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神はサイコロを振らない
2017年2月8日
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サムライ・ロック
2017年2月6日
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13代目ドクターの役は誰の手に?
2017年2月4日
あなたの好きな俳優に投票してください! 今のところ、関係者が推す俳優は女優二人と男優一人です。→この記事を読む


団地
2017年2月3日
このサイトの利用者の方から作品を紹介いただきました。阪本順治監督のコメディー映画『団地』です。→この作品をチェック!

『ドクター・ストレンジ』レビュー

アイマックス3Dで鑑賞する価値がある特殊効果。だが中身よりもスタイルを重視?

 

あらすじ

天才的な神経外科医であるスティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、自動車を運転中に大事故を起こし、瀕死の重傷を負う。何とか命を取り留めたストレンジだったが、両手を思うように動かせなくなり、外科医としての生命を絶たれる。

そんな中、どんな傷も治せる魔術師がチベットにいるという噂を聞きつけたストレンジは、藁にもすがる思いでチベットに赴く。ストレンジに会った魔術師エンシャント・ワン(いにしえの者:ティルダ・スウィントン)は、ストレンジが魔術師としての才能を内に秘めていることを感じ取り、治療の代償としてストレンジに弟子入りを持ちかける。

このレビューにはマイナーなネタバレが含まれていますので、ご了承ください。

見事な特殊効果

ストレンジが様々な並行世界を猛スピードで飛び回る現実離れした映像は、映画『2001年宇宙の旅』のクライマックスシーンを連想させ、ちょっとした幻覚体験を味わえます。

ビルや街が魔術によって折り曲げられる場面は、映画『インセプション』を彷彿(ほうふつ)とさせますが、本作ではさらに俳優が重力に逆らって激しいバトルを繰り広げるので、見応えは十分! 一回見ただけでは目まぐるしいアクションをすべて消化できないので、もう一度見たくなるほどです。

このように本作は凝りに凝った特殊映像とアクションを楽しめるので、余分な料金を払ってでもアイマックス3Dで鑑賞する価値があると言えるでしょう。

白人優先主義が批判

この作品はマーベルのコミックが元になっていますが、原作の漫画ではエンシャント・ワンは年老いた東洋人の男性という設定になっています。しかし、映画では、その役が白人の中年女性に変更されたので、「白人優先主義」だとしてファンから批判されました。

まあ、ティルダ・スウィントンは現実離れした雰囲気を漂わせた女優さんであり、しかも映画の中でつるっぱげの特殊メークを施されているので、視覚的なインパクトも大きく、適役と言えるのかもしれません。

また、悪役・カエシリウス(チベットの僧院でエンシャント・ワンの教えを受けながら、謀反を企てた魔術師)を演じるマッツ・ミケルセンも白人です。彼はTVシリーズ『ハンニバル』でハンニバル・レクター役を怪演し注目された、今が旬の俳優なので、このキャスティングもうなずけないではありません。しかし、カエシリウスの子分三人まで白人というのは、どんなものでしょうか? 子分役の俳優は激しいアクションシーンをこなさなければならなかったので、カンフーの素養があるアジア系俳優を採用した方が理に適っていたのではないかと思うのは私だけ? なぜチベットの僧院で修業に励む魔術師たちが白人ばっかりなんだー?

実のところ、この映画の主要登場人物の中で、唯一のアジア系俳優は、ウォング役のベネディクト・ウォングだけ。彼はいい味を出してはいたけれど、アクション俳優ではないので、あまり活躍の場を与えられなかったように思います。

あまり活躍の場を与えられなかった俳優はほかにもいます。それはヒロインのレイチェル・マクアダムスです。彼女はヒロインというよりは、脇役という感が強かったです。

どっかですでに見たことがあるストーリー?

私は上映時間を確かめることなく本作を鑑賞し、見終わってから上映時間が2時間近いということを知りビックリしました。長さを感じなかったということは、面白かったということなのでしょう。とはいえ、大満足感に浸れたかというと、そういうわけでもない。中身よりもスタイルを重視した感は否めません。

ストーリーについては、マーベルのスーパーヒーロー映画のフォーミュラ(公式)に従っているようなところがあり、新奇さに欠け、「すでにどっかで見たことがある」感をぬぐうことができませんでした。ストレンジが弟子入りするくだりは、『西遊記』で孫悟空が老師に師事する場面を連想しました。

しかしながら、最後のクライマックスの場面が盛り上がったことは確かです。時間が逆行する特殊効果もおもしろかった(単に映像を逆回しにしたのではない)。ストレンジが一見解決不可能な問題を解決するアイデアも、よく考えられています。ちなみに、カンバーバッチは悪役・ドーマムゥ(燃え盛る頭を持つ異次元のロボット)の声も担当しています。本人の希望によって一人二役が実現したそうです。

最後に、これはマーベル映画のファンなら周知のことと思いますが、エンドクレジットになっても席を立たないでください。最後の最後におまけのシーンがありますので。

『ドクター・ストレンジ』は1月27日に公開されます。

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