これはある日本の男性の体験談です。

幼児が友達と近所を探検していたら、いきなり大草原に出て……

幼稚園あがるまえに近所の子と2、3人で小学校のすぐ先の横道まで冒険しにいったことがありました。その横道を曲がるといきなり大草原がひろがっていて、ぽつんとちっちゃな古い廃屋のような家がたってました。でも豆電球みたいなのが中でついてるような感じで、そのあたりまでいったら、向こうからマルチーズかなにか小さめの白い老犬をつれたおじいさんが歩いてきました。

私らはその犬とおじいさんに話し掛けました。犬の目は青くなにやら曇っていてるかのようで、私はふといきなり「この犬は目がみえないの?」と聞いたら、そのおじいさんは「よくわかったね」といいちょっとあいだ、犬と遊ばせてくれました。

とりあえず夕方になってきたので家にもどろうと最初の横道まででてきたら、いきなり後ろが草原じゃなくなったような気がしました。なぜか振り返らなくて、家の近くまで戻ってきて、私のおばあちゃんとあったらまだ昼頃でした。

でも草原からでるときはたしかに空も赤く薄暗くなってきてたんです。

そしてその後草原があった所を確認したら、どうみてもそのあたりは違う区域の中学校の離れグラウンドや住宅と倉庫があるだけで変わってないんです。

今となっては、一緒にいった近所の子は幼稚園あがってすぐに引っ越してしまったので確認もできず、夢と現実がどっちだろうかと思うだけとなってしまいました。

出典:子供の頃の変な記憶 その6

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