
By FrancisTyers - wikinews:Image:Russell square police road.JPG (user took it himself [1] ), CC BY-SA 3.0

これはあるイギリス人女性の体験談です。上の画像は、2005年7月7日に爆破されたロンドンの地下鉄ラッセル・スクエア駅付近の現場写真です。
ある朝、英ロンドンの地下鉄の駅で大事件が起きた様子。だが報道は一切なし。それから数年後……
これは2000年か2001年に起きたできごとです。当時、私は学位をとるためにロンドン大学に在籍していました。この大学の最寄り駅は地下鉄・ピカデリー線のラッセル・スクエア駅です。
ある日、ラッセル・スクエア駅から大学に向かって歩を進めている時、背後に2人の男性がいることに気づきました。2人とも目立つ色の非常時用制服を着ていました。そして1人が同僚に向かってこう話したことをハッキリ覚えています。
「ああ、現場にはバラバラになった遺体がたくさん散乱しているよ。」
駅を出たら、通りは警察車や救急車などの緊急車両で埋め尽くされていたので、動揺しました。当時はまだスマホが普及していなかった時代。その場でニュースを確認することができませんでした。それで彼(現在の夫)に電話を入れ、事の次第を説明した後、急いで図書館に向かい、インターネットで BBC(英国放送協会)のサイトにアクセス。大事件の発生が報じられていると思ったのですが、そのような報道は見当たりませんでした。その夜も、週末になっても、事件の報道は一切ありませんでした。
その後、このことはすっかり忘れてしまったのですが、2005年7月7日にテロ事件(下記参照)が起きた時、夫が数年前のできごとに言及し、思い出させてくれたので、点と点が結ばれたんです。あの日、自分は未来を予見したか、あるいは未来にスキップしたのではないかと思うようになりました。
ロンドン同時爆破事件:2005年7月7日、現地時間8時50分頃にイギリスの首都ロンドンにおいて地下鉄の3か所がほぼ同時に、その約1時間後にバスが爆破され、56人が死亡したテロ事件。地下鉄の3か所のうち、1か所はラッセル・スクエア駅であった。
ひょっとしたら、当時、駅の近くで非常訓練が行われていただけなのかもしれません。しかし、どうにも腑に落ちない点があります。それはあの時の2人の男性の会話。というのも、7月7日の朝、ラッセル・スクエア駅に停まっていた爆破車両を見た人の目撃談が、男性の言葉に一致するからです。
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