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時間旅行実話ゾーン→消えた男


前のページでは、公衆トイレに入ったまま行方不明になってしまった男性の話をご紹介しました。このページでも同じような話をご紹介します。ただし、こちらは結末が違います。


これはイギリス・ノーフォーク州のノーウィッチ大聖堂(イギリスで二番目に大きな聖堂。上の画像参照)の近くにある公衆トイレで起こったできごとです。

フェイという名前の老夫妻が買い物をするために乗用車で街に出向きました。買い物のあと、フェイ氏は用を足すために公衆トイレの近くに車を止めました。そのトイレは地下にあります。彼は階段を下りてトイレに入っていきました。

それから10分ほど経ちましたが、彼はまだ出てきません。車の中で夫を待っていたフェイ夫人はだんだん心配になってきました。心臓発作でも起こして倒れたのでしょうか? 強盗に襲われたのでしょうか? 確かめたくても、女性が男性用トイレに入っていくことはできません。

そこで夫人は、通りがかった駐車違反監視員に事情を説明し、トイレに行って様子を見てきてもらうことにしました。彼は快く承諾し、トイレに入っていきました。

監視員はトイレの中をくまなく点検しましたが、フェイ氏はどこにも見当たりませんでした。血痕もなく、誰かに襲われた形跡はありませんでした。

監視員の報告を聞いたフェイ夫人は、とりあえず安心しました。ご主人は少なくとも病気や怪我で倒れたわけではないようです。

それにしても、フェイ氏はどこに行ってしまったのでしょう? 夫人の知る限り、彼女はずっとトイレの出口に注目していました。ちょっと目を離したすきに、トイレから出て、どこかに行ってしまったのでしょうか?

彼女があれこれ思案していた時、フェイ氏が階段を上ってきました。彼は車に向かって歩いてきましたが、その足取りはややフラフラしていました。彼は車のドアを開け、運転席にドスンと腰をおろしました。

「落ち着いたら、すぐに事情を説明するから」と彼は静かな口調で言いました。夫人は彼を安心させるように優しく手をとり、彼が口を開くのを待ちました。

そしてフェイ氏は当惑した面持ちで話し始めました。

「用を足して外に出てきたら、お前はいなかったし、うちの車もなかった。あたりの様子は一変していた。今まで見たこともないような車が道の上をすべるように走っていた。音をいっさい立てずにね!」

「どうしたらいいのか分からなかった。前と変わっていなかったのは、その時私が握っていた鉄製の手すりと、背後の階段ぐらいのものだった。そこで私は、とにかく、もう一度トイレに戻ってみることにした。個室に入り、便座に腰をおろして、何が起こったのかを考えながら頭を冷やそうとしたのだ。しばらくしてから、私はもう一度外に出てみることにした。そしてお前を見つけたというわけさ!」

・なにかのきっかけが無くてもパラレルワールドを行き来してしまうことはあるのだろうか…。まぁ私たちも寝て起きる度、ドアを開ける度、自分以外の99.99%が変わらない世界を行き来してるだけで同じところにいないかもしれないですしね。 - サモウライさん(2013年3月19日)


・別の時間軸(PW)の同じ場所に飛ばされたんでしょうね。未来に行った訳ではないと思います。その世界では低空中滑空の乗り物が発明されていたんでしょう。 - イヴァソヌールさん(2013年3月18日)

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