これは2003年にアメリカ・ミズーリ州の都市・スプリングフィールドで起きたできごとである。

コンビニの前に時代遅れのスーツを着た男が立っていて……

当時大学生だったジェイク・ケルは奇妙な男に遭遇した。その男に会って以来、ケルは「人が時空を移動することは可能なのか」という疑問に思いを巡らせるようになった。

その日、ケルはコンビニ前のガソリンスタンドで、自分のトラックにガソリンを入れていた。

その時、コンビニの前に立っていた男がケルに向かって「今年は何年だ?」と大声で質問した。その男はビジネススーツに身を固め、頭はハゲていた。しかし、彼が着ていたスーツはその辺でよく見かけるようなありきたりのものではなかった。むしろ彼のおじいさんが着ていたような古めかしいスーツだったのだ。

男は再び「今年は何年だ?」と叫んだ。彼の態度が攻撃的だったので、ケルは一瞬怖気づいたが、すぐに思い直した。男は身なりが整っていたし、精神に異常があるようには見えなかった。単に怒っていたのだ。

「2003年だよ」とケルは答えた。

その答えを聞いたとたん、男の顔が赤くなった。そして彼はもう一度同じ質問を繰り返した。

ケルは最後にもう一度だけ2003年だと答え、自分のトラックに乗り込んだ。次にケルがバックミラーに目をやったら、そこに男は映っていなかった。

ケルは驚いて背後を振り返った。男は駐車場にもいなければ、コンビニの前にもいなかった。大きなガラス窓を通してコンビニの中も見たのだが、彼は店の中にも見当たらなかった。文字通り消え失せてしまったのだ!

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