犬が人間に変わった?

今日、徒歩で我が家に向かって歩いていました。私の前には、一人の女性がゴールデン・レトリバーをつれて散歩していました。彼女は角で曲がったので、20秒ほど見えなくなりました。

私が角まで行きついた時、犬は消えており、その代わりに背の高い男性が女性と肩を並べて歩いていました。

錯覚というようなことではありません。犬を見た時、親友の犬にそっくりだと思ったことを特に覚えていたからです。

それから5分ほど、自宅に着くまで二人の後ろを歩いていったのですが、二人とも黙りこくり、奇妙な雰囲気を漂わせていました。


新しくない新車

最近、私は生まれ育った町に帰ってきました。それまでの間は頻繁に帰省していました。

帰省した時はいつでも、女友達が車で迎えにきてくれました。私のほかにも二、三人が彼女の車に乗り込み、みんなで集って旧交を温めました。

友達の車はおんぼろだったのですが、前回帰ってきた時は、中が広々としたミニバンになっていました。

というわけで、車に乗り込んでからまず私が言ったことは「新車購入おめでとう」でした。そうしたら、みんなが私をジロリと横目で見て、「ずっとこの車だったよ」と言い張ったのです。

でも、私の記憶に間違いはありません。奇妙なことです。


赤ちゃんの名前を予知

私のボーイフレンドのおばさんは、旦那さんと一緒に長年、子作りに励んでいたのですが、ついに身ごもり、私たちは我がことのように喜びました。

数週間ほど前に、生まれてくる子の性別や、その子が何と名づけられるかについて、ボーイフレンドと話をしました。私は、その子が男の子で、ハリーまたはヘンリーと名づけられるような気がしたので、ボーイフレンドにそう伝えました。

ちなみに、おばさん夫婦はドイツに住んでおり、私は二度しか会ったことがありません。二人のことはよく知らないし、ドイツでどんな名前がつけられるのかも知らないのです。でも、なぜかそんな名前がつけられるような気がしたんです。

そして昨日、ボーイフレンドの母親から電話があり、赤ちゃんは男の子で、ヘンリーと名づけられたと知らされました! ちょっとだけゾッとしました。本当に直感だったからです。


同じ男、同じ車

先日、高速道路を運転していたら、前を走っている右車線の車がスピードを落としていることに気づきました。

スピードが落とされた地点に近づいたら、高速道路の端に白の起亜(大韓民国第2位の自動車メーカー)が停めてあるのが見て取れました。そして男が後部ドアを激しく叩き、ジャッキをトランクの近くの地面に放り投げている姿が目に入りました。タイヤがパンクしたので、怒り心頭に達していることは明らかでした。

僕もスピードを落とし、彼のそばを通り過ぎて、運転を続けました。

それから5分後、さっきと同じ男が、さっきと同じ車の後部ドアを激しく叩いている姿が目に留まりました。今回、彼はジャッキを手に持っており、車の背後に向かって歩いていくところでした。

本当にすべてが同じだったのです。同じ車を所有する双子の兄弟が、同時にパンクに見舞われて、まったく同じようにふるまう、ということなど絶対にありえません。一体これはどういうことでしょう?


新鮮なバジル

先日、友達と田舎道をドライブしていたら、「新鮮な果物と野菜の直販」と記された看板が道端にいくつか立てられているのを目にしました。

そんな看板を見かけなくなって、しばらくしたころ、一つだけポツンと立てられた看板が現れました。その看板には「新鮮なバジルとトマト」と記してありました。

私たちはそれを見て、「バジルおいしそう!」と二人そろって声を上げました。

販売所への行き方を知りたかったので、車を後退させてもう一度その看板を見たら……「新鮮なトマト」としか記されていなかったのです。

二人とも腑(ふ)に落ちなかったのですが、多分視覚的な錯覚だったのだろうと、気をとり直してドライブを続けました。

帰りがけに例の看板を見かけたので、もう一度見てみたら、やはり「新鮮なトマト」としか記してありませんでした。奇妙なことです。

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