隣家の窓辺に置かれた彫刻が夢の中に現れ、少年に向かって走ってきた!

これは僕が10歳か11歳の時に体験したできごとです。

僕は二階建ての家で生まれ育ちました。僕の部屋は二階にあり、部屋の窓から自宅の裏庭を臨むことができました。庭の端には金網フェンスが立てられていて、自宅の庭と隣家の庭を仕切っていました。隣の家は三階建てでした。

当時僕はベッドの端に座って、テレビを見たり、テレビゲームをしながら、窓の外に目をやったものです。

ある日、窓の外を見たら、隣家の窓辺に小さな彫刻が置いてありました。高さは60センチメートルくらいで、黒光りしていました。その彫刻は弓と矢を手にしていました。それから二年に渡り、僕は何度もこの彫刻の夢を見ることになります。

夢の中で僕は空き地にいました。どこからともなく彫刻が遠くに現れ、僕に向かって走ってきます。僕は逃走するのですが、彫刻は足が速く、僕に迫ってきます。追いついたところでラッパの音が大きく鳴り、彫刻は弓を僕の脚に叩きつけ、夢から覚めるという展開でした。

この夢を少なくとも一か月に一度は見ました。夢の内容はいつも同じだったのですが、場所だけはいつも違うところでした。ただ、夢の舞台は常に草原や駐車場といった空き地で、隠れ場所がないところが共通していました。夢から覚めたら窓に直行して、隣家の窓辺に置いてある彫刻に目をやったものです。悪夢とまではいかないものの、不気味な夢には違いありませんでした。

なぜこの彫刻はいつも夢に現れ、僕を追いかけるのだろう?
ラッパの音はどこから鳴るのか?
なぜラッパが鳴るたびに僕の脚を攻撃するのか?

これらの疑問に頭を悩ませていました。彫刻を見ないよう努めたこともあるのですが、いやでも目に入ってしまうのです。カーテンを開け閉めする時は、彫刻の顔がもろに目に飛び込んできました。

それから二年が経ち、僕はこの夢を繰り返し見ることに腹が立ってきました。それで、今度夢を見たら、逃げずに彫刻を迎え撃つことを決意しました。

そう決心してから、しばらくこの夢を見なかったのですが、ついにその時がやってきました!

夢の中で、僕は故郷の野原に立っていました。そばには湖がありました。遠くに彫刻が現れ、僕に向かって疾走してきました。でも今回、僕は逃げることなく、大地をしっかり踏みしめて立っていました。彫刻は僕の目の前にやってきて、僕と向かい合いました。ラッパが高らかに鳴り、弓が僕の脚に叩きつけられました。僕は後方にジャンプし、「なぜ僕を攻撃するんだ?」と尋ねました。再びラッパが鳴り、弓が脚に叩きつけられました。

そこで僕は彫刻に一発ケリを入れてやりました。そうしたら、それは空中高く舞い上がり、遠くに飛んでいって、草原の上にドサッと落ち、身動きしなくなりました。

僕は彫刻のところに走っていて、鎖で巻きあげ、ブロックに縛りつけて、「なぜ僕を追いかけるんだ?」と問いただしたのですが、返事はありませんでした。僕は彫刻を湖にドボンと放り投げました。

夢から覚めた僕は、すぐに隣家の窓辺を見たのですが、彫刻はもはやそこにありませんでした! 僕は困惑し、ベッドに腰を下ろしました。それが単なる偶然に過ぎないことは分かっていました。それでも、この奇妙なできごとは頭にこびりつき、離れませんでした。

その後、パタッと彫刻の夢を見なくなりました。それから10年に渡りこの家に住んだのですが、裏庭でぶらぶらしている時は、窓辺に彫刻が置かれていることを半ば期待しながら、隣家に目をやったものです。でも、彫刻は二度と現れませんでした。

あれから25年が経ち、僕はもはやその家に住んでいません。しかし、今もなお、僕はこの奇妙な偶然に思いをはせています。

いかがでしたか? これは単なる偶然なのでしょうか? それとも……? あなたはどう思いますか?

続出ビックリ現象の詳細を表示しますか?→はい

・不思議な体験ですね。とりあえずお隣さんにさりげなくその彫刻のことを尋ねてみたらよかったのに。何をかたどったものなのか、どこで手に入れたのか、どのようないわれがあるのか、何故飾らなくなったのか等々…

弓矢を携えていることからその彫像は戦士の類であるかと推察がつきますが、何故少年の脚に弓を叩き付けたのでしょう。矢があるのだから射ればいいものを。 なんとなく曰く付きの彫像みたいですね。少年と波長が合ってしまって夢を見てしまったんでしょうか。みんみんさん(2016年6月11日)

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