これはイギリスの都市・ウィラルに在住の女性・リタ・ジョンソンさんの体験談です。


リタさんは天気のいい日に「シークーム・プロムナード(下の画像参照)」という遊歩道を散歩して午前中のひと時を過ごすことを楽しみにしていました。

1971年7月の晴れ渡った朝のことです。当時、若い女性だったリタさんはいつも通り遊歩道の散策を楽しんでいました。道に沿ってマージー川が流れており、川の対岸にはリバプールのウォーターフロントが見えました。

カモメが鳴きながら川の上を低空飛行し、夏の太陽が塩辛いもやを川面に作り出していました。この川は海に近いので、海水が混じっているのです。

リタさんの背後では牛乳を配達する小型の電気自動車がブンブン単調な音を立て、さざ波が防波堤をひたひたと洗っていました。早朝だったので、彼女のほかに通行人は一人しかいませんでした。その男性は、現代人がもはやしなくなったことをしていました。気持ちよさそうに口笛を吹いていたのです。

その時、リタさんは水上に幽霊がいることに気づきました。初めのうち、それはぼんやりした灰色の人物に見えました。近眼の人だったら、碇(いかり)から切断されて水上を漂うブイだと思ったでしょう。

いいえ、それはブイではありませんでした。男が川の上を歩く姿だったのです! リタさんの耳にバシャバシャという音が飛び込んできました。それは男が水面を歩きながら上げる音でした。男はとても奇妙な恰好をしていました。長いロイヤルブルーの上着を身に着け、白いソックスが膝まで引っ張り上げられていました。腰に差しているのは昔かたぎの長い剣でしょうか?

日光が目に差し込んできたので、リタさんは目を細めました。次の瞬間、男は消え失せました。リタさんが自分の目を疑っていた時、背後から靴音が近づいてきました。足音の主はついさっき彼女のそばを通り過ぎた、口笛を吹く男・ビリーでした。彼は目を白黒させながら「男を見ましたか?」と繰り返し尋ねました。

「幽霊」を目撃した縁で、彼女はビリーさんと友達になりました。リタさんの夫が他界したあと、二人は結ばれました。

その後の調査の結果、ケントという名の変わり者の発明家が、蒸気船に乗って、1821年7月11日水曜日に、リバプールの波止場に到着したことが明らかになりました。その後、ケント氏はマージー川に向かい、「アクアティック・ヴェロシピード」と名付けられた発明品を見物人に披露しました。それはフットパドル(足で操作する櫂)がついた浮力のある水上歩行器具でした。彼はそれをはいて水の上を歩き、約1キロメートルの川幅を横切ったのです。川の両岸には好奇心に駆られた見物人が大勢集まり、ケント氏が川の上を歩く姿を見物したといいます。

彼は青色の上着を身に着け、白のパンタロンをはいていました。そして彼は見世物の一環として、マスケット銃を撃ち、だんびら(幅の広い刀)を振り回したといいます。彼はシークームの岸に上陸しました。

リタさんとビリーさんは、幽霊というより、過去を垣間見たのかもしれませんね……?

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・1971年に電気自動車??と思いましたが、調べたら歴史も古く一般的に利用されてたんですね。(2015年10月5日)

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