これはアメリカ・ニューヨーク州にお住まいの男性フィルさんの体験談です。

一粒で二度おいしい! フィルさんが体験した二つの違う話をご紹介しています。


あれは1990年のことでした。私は友人の誕生日パーティーに出席するため、妻とともにニューヨーク州北部のポーステンキル山中にある家を訪れました。

そのパーティーに参加していた兄弟が大喧嘩を始めてしまったのです。二人のうち一人が興奮して取り乱し、裸足のまま靴をはいて、外に飛び出していきました。彼の名前はリックでした。問題は、そこが人気のない山の中で、時期が1月中旬だったことです。外では雪が降り積もっていました。

パーティーの出席者はみんな動揺し、気まずい雰囲気になったので、私は妻と話し合って、お暇(いとま)することにしました。外に出たら、リックの足跡が雪に残っていました。彼は山の方に歩いていったようでした。彼の身の上を案じた私は、妻に「彼を探しに行かなければならない」と言いました。

というわけで、私たちは愛車のスバルに乗り込んで、山間道を運転していきました。400メートルほど進んだら、足跡は雪だまりのところで止まっていました。車から出てリックを探したら、彼は雪だまりの中でうつぶせになって倒れていました。彼はほとんど雪の中に埋まっていました。冷え切ったリックを車の後部座席に横たわらせ、私たちはとりあえず自宅に戻ることにしました。

車を走らせていたら、リックが気を取り戻し、起き上がって、「どうなってるの?」と尋ねたので、事情を説明しました。その夜、リックは私たちの家に泊まりました。そして彼と私は親友になりました。

それから5年が経ちました。ある日、私はニューヨーク州・ポーステンキル渓谷(上の画像参照)の川で水泳を楽しんでいました。ところが、水が最も深いところで私の膝に異変が起こり、動けなくなってしまいました。早い話が、私は溺れたのです。

水中でもがいている最中、私の人生観を一変させるようなことが起こりました。突然、私は自分が死ぬことを受け入れ、心が安らかになったのです。その時、光を見たような気がします。ひょっとしたら、それは単なる日の光だったのかもしれませんが……。

その時です。誰かが私の髪の毛をつかみ、大岩まで引き上げてくれました。こうして私は一命を取りとめたのです。

しばらくして気を取り戻したら、そこにいたのはあのリックでした。彼が私に言った最初の言葉は「これでおあいこだね」でした。

その日たまたま、リックは渓谷の付近を通りかかったのです。私の車が駐車場に停めてあるのを見た彼は、「そういえば、フィルにしばらく会っていないな」と思い、私に話をするために渓谷に歩いていったのだそうです。そうしたらみんなが脇道にたむろして「誰かが溺れている」と騒いでいたので、水の中に飛びこみ、私を救ってくれたというわけです。

5年前に彼を探しにいかなかったら、私は確実に溺死していたでしょう。その後、私は妻と離婚したのですが、リックが別の女性を紹介してくれました。私たちは結婚し、今日に至るまで幸せな日々を送っています。


二番目の話は1年半ぐらい前に起こりました。私はヘルスケア(健康管理)業界で働いています。仕事から帰宅したあと、昼寝をして、午後7時半から8時に起きるというのが私の日課でした。

その夜、私は愛犬のチャーリーに起こされて、午後8時半に目を覚ましました。私はベッドから出て、犬を外に出し、コーヒーをいれて、奥の部屋に行きました。当時私はタバコを吸っていたので、タバコに火をつけました。そして時計を見たら……なんと10時過ぎになっていたのです! 時計が狂ったのだと思い、寝室に行って時間を確かめたら、やはり10時でした。

「大変だ! 犬を2時間も外に出しっぱなしにしている!」と思ったその時、チャーリーが寝室に入ってきました。でも、その夜、私は決して犬を家に入れませんでした。気を失ったわけではありません。その時、タバコにはまだ火がついていたし、コーヒーは熱かったのですから。

現在でもなお、私はこのできごとを説明することができません。私を知っている人はみんな同じことを言います。それは、私の周囲で奇妙なできごとがよく起こるということです。ある友達は「おまえ、溺れて以来、あちら側の世界に片足を突っ込んでいるんじゃないか?」と言っていました。

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