これは1999年にオーストラリアで起きたできごとです。

交通事故で14分の間心臓が止まった男性が生き返り、宝くじを購入したら……

当時37歳だったオーストラリアのビル・モーガンさんは、トラックの運転手として生計を立てており、キャンピングトレーラー(キャンプや旅行などで住居として使用できる車両)に住んでいました。

ある日、ビルさんは仕事中にひどい交通事故に遭ったのですが、命は取り留めました。ところが、病院で回復中、投与された薬に激しいアレルギー反応を起こし、心臓が止まる事態となりました。

ビルさんは14分の間、臨床的に死亡したのですが、医師は彼の心臓を再び動かすことに成功しました。しかし、14分もの間、身体活動が停止すれば、脳障害によって植物人間になる可能性があります。ビルさんの場合、まさにそんな状態になったように思われました。心臓が再び動き出した後、昏睡状態に陥ったのです。そこで医師は家族に生命維持装置を外し、ビルさんを永眠させてあげるよう二度進言しました。

にもかかわらず、12日後にビルさんは奇跡的に回復し、目を覚ましました。しかも脳障害など長期的な問題は一切負っていませんでした。

退院したビルさんはトラック運転手を辞めて別の仕事を見つけました。さらに自分の人生を見直して、長い間つきあっていたガールフレンドのリサさんにプロポーズしました。

リサさんはプロポーズを受け入れました。

命を取り留めたのみならず、結婚も決まったので、ビルさんはラッキーな気分になり、スクラッチ式の宝くじを購入、17000豪ドル(現在のお金に換算すると約250万円)の車が当たりました。

普通、宝くじで車が当たったくらいではマスコミが注目することはないのですが、ビルさんの場合、14分の間死亡した末、息を吹き返して車を当てたので、地元のテレビ局が彼を取材することになりました。

取材の過程で、テレビ局はビルさんに「やらせ」を依頼しました。つまり、宝くじに当たった瞬間を再現して、その模様をカメラに収めることにしたのです。ビルさんは快諾し、店で宝くじを購入、その場で券の表面を削りました。その後、彼はカメラの方を見て「車が当たった!」と言うはずだったのですが、その代わりに彼の口からもれた言葉は「25万ドルが当たった! これは冗談じゃない!」でした。

25万ドルを現在のお金に換算すると、約3,800万円となります。それはこの宝くじの特賞でした。

ビルさんはすぐさま婚約者に電話し、大金が当たったことを報告し、「これで家が買えるよ」と告げました。

一方、当時フィアンセだったリサさんは、マスコミの取材に対して次のようにコメントしています。「これで彼が幸運を使い果たさなかったことを願っています。」

・そう言えば、昔 世界まる見えテレビ特捜部かなんかで観たな。(2020年5月30日)

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