これはアメリカのアレックスさんの体験談です。


この出来事は、私がまだ若かったころ、父が体験したものです。

1976年のことです。私の祖父はストーブでまきを燃やして家を暖めることを常にしていました。祖父は、長い冬が訪れる前に、私の父と、父の兄弟を連れて、焚き木を集めに出かけたものでした。

長い冬を乗り切るためには、山間部に数回足を運んで焚き木を集めなければなりませんでした。そのため、彼らは山道の事情をよくわかっていました。

ある秋の朝、父は早朝に起床し、祖父と兄弟とともに、焚き木を集めに出かけました。目的地までは長い道のりでした。シボレーのトラックでゆっくりと山道を進んでいく最中、祖父は今まで見たことのない道があることに気づきました。そこで祖父はその道に入ってみることにしました。

その道のそばには焚き木にできる木が豊富にありました。祖父は、トラックの後部からのこぎりを取り出しながら、この道があることにちっとも気づかなかったことを不思議に思いました。そのあたりの木に誰も手をつけていないように見えたのです。

作業が始まってから間もないというのに、トラックは予想していたよりも早く焚き木でいっぱいになりました。そこで祖父は、その場所までの道のりを覚えるとともに、赤のハンカチを道路の近くの木に結びつけました。こうしておけば、あとでここに戻ってきた時、道を簡単に見つけることができます。

次の週末、祖父はまた焚き木を集めるために、息子たちを連れて前と同じ場所に向かいました。道を進むうちに、木に結ばれた赤のハンカチは見つかったのですが、例の道路は見当たりません!

祖父はトラックから飛び降りて、道を探したのですが、前回道があったところには木々や低木の茂みがあるばかりでした。誰かがハンカチを別の木に結び直したのだと考え、一時間ほどあたりを車で見て回ったのですが、それでも道は見つかりませんでした。

祖父はついに諦め、通いなれた道に行くことにしました。そこでは、トラックを焚き木でいっぱいにするのに丸一日かかりました。家に着いて、トラックから焚き木を降ろしながら、祖父は息子たちにこう語ったそうです。「山の精霊が道を作って彼の木を分けてくれたのだろう。だが、その後で道を取り去ったのだろう」と。

祖父はその贈り物のことを決して忘れませんでした。父はその後もよくその場所に行って、道を探しました。森の中に入り、数キロ歩いて、自分たちが作業をした痕跡のある場所を探したのですが、見つかることはありませんでした。

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