A male model image courtesy of falln-stock

小学校で催されたマジックショーに奇妙な雰囲気を漂わせたマジシャンが登場して……

これはおよそ2年前に起きたできごとです。当時私は、小学校のカウンセラーになることを目指して、大学院の修士課程で勉強していました。カウンセラーになるためには無給で実地研修をしなければなりません。

というわけで、とある小学校で研修を始めました。それから一週間が経ったころ、生徒のためのお楽しみ企画として、校内でマジックショーを上演することになりました。私は他の教師と一緒にショーを楽しむことにしました。

ショーが始まって早々、舞台に登場したマジシャンにゾッとさせられました。というのも、彼はショーの間中、一言もしゃべらなかったからです。彼はひどく超現実的な雰囲気を漂わせていました。眼光が鋭く、食い込むような視線を投げかけていました。これは6〜11歳の子供のためのショーなので、普通だったらマジシャンはとても陽気にふるまい、子供たちを安心させようとするはずです。

マジシャンは、絶対にありえないようなトリックを演じました。たとえば、大型の書物を開いて本を読むようなそぶりを見せていたと思ったら、いきなり頭を本の中に突っ込み、次の瞬間、テーブルの上に置かれたシルクハットの中から頭が現れ、度肝を抜かれました。もっと正確に言うと、テーブルの上に宝物箱というか魔法の箱のようなものが置いてあり、その上にシルクハットが置かれていたのです。その箱はサッカーボールが二個入るか、入らないくらいの大きさでした。テーブルは天板と4本の脚から成っていました。テーブルの下には何もなかったので、見通すことができました。

私は彼のマジックに感心することしきりでしたが、きっと素人には思いもつかないような種があるのだろうと思いました。ともかく、ショーが終わり、学校も終業となって、生徒たちは家路につきました。

そんな中、廊下でぶらぶらしていたら、マジシャンが私の方に向かって歩いてきました。私は彼に話しかけ、ショーがいかに素晴らしかったかを伝えたいと思いました。ところが、彼は私の近くに来る前に、トイレに入ってしまったのです。それで私は、たまたま廊下に居合わせた二人の先生とおしゃべりを始めました。おしゃべりをしている間も、トイレのドアに注意を払い、彼が出てくるのを待っていました。でも彼はトイレから一向に出てきません。それで私はトイレに歩いていって、ドアを開けました。ところが……中はもぬけの殻だったのです! 私はかなり動揺しました。


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話はそこで終わりません。翌日、学校中がマジックショーの話題で持ち切りでした。しかし、奇妙なことに、どんなトリックが演じられたのかについて、話がちっともかみ合わなかったのです。各人が違う記憶を持っていたのです!

私は、姪の誕生日パーティーで、そのマジシャンを雇うことにしました。とにかく彼に興味をかき立てられので、もう一度彼の演技を観たいと思ったのです。そこで私は事務所に足を運び、彼の連絡先を教えてもらうことにしました。ところが、その情報を得ることはできませんでした。

事務所の人たちはそのマジシャンが誰なのかを知りませんでした! 彼らは別のマジシャンに予約を入れていたのです。ところが、スケジュールがゴチャゴチャになり、その予約が取り消されてしまったのです。ドタキャンされたマジシャンの話によると、学校から電話があり、予約取り消しを告げられたといいます。でも、誰一人としてそんな電話をかけなかったのです。

前日演技したマジシャンは、出演料の支払いを受け取るために、事務所に来ることになっていたにもかかわらず、姿を現さなかったと言います!

本当に奇妙なできごとでした。その後も私はこのできごとを何度となく思い出しています。超不思議です。あの日私は、本物の魔術師が演じる、本物の魔法を見たのだと、ほぼ確信しています。

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