これはアメリカ・ジョージア州にお住まいの女性、ケリーさんの体験談です。


これは私が5〜6歳のころのお話です。そのころ、私の両親は引っ越しをしました。前に住んでいた家から約130q離れたところに引っ越したのです。

母の話によると、引っ越しのあと私は混乱した面持ちで新しい家の中を歩きまわっていたのだそうです。それで母が「どうしたの、ケリー。新しい家が気に入らないの?」と尋ねたら、私は「家はいいんだけど、トンネルがないから」と答えたのだそうです。母から「トンネルってどういうこと?」と聞かれた私は、こんな答えを返したのだそうです。前に住んでいた家では、這(は)ってベッドの下に入ると、そこにトンネルが出現したというのです。そのトンネルは常に両親のベッドの下に現れました。私の寝室ではその現象が起こらなかったのです。

私はその会話を母と交わした記憶がないのですが、トンネルの中を進んで行った時のことは覚えています。トンネルからはい出たら、そこには村がありました。私は急こう配の丘の頂上に設けられたベンチに座って、眼下の美しい村を見ていました。そこは私たち一家が住んでいた場所でもなければ、以前訪れたことのある場所でもなければ、テレビで見たことのある場所でもありませんでした。

大概、背後には犬がいました。その犬は柵を通していつも私に吠えかかっていたので、私の存在に気づいていたのだと思います。そこにいる人々と話をするようなことはありませんでした。基本的に私はベンチに座ってあたりを観察していたのです。そこは私にとって平和で楽しい場所でした。

言うまでもなく、引っ越してから村に行けなくなったので、私はそのことを残念に思っていました。しばらくの間、トンネルを見つけることで頭がいっぱいでした。引っ越し先でできた友達の家を訪ねたら、「ベッドの下を見ていい? トンネルがあるかもしれないよ」とよく尋ねたものです。

でも、トンネルを見つけることはできませんでした。私は同じ夢を何度も見ていただけなのでしょうか? それとも、別の次元や時空に通じる不思議なポータルが本当に存在したのでしょうか? 今日に至るまで、私は明確な答えを出せないでいます。ただ、引っ越してからその体験を一切しなくなったことは確かです。また、その体験以外に、夢と現実を混同するようなことはありませんでした。ある時点で、私はトンネルを見つけることに見切りをつけ、「たぶん、あの場所を訪れることは二度とないだろう」と思うようになりました。

ところが最近、私は奇妙なデジャヴ体験をしたんです。サンフランシスコでピクニックをする場所を探していた時、一枚の画像が目にとまりました。それは大きな丘の上に作られた公園でした。その画像を見たとたん、全身に鳥肌が立ちました。私はその場所を訪れてみることにしました。そこに着いたとたん、再び鳥肌が立ち、とても感情的になりました。そして目に涙があふれてきました。なぜなら、そこは子供時代に体験した場所に酷似していたからです。

そこが同じ場所だったのかどうかに確信を持つことはできません。単に二つの場所が似通っていたので、私の記憶がよみがえっただけなのかもしれません。でも、それはとても強烈な体験でした。

子供たちの成長のことなら!スクスクのっぽくん

コメントをどうぞ

お名前

メール(省略可)

あなたのサイト(省略可)

コメント

Powered by CGI RESCUE®

時間にまつわる不思議体験をしたことがありますか? お話を聞かせてください!