科学者は多次元宇宙説(複数の宇宙の存在を仮定した理論物理学による論説)の正当性を証明するため、日々研究にいそしんでいる。

並行世界とは、まるで鉄道の複線のように、無数の時間軸が並走しているものだと考えればいいだろう。いわばあなたは「列車」であり、数ある線路の中の一つの線路の上にいるということだ。

人が突然蒸発し、行方が分からなくなったという事例が数多く報告されているが、ひょっとして行方不明になった人たちの何人かは、誤って隣の「線路」に移ってしまったのだろうか……?

スペインの女性が体験した不可解なできごと。ある朝目覚めたら、そこは別の世界だった……

スペインの女性、レニア・バルシアさんは、まさにそんな体験をした。というか、少なくとも彼女はそう主張している。

ある朝、レニアさんはマドリッドにある自宅のマンションで目を覚ました。初めのうちは、普段と何ら変わらない朝のように思えたのだが、ふと奇妙なことに気づいた。

起きたばかりのベッドのシーツに見覚えがなかったのだ。彼女は特にそのことを気に留めなかったのだが、時間が経つうちに、そのほかにも見慣れないものが目につくようになり、何かがおかしいと思うようになった。マンションの内部に変わりはなかったのだが、その中に置いてあるものが場違いな感じがしたのだ。

いくつかの持ち物がなくなっていた。そうかと思えば、今まで見たことのないようなものが置かれていた。一体、何が起きたのだろう?

もっともショッキングなことは、ボーイフレンドに連絡がつかなくなったことだった。彼はどこに行ってしまったのだろう? 捨てられたのだろうか?

初めのうち、レニアさんはボーイフレンドが失踪したのだと思った。しかし、真実はそれよりもずっと恐ろしいものだった。

彼の電話番号を調べたのだが、見つからない。何人かの友達に当たってみたのだが、彼のことを知っている友達は一人もいなかった。そこでレニアさんは警察に失踪届けを出した。ところが、その男性は公の文書に記録されていなかった。

レニアさんは、何がどうなっているのか、まったく見当がつかなかった。自分が正気であることを確信していたものの、念のため精神科医の診察を受けることにした。医師はストレスが原因で幻覚を体験したのだと診断した。

だが、レニアさんはその診断に納得がいかなかった。何か深刻なできごとが起きたことを彼女は確信していた。

そんな中、実家に帰り、妹のことについて両親と話し合ったのだが、ここでも不可解なことが起きた。両親の話では、レニアさんが妹に関して話したできごとは、一切起きていないというのだ。例えば、レニアさんの記憶によると、妹は二、三か月前に肩の手術を受けたはずなのだが、本人に聞いてみたら、「そんな手術は受けていない」とのこと。

レニア・バルシアは妄想に取りつかれているのだろうか? あるいは精神を病んでいるのだろうか?

彼女の話を空想の産物だと片づけるのはたやすい。だが、もし彼女の体験が真実だったら、どうだろう? 彼女は本当に別の世界からやってきたのだろうか? 誤って私たちの世界に紛れ込んでしまったのだろうか……?

夢の実現を引き寄せる最短ルート

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