この話は、アメリカ・アイダホ州にお住まいの女性・ジェニファーさんの体験談です。


あれは80年代初期のころでした。当時私は8〜9歳で、アイダホ州の田舎町に住んでいました。あのころ、夏の間は、朝起きたら家から飛び出して、夕方になるまで外で遊びまくったものです。

ある日、私は友達のコニーと連れだって徒歩で湖まで行くことにしました。自宅の近くに廃棄された線路があって、そこをたどっていくと湖に至ったのです。そこまでの距離はおよそ6〜7キロメートルでした。というわけで、私たちはお弁当を作って線路に沿って歩いていきました。1.5キロメートルほど歩いたら、あたりはうっそうとした森林になりました。

それからしばらくして、空き地が見えてきました。そこには二軒の家が建っていました。そのうち一軒の家の庭にはラズベリーの茂みがあり、豊満な体格の奥さんが洗濯物を干していました。彼女は昔風の家庭着に身を包んでいました。

私たちは奥さんに話しかけてみました。彼女はとても優しい人で、ラズベリーを摘むことを許してくれました。私たちはシャツの端を前に引っ張り、バスケット代わりにして、そこにラズベリーを入れました。

湖に到着した私たちはそこで一日の大半を過ごし、また線路をたどって家路につきました。ところが、その途中で例の家や空き地に出くわさなかったのです! 線路をたどっていったのですから、道を間違えたということはあり得ません。それに、私たちのシャツにはラズベリーのシミがついていました。

この体験をしてから間もなく、祖母に家のことを尋ねてみたら、鉄道ができる前に、そのあたりに家が建っていたとのことでした。ということは、1920年ごろのことではないかと思います。

その後も、私は「ひょっとしたら……」と思って、何度か線路に沿って歩いてみたのですが、その家を見かけることは二度とありませんでした。

植物の不思議なパワーがネガティブな感情を優しく癒します

・このお話好きです。(2015年2月6日)


・夢のあるお話ですね。メルヘンっぽい画像もステキ♪

恵理さん(2015年1月16日)

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