

今回は、日本とアメリカで起きた、異世界に迷い込んでしまった人たちの恐怖体験をお届けします。2つの話には「ワンコに助けられた」という共通点があります。
日米比較! 異世界に迷い込んでしまった人たちの恐怖体験!
まずはアメリカ人女性、ドリスさんの体験談から。この話は1984年にアメリカの地方紙『ミルウォーキー・ジャーナル』に掲載されたものです。
ある日、ドリスさんは、米ウィスコンシン州の都市、バーリントンにある雑木林で愛犬を散歩させていました。その林はネイティブアメリカン(アメリカの先住民族)の古代の埋葬塚の近くにありました。
そんな中、突然意識がもうろうとなり、強烈な至福感に包まれたといいます。その後、頭がハッキリして方向感覚を取り戻した彼女は、自分が異世界にいることを認識しました。
ドリスさんは新聞記者に次のように語っています。
「自分が異世界にいることに気づきました。本当に変わったところでした。周りの木々はとても奇妙で、幹は真っ黒。枝からは濃い紫色の繊維質の葉が生い茂っていました。周りを見回したら、空は暗めの琥珀色。地面はことのほか奇妙で、まるで幾層にも重なったスポンジ状のコケの上に立っているかのようでした。その時、私は恐怖に震えていて然(しか)るべきだったのに、それどころかこの上ない幸福感に包まれていました。まるで『歓喜』という名の風が体を吹き抜け、私の存在そのものに染み渡っているかのようでした。生まれてこの方体験した痛みや不安のすべてが押し流されたように感じられました。」
そんな中、ドリスさんは愛犬が吠えていることに気づきました。ほえ声の方向に目をやったら、ペットのオーストラリアン・シェパードが必死に走り回っていました。まるでバブルの外にいる犬が中に入ろうとしているかのようでした。ワンちゃんは、ドリスさんが通り抜けたポータルを通過できなかったのですが、飼い主がどこに行ったかを悟っており、一緒になろうとして行ったり来たりしていたのです。
ドリスさんは愛犬に歩み寄り、手を伸ばしてなでようとしました。犬に触れた瞬間、周りの世界が崩れ去り、彼女はウィスコンシンの雑木林に戻っていました。周りを見回したら、緑色の木々と雑草、そして青空がありました。足元の地面は砂利道でした。
ドリスさんはこんな風に語っています。
「この体験がどのくらい続いたのか分かりません。数分だったのかもしれません。数時間だったのかもしれません。いずれにせよ、この体験をしたことは事実です。当時、マリファナをやっていたわけでもなければ、幻覚作用のあるキノコを食べたわけでもありません。1つ確かなことは、どういうわけか自分が異世界に足を踏み入れ、愛犬のおかげでそこから脱出できたということです。」
続いて日本の方の体験談をご紹介します。これはユーチューブのチャンネル、Bintarou Turtle Company Yamaguchiにアップされているもので、香川県の方が犬を連れて買い物に出かけた際、無人の町に迷い込んでしまったというもの。本題に入るのは後半で、前半は別の話になっているのですが、「狐憑き」に関する前半の話もかなりショッキングで興味深いです。
いかがでしたか? 「犬は人間の最良の友」と言われていますが、そのことを実感させられるお話ですね!
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