これはアメリカの男性チャックさんの体験談です。

男が田舎道をドライブ中、少年のころに住んでいた家のそばを通りかかったら……

8歳のころ、僕は田舎町のはずれに住んでいた。自宅の隣には野原があり、夏になるとそこで無数のヒマワリが咲いたものだ。当時の思い出は僕のこれまでの人生の中で最も忘れがたいものとなっている。うちの家族は何度となく引っ越しをしたのだ。

当時はニンジャ・タートルズのアクションフィギュアでよく遊んだ。家の前庭に立っている木に紐を結び、フィギュアをその紐につるして、滑り下ろさせる遊びをよくやっていた。

1993年のある夏の日、その遊びをしていたら、一台の車が通りかかった。青のセダン車に乗った男が僕を見つめていた。問題はその男の顔を思い出せないことだ。鮮明な記憶の中で、なぜかそこだけがぼやけているのだ。あの日、ヒマワリが咲き誇っていた。


それから時が過ぎて2014年になった。僕は二番目の愛車を運転していた。1986年製の青のオールズモビルだ。

大おばが亡くなったので、高速道路から30qほど奥に入った田舎道を、大おばの家がある町に向かってドライブしていたのだ。その途中で、昔住んでいた町を通りかかったので、かつての我が家を一目見たくなった。

町のはずれに立つ家は20年前とほとんど変わっていなかった。サンディブロンド(灰色味と茶色味の入った、砂のような色の金髪)の少年が前庭で遊んでいた。木に結びつけた紐からおもちゃを滑り下ろして遊んでいた少年は、僕をじっと見つめた。

ヒマワリが全開した日曜日の朝のことだった。

コメントをどうぞ

お名前

メール(省略可)

あなたのサイト(省略可)

コメント

Powered by CGI RESCUE®

時間にまつわる不思議体験をしたことがありますか? お話を聞かせてください!