

これはアメリカの男性スコットさんの体験談です。
ある朝目覚めて朝食をとろうとしたら牛乳がない。仕方なく店に買いにいったら、その店は建設中だった!
これは2017年に起きたできごとで、実話です。この話をするだけでチビりそうになります。ともかく話を始めましょう。
僕は米ニューヨーク州のプラッツバーグという名の都市に住んでいます。ここには2012年に移住しました。ある夜、夕食をとった後、ひどく疲れた気分になりました。まだ8時6分だったのですが、早めに寝ることにしました。
その夜は熟睡し、翌朝午前7時に目覚めました。その時、窓外の風景に奇妙な点があることに気づきました。建物や隣人の家の色がちょっと変わっているように感じたのです。でも、目覚めたばかりだったので、色が違って見えるのは多分そのせいだろうと自分に言い聞かせました。
朝食用のシリアルを食べようと思ったのですが、冷蔵庫を開けたら牛乳がありません。「なんてこった!」と大声を上げてしまいました。仕方なくダラー・ジェネラル(1ドル均一ショップ)にいって牛乳を買ってくることに。
当時、僕は車とオートバイを所有していたのですが、この時はオートバイでいくことにしました。新鮮な空気に当たれば目が覚めるだろうと思ったのです。交差点に至った時、信号がないことに気づきました。点滅する信号しかなかったのです。おかしいと思ったのですが、気に留めることなく、店に向かってオートバイを走らせました。
ただ、1つだけ腑に落ちなかったことがあります。その時は朝のはずだったのに、太陽が空の高い位置にあり、午後のように感じられたということです。
さて、店の近くまで走ってきた僕は、思わず急ブレーキをかけました。店があるはずの場所で、なんと工事が行われていたのです。「なぜ店を取り壊しているのだろう?」という疑問がわいてきました。現場に作業員がいたので、道の脇にオートバイを停め、その人に向かって歩いていきました。不法侵入で叱られるかもしれないということはちっとも気になりませんでした。作業員とは次のような会話を交わしました。
作業員:「おい、ここは進入禁止だよ!」
僕:「おじさん、なぜダラー・ジェネラルを取り壊してるの?」
作業員:「え? なぜここがダラー・ジェネラルになるって知ってるの? それに取り壊してるんじゃなくて建設してるんだよ。ここは関係者以外立ち入り禁止だから出ていってくれ。」
この言葉を聞いた僕は気を失いそうになりました。現場からそそくさと走り去り、オートバイに飛び乗って自宅に急ぎました。ところが到着したら、私道に見知らぬ車が停めてあるではありませんか!! この時は本当に精神病院に入りたくなりました。どうしたらいいのか分からず、またもやオートバイに乗り、ショップに向かって走っていきました。
到着した時、空は暗くなっており、ダラー・ジェネラルはちゃんとありました。そして店の前には車が何台か停めてありました。すべては元に戻ったのです。道路脇にオートバイを停め、店を茫然と眺めていたら、一難去ってまた一難、州警察の車が近づいてきました。車の上では赤いランプが回っていました。僕の背後に停められた車の中から警察官が出てきて、「時速50キロのところを100キロで走っていた」と告げられました。そこで事の次第を一生懸命説明しました。話を終えたら、警官は僕をじっと見つめながら「そういうことはたまに起きる」と言いました! 免許証を渡したら、警官はコンピューターで情報を確認、驚いたことに交通違反切符を発行することなく、警告だけで勘弁してくれました。
警官が去った時点で、雲行きが怪しくなり雨が降りそうだったので、自宅に戻ることに。その夜は友達に頼んで泊まってもらいました。というのも、翌朝また同じような状況になったらヤバいと思ったからです。でも変なことが起きることはありませんでした。
その後、いろいろ調べてみたのですが、ダラー・ジェネラルは2009年に建設が始まったことが判明。だから多分、僕は2009年にタイムスリップしたのではないかと思います。交差点の信号については、2009年の時点では点滅する信号しかなく、3色の信号は2011年に設置されたことが分かりました。
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