これはイギリスの男性・ベンさんの体験談です。

12月の寒い夜に4人の若者が目撃した奇怪な生き物とは……?

これは1991年のクリスマスのころ、英オックスフォードシャー州の小さな町で起きたできごとです。

当時17歳だった僕は、ある夜、4人の友達と寄り集まりました。友達の両親が用事で家を開けたので、その家に集まったのです。

時計の針が11時を指したころ、タバコが切れたので、みんなで外出し、徒歩で近くのパブ(居酒屋)に行くことにしました。そのパブにタバコの自動販売機が設置されていたのです。ちなみに、僕はもうタバコを吸わないのですが、当時は吸っていたのです。喫煙を奨励しているわけではありません!

パブは友達の家から約800メートル先にありました。その夜はとても寒く、地面に霜が降りていました。空では満月が輝いていました。

タバコを手に入れた後、僕たちはわざと遠回りして帰ることにしました。というのも、夜空が晴れ渡り、星がきれいだったからです。

というわけで、僕たちは住宅街にまっすぐ伸びた通りを歩いて友達の家に向かいました。10代の男子のことですから、女の子や車の話題で盛り上がり、談笑しながら歩を進めていきました。

その住宅街は60年代に建設されたもので、それぞれの家の前には庭が設けられ、家は道路から奥まったところに建てられていました。歩道には街灯が設置されていたのですが、家自体は陰に隠れていました。

そんな中、一人の友達がふと「急に静かになったな」とつぶやき、僕たちは足を止めました。そういえば、風の音が途絶え、車道には車が一台も走っておらず、あたりはシーンと静まり返っていました。

次の瞬間、申し合わせたように犬が一斉に吠え始めました。まるで映画『101匹わんちゃん』の場面のように、その通りで飼われている犬が一匹残らず吠えているような感じでした。

あたりが不気味な雰囲気に包まれる中、友達の一人が「あれは何だ!」と声を上げ、指をさしました。

とある住宅の二階の窓のさんに、ガーゴイルを思わせる奇怪な生き物がとまっていたのです! 初めのうちは猫だと思ったのですが、背丈は 1m40p から 1m50p くらいあり、猫にしては大きすぎました。

ガーゴイル:雨どいの機能をもつ、怪物などをかたどった彫刻

僕たちが唖然として注視する中、その生き物は階下の庭に姿を消しました。説明しにくいのですが、コップから水をこぼすように液体化して下にサーッと移動したような感じでした。

僕たちは恐怖に襲われ、一目散に友達の家に駆けていきました。家に着いたとたん、あたかも呪文が解けたかのように、車や風や夜の生き物などの雑音が聞こえるようになりました。

その夜、僕たちは一睡もせず、このことについて語り合って夜を明かしました。僕はショックのあまり生き物の形を見ただけなのですが、友達の一人は背中に生えた羽を確かに見たそうです。

あの夜以来、このできごとについて考えない日はありません。そして、今日に至るまで、4人の友達が集まるたびにこの話題が持ち上がります。

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