

消えたガソリンスタンド
これはアメリカ・ネバダ州の都市・リノに在住の男性の体験談です。僕が住んでいる通りの角にガソリンスタンドがありました。毎日のように仕事前にそこに立ち寄り、コーヒーを飲んだり、乗用車にガソリンを補給したりしたものです。
ある朝、いつものようにガソリンを入れようと思って車を停めたら、ガソリン補給に関するもろもろの設備がなくなっていました。敷地はアスファルトで舗装されていたのです。しかもそれは新しいアスファルトではなく、舗装されてから時間が経っているように見えました。同じ敷地内にあるセブンイレブンの駐車場として使われているように見えました。
その日は休日の翌日だったのですが、それにしても、ガソリンスタンドを撤去して敷地を舗装するには、一日では足りないのではないでしょうか?
そこで僕はセブンイレブンに行って、レジ係の男性に事情を尋ねたのですが、その人は英語を話さなかったので僕の言っていることを理解できませんでした。ポンプがあったところを指さし、ガソリンを補給するような身ぶりをしたのですが、チンプンカンプンのようでした。
その後も僕は毎朝セブンイレブンを利用したのですが、ガソリンを補給することに関しては別の店を見つけなければなりませんでした。
デジャヴ
僕は子供のころからデジャヴ(既視感)を一週間あたり数回体験しています。僕が6歳か7歳のころ、休暇旅行に出かけていた隣人が帰ってきました。その時、僕はたまたま友達と庭にいたのですが、自宅の玄関に向かって歩いていく隣人に向かって、僕はこう言ったのです。
「ドアは開かないよ。誰かが家にいるから。」
後で分かったことなのですが、まさにその時、隣人の家に忍び込んだ泥棒が盗みを働いていたのです。そのことを知った友達はビビりまくっていました。
もう一人の自分が電話?
僕は最近、新しい携帯電話を購入しました。買ってから24時間も経っていなかったので、まだ誰にも番号を教えていませんでした。その携帯で二回電話をかけました。一回目の電話をかけてから、すぐに(約30秒後)二回目の電話をかけました。翌日の夕方、会議に出席しました。僕はある催事に関わっているので、それに関する会議に出席したのです。会議が終わり、部屋を出ていこうとした時、議長の女性が「あ、そういえば、電話を返さなくてごめんなさい」と言いました。
心当たりがなかったので、何のことか尋ねたら、彼女の音声メールに僕から電話が二回かけられたというのです。そこで僕は、録音されたメッセージを聞かせてもらいました。それは確かに僕の声に似ていました。しかし、接続が悪く、声が聞こえる時と聞こえない時がありました。背景では風がヒューヒュー吹いているような音が聞こえました。その録音メッセージの中で、かけ手は次のようなことを言っていました。
「すみません……つながりません……お願いします。」
「これは僕ではありません」と言ったら、彼女は間違いなく僕だと反論し、かけ手の電話番号を調べて、帳面に書き止め、それをかざして番号を僕に見せました。それは確かに僕の番号だったので、かなり気が乱れました。
会議室から退出したあと、電話会社に電話を入れ、僕のアカウントを調べてもらいました。その結果、僕の番号から電話が三回かけられたことが判明しました。一回目の電話と三回目の電話は僕がかけたものでした。しかし、二回目の電話にはまったく心当たりがありませんでした。
一回目の電話をかけてから、すぐに次の電話をかけたので、その間に議長の女性に電話を入れ、メッセージを残す時間的な余裕はなかったはずです。
このできごとを思い出すたびに、いまだに背筋が寒くなります。
信号が青になったのに
数年前、僕は父の運転する車の助手席に乗っていました。信号が青になってもすぐに発車しない運転手っていますよね? そんな時、僕はイライラするのが常です。僕の父も信号が青になったらすぐに発車するタイプです。
ところが、その日に限り、信号が青になったのにみんなボーッと座っていたのです。誰一人として先を急ぎませんでした。僕は「青信号って夜になるときれいだな」などと、つまらないことを考えていました。
それから約3秒後、時速65qくらいで飛ばしていた車が、赤信号を無視して交差点を横切っていきました! もしあの時、信号が青になったと同時に発車していたら、車も僕たちもメチャメチャになっていたでしょう。
念力でお金が出現?
これはあるアメリカ人女性の体験談です。これは二日前に起きたできごとなのですが、私はいまだにショック状態にあります。
私は姉と連れ立って、自家用車で行きつけのショッピングセンターに向かいました。その時は姉が運転していました。
そんな中、私はふと思い立って、「これまでに拾ったお金の中で最高額はいくら?」と尋ねました。姉は「そんなこと覚えていないわ」と応えました。そこで私は姉にこんな体験談を話し聞かせました。
「ある日、友達と一緒に散歩していたら、路上に20ドル(約2,200円)札が落ちていたので、私たちの目はそれに釘づけになったの。でも、友達が先にお札をつかみ取ったので、それは彼女のものになったの。」
「二人ともお札を目にしたのに、彼女はあなたに分け前をくれなかったの?」
「ええ。」
そうこうしているうちにショッピングセンターに到着したので、私たちは車を停めてコーヒーショップに向かいました。その途上でふと下を見たら、なんと20ドル札が落ちていたのです!
これはどういうこと? 20ドル札を拾った話をした直後に20ドル札を拾うなんて! 私は知らず知らずのうちに未来を予見したのでしょうか? それとも私がこの状況を作り出したのでしょうか?
・それに似てはいませんが、2005年までの間に、その数年の間に、銀座で時々映画を見てました。映画を見る前にスクラッチくじをやるのが週末の小さな楽しみで、一回だけトライするようになってました。銀座新宿渋谷などは子供の頃親と良く歩いた場所で、ラッキーゾーンになってます。銀座でスクラッチして、500円が当たりました。それで昼食を食べながら映画を見ることにしました。映画館に入り座った席の下をふと見るとまた500円玉が落ちてました。
500円玉さん(2017年4月12日)