にタイムトラベルすることによって、別の時間の流れができるという設定になっている。したがって、蝶を踏みつけても未来に影響は及ばない。要するに、パラレル・ユニバースができるということ。物理学者の話では、パラレル・ユニバースが存在することはほぼ確実とのことなので、『テラ・ノヴァ』の設定は最新の物理学の説に沿っていることになる。
なぜ物語の舞台として白亜紀が選ばれたかというと、この時代に数多くの恐竜が生息していたにもかかわらず、恐竜の化石が10%しか見つかっていないので、架空の恐竜を作り出す余地があるからだそう。第1回に登場する「スラッシャー」というニックネームを持つ獰猛な肉食恐竜は、このシリーズのために独自に作り出された恐竜だ。
と言っても、このドラマに登場する恐竜が架空のものに限られるわけではない。第1&2回だけでも、ブラキオサウルス(草食性の首長恐竜)、カルノタウルス(大型肉食恐竜)、アンキロサウルス(植物食恐竜)、大型のムカデなどの実在した恐竜や生き物が登場した。
もちろん、見どころは恐竜アクションに限られない。数多くのキャラクターや謎が提示された。今後、プロットが深まっていくに連れて、どんなドラマに発展していくのか、期待が高まる。→第3回レビュー
■ジェイソン・オマラ:『テラ・ノヴァ』シーズン2はこんな風に改善したら? (2012年1月27日)
『Terra Nova 〜未来創世記』はアメリカでシーズン1の放送が終わりましたが、フォックス・ネットワークはシーズン2を製作するか否かをまだ決めていません。
そんな中で、主役のジム・シャノンを演じているジェイソン・オマラ が、シーズン2をより優れた内容にするためのアイデアを提案しました。
「恐竜を出すんだったら、中途半端なやつじゃなくて、徹底的に獰猛(どうもう)なやつを出すべきだと思う。毎回そこそこ怖い恐竜を小出しにするよりも、1回だけでいいから震え上がるほどすさまじい恐竜を出す方がいいんじゃないかな?」
「それと、アクションシーンをもっと増やし、謎を深めて、大悪人をストーリーに取り入れるべきだと思うんだ。もっとも、その前にシーズン2の製作が決まらなければならないけどね!」
出典:TVライン
■『テラ・ノヴァ』シーズン2製作の可能性は大? (2012年1月14日)
TVシリーズ『Terra Nova 〜未来創世記』のシーズン2が製作されるか否かはまだ発表されていませんが、20世紀フォックス社の幹部の話を聞く限り、継続の可能性は大のようです。
毎年2回ロサンゼルスで開かれている、アメリカの「テレビ評論家協会」の総会が1月上旬に開催され、その席上でフォックス・エンタテインメント部の最高責任者であるケヴィン・ライリー は「テラ・ノヴァはのるかそるかの賭けでしたが、その価値が証明されたと思います」と述べています。
この番組に巨額の製作費がかけられたことについて質問を受けたライリー氏は、実のところ『テラ・ノヴァ』は黒字になったと答えています。
「たとえ赤字でも、私は謝罪するつもりはありません。ドラマの質が一貫していなかったきらいはありますが、それほど多くの悔いはありません」。
同氏は番組の製作が「やや難航した」ことを認めました。なぜ難航したかというと、製作責任者が多数に上ったので、意見が衝突したからです。その結果、人々はこの番組が失敗したような印象を受けました。にもかかわらず、ライリー氏は最終的な結果に満足していると述べています。
「極めて高いハードルが設定されましたが、この番組に関する限り、我が社は収入を挙げました。製作会社も収入を挙げました。視聴者は楽しみました。視聴者がこの種の番組を見たがっていることは明らかです」。
ライリー氏はシーズン2の製作を約束しなかったものの、番組を続けるか否かを間もなく決定すると述べています。
「現在あらゆる角度から検討していますが、間もなく決断に踏み切ります。続けるとしたら来月には製作にとりかかる必要があるので、ずるずると先延ばしにすることはできません」。
■『テラ・ノヴァ』の録音風景が公開 (2012年1月1日)
TVシリーズ『Terra Nova 〜未来創世記』の音楽の録音風景が公開されました。この演奏は20世紀フォックスの録音ステージでおこなわれたもので、『サイクルズ・オブ・タイム』という題がつけられています。
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指揮を執っているのはブライアン・タイラー 。彼は映画やTVドラマの音楽を手掛けている作曲家で、主な作品に映画『エクスペンダブルズ』や映画『ファイナル・デスティネーション』があります。
■『テラ・ノヴァ』シーズン2の見込み:用心深く楽観視 (2011年12月23日)
TVシリーズ『Terra Nova 〜未来創世記』は、アメリカでシーズン1の最終回が放映されましたが、この番組の製作責任者であるルネ・エクヴァリア とブランノン・ブラガ は、シーズン2が製作されるか否かの見込みについて、「用心深く楽観視している」と述べています。
「今すぐにでも吉報がもたらされることを期待していますが、ネットワークは番組の更新を検討するにあたり多くの要素を考慮しなければなりません。この番組のファンが大勢いることは知っていますし、私たちのしていることを支持してくれるコアなファンがいることも認識しています」。
シーズン1の平均視聴者数は780万人で、フォックス・ネットワークが望んでいたほどの視聴率は得られませんでした。世間ではロケ地をオーストラリアからハワイに移すという噂が流れていますが、エクヴァリア氏はその噂を否定しました。
「現在、ロケ地の移動は議題に上っていません。よく人は『これはとにかく金のかかる番組だから』と言います。安価な番組でないことは確かですが、テレビ史上もっとも高価な番組というのからは程遠いです」。
シーズン1の最終回はどんな展開になるのでしょう? エクヴァリア氏は次のように述べています。
「ある意味で第1回よりも規模が大きく、主要な登場人物が死にます。2149年を再訪する機会もあります。でも、いわゆるクリフハンガー(続きを気にさせるような終わりの場面)はありません」。
「視聴者のみなさんにお約束した通り、シーズン1の最終回で一つのストーリーを終わらせます。その一方で、驚くべき新たな謎が明らかにされます。いくつかの扉が閉じられ、いくつかの新しい扉が開かれるという感じですね。そして、視聴者の興味をかきたてる新しいできごとが起こります」。
もしシーズン2が製作されることになったら、その「興味をかきたてる新しいできごと」が肉づけされるそうです。しかしながら、それはシーズン2の序章に過ぎないとのこと。
「綿密な計画はまだ立てていませんが、フォックス・ネットワークにシーズン2の概要を説明する機会は得ました。テレビ局にとって次のシーズンの説明は意志決定の一環なのです。話し合いはうまく行きましたが、テレビ局にはテレビ局なりの検討事項というものがあります。我々としては、一刻も早く準備にとりかかり、卓越したシーズン2を製作したいと思っています」。
出典:ハリウッド・リポーター
■『テラ・ノヴァ』フィナーレは壮大なスケールに (2011年12月16日)
『Terra Nova 〜未来創世記』は、アメリカで12月19日にシーズン1の最終回を迎えますが、最後のエピソードについて、スカイを演じているアリソン・ミラー は次のように語っています。
「ドラマの規模やスケールに関する限り、第1回のエピソードに立ち返ったような印象を受けました。とにかく壮大なんです。『世紀末後の世界』的なダークで興味深い雰囲気が漂っています。最終回では重要な登場人物が死にます。私はその人の死にひどく失望しました。とても、とても悲しいです」。
シーズン2が製作されるか否かは、年明けにフォックス・ネットワークが決断を下すことになっていますが、このことについてミラーさんは次のように語っています。
「あまりにも多くの謎が解明されないままになっているので、シーズン2を製作しないのは誰にとっても不公平です」。
一方、このシリーズの製作責任者であるブランノン・ブラガ は次のように語っています。
「私たちはこのドラマの前提をゾクゾクするような形でパワーアップしました。すべてが変わります」。
出典:エンタテインメント・ウィークリー
■『テラノヴァ』の命運は年明けに決定 (2011年12月10日)
アメリカのTVシリーズ『Terra Nova 〜未来創世記』で主役のジム・シャノンを演じているジェイソン・オマラ によると、この番組を更新するか打ち切るかの決断は来年明けになされるとのことです。
シーズン1の最終回はアメリカで12月19日に2時間特番として放送されます。
オマラ氏はツイッターに次のようなつぶやきを投稿しました。
「テラ・ノヴァのシーズン2を製作するか否かの決断は新年まで延期されました。関係者は全員、楽観的で自信を持っています」。
このドラマでジムの妻・エリザベスを演じているシェリー・コン は次のように述べています。
「私たちはこのドラマに精魂を傾けているので、打ち切られたら胸が張り裂けたような気持ちになると思います。すべての関係者が全力投球しています。継続する価値のある作品だと思っています」。
■『テラ・ノヴァ』のフィナーレはクリフハンガーに (2011年10月29日)
アメリカのフォックス・ネットワークで放送中のSFシリーズ『テラ・ノヴァ』の製作責任者によると、シーズン1のフィナーレはクリフハンガー(続きが気になる最後の場面)で終わるとのこと。
この番組の製作責任者であるルネ・エクヴァリアとブランノン・ブラガによると、今後『テラ・ノヴァ』は、「一話完結もの」というより「連続もの」の形態をとり、12月の最終回に向かって突き進んでいくそうです。
エクヴァリア氏は次のように語っています。
「フィナーレは2時間番組で、一種のクリフハンガーになります。すべての要素が一点に収束します」。
「11回目の植民者たちがテラ・ノヴァにやってきます。そこで顔を見せるのは一体誰でしょう? 新しい謎も提示されるので、その意味ではクリフハンガーと言えそうです」。
シーズン2の見込みについて聞かれたエクヴァリア氏とブラガ氏は次のように答えています。
「『テラ・ノヴァ』がフォックス・ネットワークで成功することに自信を持っています」。
出典:エンタテインメント・ウィークリー
■『テラ・ノヴァ』第1回の視聴率はまずまず (2011年10月3日)
9月26日、月曜日の午後8時に、アメリカのフォックス・ネットワークで大型SFシリーズ『テラ・ノヴァ』の第1回が放送されました。
第1回エピソードで使われた金額は1000万ドル(約7億7000万円)から2000万ドル(約15億4000万円)と推測されています。テレビ史上最もお金のかけられたドラマだけに、フォックスは大々的な宣伝活動を展開して1位達成を目指しましたが、裏番組が安定した高視聴率を誇る人気番組だったので、5大ネットワーク間の視聴率競争は残念ながら3位に終わりました。
速報値によると、この夜1位を記録したのは、ABCネットワークのリアリティ番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』で、1570万人が視聴しました。2位はCBSネットワークの人気コメディ『ハーパー★ボーイズ』。主役がチャーリー・シーンからアシュトン・カッチャーに替わったことで話題を呼び、1060万人を集めました。そして3位の『テラ・ノヴァ』は900万人と、堅調ながら決して記録的とはいえない成績をおさめました。
■オマラ:『テラ・ノヴァ』の恐竜はひときわ獰猛 (2011年9月9日)
アメリカで9月26日から放送が始まる大型SFシリーズ『テラ・ノヴァ』の主演者・ジェイソン・オマラが「テラ・ノヴァで描かれている悲惨な未来社会は実現する可能性がある」と語りました。
オマラ氏は次のように語っています。
「これはとても恐ろしい未来のビジョンです。早急に対策を講じないと、こんな未来が実現してしまうかもしれません。ドラマで描かれている未来は最悪のシナリオには違いありません。だからといって絶対に実現しないとは言い切れません。このドラマは、今私たちが行動を起こさないと、悲惨な未来が実現する可能性を示しています」。
オマラ氏は、CGの恐竜と演技することについて、次のように語っています。
「そうですね。簡単ではありませんよ。独特の集中力が必要なんです。それに、想像力を全開にしなければなりません。自分の目の前で恐竜が息をしていて、その息に強い匂いがあることを想定した上で演技しなければならないんです」。
「番組に登場する恐竜の絵を見ましたが、一部のラプター(小型で俊敏な肉食性の恐竜)は野生のコヨーテを思わせます。それは不潔で荒々しく、空腹にあえいでいるように見えます。いわば麻薬の中毒者みたいな感じです。このドラマに登場する恐竜はどれも個性豊かで、ひときわ獰猛(どうもう)なんです」。
出典:コライダー
■『テラ・ノヴァ』は『ジュラシック・パーク』のパクリではない (2011年8月12日)
新番組『テラ・ノヴァ』はアメリカのフォックス・ネットワークで今年の9月26日に幕を開けますが、同番組の製作責任者が、「この番組は映画『ジュラシック・パーク』のパクリ」という風評を否定しました。
製作責任者のブラノン・ブラガは次のように述べています。
「これは『ジュラシック・パーク』ではありません。完全なエコ・システムの中に様々な生き物が住んでいます。恐竜は主役ではありません」。
一方、もう一人の製作責任者・ルネ・エクヴァリアは次のように述べています。
「我々はストーリーを語ることに焦点を絞っています。主人公・シャノン一家の状況を描くことが第一目的なのです。この番組を見て、初めの1時間の内にこの家族に好感を持たなかったら、恐竜が何をしようが、もはや意味はありません」
この番組は13人の製作責任者を抱えていますが、スティーヴン・スピルバーグはその中の一人です。この件について、エクヴァリア氏は次のように述べています。
「初日から彼のかかわりは重要極まりないものでした。一つ一つ実例を挙げて説明することができます。スピルバーグはドラマに現実味を持たせることにこだわりぬいています」。
■『テラ・ノヴァ』のポスターが公開 (2011年8月4日)
スピルバーグが製作総指揮している大作TVシリーズ『テラ・ノヴァ』は9月26日にアメリカのフォックス・ネットワークで第1回が放送されます。
放送日が迫った今、フォックスは猛烈な宣伝活動を展開しており、このほどその一環としてポスターが発表されました。
■『テラ・ノヴァ』のポスターが公開 (2011年6月25日)
今年の秋からアメリカのフォックス・ネットワークで放送が始まる大型SFドラマ『テラ・ノヴァ』のポスターが公開されました。
上のポスターのうたい文句は「警告! 切り裂き魔は時速70キロで走れる。あなたは? 居住地区から外に出るな」。一方、左下のポスターは「注意! 昆虫の中には命取りになるものがあります」、右下は「恐竜はかみつく恐れがあるので、えさをやらないでください」となっています。普通のポスターと違い、アートっぽい仕上がりで、そこはかとないユーモアと不気味さが混在していますね。
『テラ・ノヴァ』は未来(2149年)と過去(8500万年前)が舞台になっており、シャノン一家を中心に物語が展開します。地球が全滅の危機にひんしたので、科学者がタイム・ポータルを建設、シャノン一家は開拓者として過去に旅をして、「テラ・ノヴァ」と名づけられた植民地を建設します。
TVシリーズ『ニューヨーク1973/LIFE ON MARS 』のジェイソン・オマラ、映画『トロン:レガシー』のクリスティーン・アダムズ、そして映画『アバター』のスティーヴン・ラングが主演します。
■過去に戻る理由は? (2011年6月18日)
このドラマでは、2149年の地球が絶滅の危機にひんしたので、人類は再生をかけて、8500万年前の地球に選ばれた開拓者たちを送ります。ここでの疑問は、人類は一から出直すつもりなのか、それとも未来をいい方向に変えるために、恐竜の時代にタイムトラベルするのか、ということです。
このことについて、プロデューサーのブラノン・ブラガは次のように述べています。
「あまりネタバレをしないよう気をつけなくてはなりませんが、ドラマの登場人物と未来との間にはつながりがあり、とても謎めいたことが進行しています。このシリーズで未来が何らかの役割を務めることは確かです。」
また、ブラガさんは、恐竜を倒すために使われるハイテクの武器の魅力について、次のように語っています。
「ドラマの映像や印象は、これまでみなさんが見たこともないようなものになるでしょう。なぜなら、未来のテクノロジーと太古の世界が見事に融合するからです。開拓者たちは、医学テクノロジーや、音波の武器や、非致命的な武器を過去に持ち込みます。なぜ非致命的かというと、必要に迫られない限り、いかなる生物も殺したくないからです。先史時代にこれらのテクノロジーが使われる様はとてもかっこいいです。とはいうものの、開拓者たちは、生活を快適にしてくれる製品をすべて持ち込めるわけではありません。」
■TVシリーズ『テラ・ノヴァ』のプレミア放送日が延期 (2011年3月18日)
アメリカのTVシリーズ『テラ・ノヴァ』の放送日が延期になりました。
『テラ・ノヴァ』はシャノン一家の冒険を描くドラマ。2149年の未来社会で、滅亡の一途をたどる地球と人類を救うために、科学者が少数の人々を有史以前の時代に送るという物語です。ジェイソン・オマラ(ニューヨーク1973/LIFE ON MARS )、スティーヴン・ラング(アバター)、シェリー・コンが主演します。
元々このシリーズは、2011年5月に特番として第1回エピソードが放送され、2011年秋から本格的な放送が始まる予定でした。ところが、5月に予定されていた第1回エピソードの放送が取りやめになったことが、今回の発表で明らかになりました。その代わりに、この秋からシーズン1の全エピソードが放送されることになったもの。
フォックス・エンタテインメントの社長であるケヴィン・ライリーは次のように述べています。
「『テラ・ノヴァ』は史上最大規模のTVシリーズです。テラ・ノヴァの世界を作り上げるために、最先端の視覚効果が用いられます。その規模があまりにも巨大なので、実現するためには普通よりも時間がかかります。視覚効果はこのシリーズにとって必要不可欠な面なので、担当チームが前人未到の仕事をまっとうできるよう、時間的な余裕を与えることにしました。」
■テレビ史上最もお金のかかったドラマ『テラ・ノヴァ』の写真が公開 (2011年1月14日)
絶滅の危機にひんした人類が地球を救うために先史時代にタイムトラベルする物語……スティーヴン・スピルバーグが監修を務めるTVシリーズ『テラ・ノヴァ』は、フォックス・ネットワークがこれまでに製作した番組の中で最もお金がかけられているシリーズです。噂によると、第1回のエピソードだけで1400万ドル(約11億6千万円)が費やされたとのこと。
プロデューサーのひとりであるアレックス・グレイヴズによると、『テラ・ノヴァ』はSFファンのみならず、すべての人々にアピールするように作られているとのこと。
「このシリーズは『新LOST』ではありません。その最大の理由は、広範な視聴者層にウケるように作られているからです。子供からゲーム好きの若者、そして彼らの親まで、すべての人々が楽しめる番組です。」
CGの恐竜がテレビ画面狭しとのし歩くこのシリーズ、アメリカで今年の5月23日と24日に第1回が放送され、秋から本格的に放送が始まります。でも、製作者はこのドラマが「SFではない」ことを強調してやみません。同番組のプロデューサー兼脚本家であり、『新スタートレック 』と『スタートレック ヴォイジャー』の製作にもかかわったベテラン、ブランノン・ブラガは、「これは植民地の家族がサバイバルのために格闘する物語なのです」と述べています。
ブラガ氏の話によると、スピルバーグが積極的に製作にかかわっているとのこと。
「スピルバーグが提案するアイデアはどれも独創的なものだし、私たちは彼のフィードバックを求めてもいます。もちろん、彼が我々の一挙一動を見守っているというのは、ちょっと怖いことではあります。しかし、これまでの彼とのやりとりは非常にポジティブなものに終始しています。」
最近、ジャーナリストや批評家を対象にして予告編が公開されましたが、一般的な感想は「とてもお金がかかっているように見える。そして映画『アバター』っぽい」というものでした。
■『テラ・ノヴァ』の主役キャストが決定 (2010年9月18日)
来年、アメリカのフォックス・ネットワークで放送される大型SFシリーズ『テラ・ノヴァ』に、映画『アバター』で悪役の大佐を演じたスティーヴン・ラング(上の写真)が出演することが決まりました。
ラング氏が演じるのは、カリスマ的な魅力を持ち、情け容赦のないリーダーであるフランク・テイラー。
『テラ・ノヴァ』の物語は、2149年のごく普通の家族、シャノン一家を中心に展開します。彼らは8500万年前の地球にタイムトラベルし、テラ・ノヴァと呼ばれる植民地に加わります。未来の地球が絶滅の危機にひんしたため、人類は文明を一から立て直すために、選ばれた家族を白亜紀に送ったのです。
主役のジム・シャノンを演じるのは『ニューヨーク1973/LIFE ON MARS 』のジェイソン・オマラ。映画『セブンティーン・アゲイン 』に出演したアリソン・ミラーがベテランの植民者、スカイを演じます。
『テラ・ノヴァ』は2011年の5月にアメリカのフォックス・ネットワークでパイロット・エピソード(新番組の見本)が放送され、同年の秋に本格的な放送が始まります。
■『テラ・ノヴァ』第1回は2011年春に放送 (2010年8月7日)
スティーヴン・スピルバーグが本格的に関わっている超大型ドラマ『テラ・ノヴァ』の第1回は2011年の春に放送される見込みです。
未来家族が新天地を求めて先史時代にタイムトラベルするこのドラマ、来年の1月に第1回エピソードが放送される予定だったのですが、春に延期されることが決まりました。2回目以降の放送は秋からスタートするとのことです。フォックス社の会長、ケヴィン・レイリーは次のように語っています。
「第1回エピソードをちゃんと仕上げることで、それを飛び台にして、大きな話題を巻き起こしたいと思っています。『Glee』(フォックス・ネットワークで放送されているミュージカルドラマ)で成功したマーケティング戦略を再現したいのです。とりあえず第1回のエピソードを春に放送し、視聴者にこのドラマを理解してもらい、夏の話題作りに一役買ったうえで、期待を高めたいと思っています。どの番組もこけやすいですが、SFは特にこけやすいので、未知の要素を取り除きたいのです。要するに、きちんと仕上げたいということです。時間をとることは番組のためになるはずです。」
こうして締め切りが延期されたことで、スピルバーグとスタッフは、最高品質のパイロット(新番組の見本)を作るために、5月ごろまで時間をかけることができます。
「このドラマの規模を考えると、そうせざるを得なかったのです。これはスケールの大きな作品であり、新しい世界を一から作り上げなければなりません。特殊効果の面では、いままで使われたことのない画期的なデジタル技術が用いられます。」
「正直言って、ロケ地を決めること自体、独自の難問に行き当たりました。かなりの場面はデジタル処理されますが、それでも先史時代をほうふつとさせるロケ地を探さなければなりません。そこで我々はルイジアナ、ハワイ、オーストラリアからオーランドに至るまで、あちこちを見て回りました。それぞれの地に一長一短がありましたが、ロケ地は間もなく決定します。これはとても、とてもエキサイティングなことです。」
「優秀なスタッフを抱えているし、数多くのデザインにも目を通しましたが、ちゃんと仕事をするためには時間が必要なのです。というわけで、時間をとることにしました。」
■『テラ・ノヴァ』第1回の監督が決定 (2010年6月1日)
アメリカのFOXネットワークが製作する『テラ・ノヴァ』は、TV史上、最大規模のSFシリーズになりそうです。スティーブン・スピルバーグがプロデュースするこのドラマ、すでに13話の製作がFOXから発注されており、2010年の夏の末から撮影が始まります。
このドラマの第1回エピソードの監督がアレックス・グレイブズに決まりました。彼はフォックス・ネットワークの『フリンジ 』と、NBCネットワークの『ジャーニーマン 』の第1回エピソードを監督した人であり、『ウエスト・ウィング』の製作総指揮者でもあります。
このドラマの概要は次のとおり。
100年後の未来社会で、文明は末期的症状を呈するようになりました。人類の復興を賭けて、入植者の一団が巨大なハイテク装置で先史時代にタイムトラベルします。彼らの目的は、エデンと呼ばれる理想郷で一から出直すことでした。しかし、彼らがそこで遭遇したものは、そんな期待を完全に裏切るものでした……。
出典:エンタテインメント・ウィークリー
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