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■宇宙家族ロビンソン

原題:Lost in Space
放映日: 1965年9月15日〜1966年4月27日
製作国: アメリカ
創案者: アーウィン・アレン
主演者:
ガイ・ウィリアムズ ... ジョン・ロビンソン教授
ジューン・ロックハート ... モリーン・ロビンソン
ビル・マミー ... ウィル・ロビンソン
ジョナサン・ハリス ... ザッカリー・スミス博士
マーク・ゴダード ... ドン・ウエスト少佐
マータ・クリステン ... ジュディ・ロビンソン
アンジェラ・カートライト ... ペニー・ロビンソン
ボブ・メイ ... ロボット(フライデー)

1997年、地球は人口過密に悩んでいた。そこで、ジョン・ロビンソン教授と彼の妻・モリーン、彼の子供であるウィル、ジュディ、ペニー、そしてドン・ウエスト少佐が選ばれ、アルファ・ケンタウリに地球の植民地を築くことになった。彼らはロビンソン教授が設計した宇宙船・ジュピター2に乗って、そこに向かうことになっていた。

ところが、敵国政府のエージェントであるザッカリー・スミス博士がひそかに宇宙船に乗り込み、妨害工作をした。ドクター・スミスは宇宙船のロボットをプログラムし直すことに成功するが、宇宙船から脱出し損ね、ロビンソン一家と共に宇宙に旅立ってしまう。そうこうしているうちに、ロボットが暴れ始め、宇宙船を破壊した結果、彼らは宇宙で迷子になってしまった。今や彼らはサバイバルのために戦いながら、地球に帰る方法を見つけなければならない。

■有名サイトの評価 (2011年4月3日現在)
インターネット映画データベース: 7.1 / 10
TV.com: 7.8 / 10(よい)

60年代を代表するSFシリーズのひとつ。

シーズン1は白黒ですが、このシーズンが最も充実しているといえるでしょう。特に初回のエピソードは、約60万ドルの製作費がつぎ込まれただけあり、見ごたえのあるSFアドベンチャーに仕上がっていいます。宇宙船が惑星に不時着する特撮場面などは、今見てもスリリングです。

シーズン2に入ってから、コメディ色が強くなりました。このころABCネットワークで放映されていた『バットマン』が大人気で、この番組が俗っぽくて、わざとらしい楽しさを売りにしていたので、『宇宙家族ロビンソン』もその人気に便乗しようとしたのです。というわけで、シーズン2は、ウィルとドクター・スミスとフライデーのトリオ漫才のようになり、その他のキャストはわき役に回されてしまいました。

当初、ドクター・スミスはシリーズの初めで殺されてしまう予定でしたが、スミス役のジョナサン・ハリスがプロデューサーのアーウィン・アレンを説得して、レギュラー出演権を勝ち取ったのだそう。

オリジナル版ではロボットに名前がつけられておらず、単に「ロボット」と呼ばれていますが、日本版では「フライデー」という名がつけられました。小説『ロビンソン・クルーソー』で、主人公の友達になった原住民の名前がフライデーだったので、これが語源なのでしょうか?

シーズン2でロビンソン一家はとある惑星で立ち往生していましたが、シーズン3に入ってから、宇宙船が直り、再び宇宙を飛行できるようになりました。それに伴ってシーズン3は冒険色が強まりました。しかしながら、ドクター・スミスがセロリ人間と化す『偉大なる植物の反乱』は、あまりにもバカバカしいので、「テレビ史上、最も陳腐で奇妙なエピソード」と評されました。

シーズン4を企画する段階で、放送局が予算を下げたので、アーウィン・アレンの怒りを買い、シリーズは結末を迎えることなく打ち切りになりました。ビル・マミーが大人になってから、物語をきちんと終わらせるべく続編を企画、テレビ局やキャストは乗り気だったのですが、アレンがまったく関心を示さなかったので、この企画は日の目を見ることなく終わってしまったそうです!

概して、このシリーズはファンタジー色が濃くなっており、科学面は軽視されています。荒唐無稽でハチャメチャなストーリーが少なくないので、SFファンの間では高く評価されていません。当時、同時期に放映されていた『宇宙大作戦』がシリアスなSFだったので、好対照をなしています。しかしながら、このシリーズは当時最もお金がかけられた番組であり、宇宙船の内部のセットには35万ドルがつぎ込まれたそう。これは当時最も高額のセットであり、『宇宙大作戦』のセットよりも高価だったそうです。そして、『宇宙家族ロビンソン』のアメリカでの視聴率は『宇宙大作戦』よりも高かったそうです。

『宇宙家族ロビンソン』のエピソードの中から、時間SFをテーマにした物語をご紹介します。


■異次元の幽霊
シーズン2第29話(1967年4月12日放送)

ウィルとドクター・スミスは、嵐に襲われ、洞窟に逃げ込むが、落石で洞窟の出入り口がふさがれてしまう。ウィルは、出口を求めて洞窟の中をさまよっているうちに、19世紀のスコットランドに出てしまう。そこは中世の拷問部屋だった!


■敵意を示す惑星を訪問
シーズン3第2話(1967年9月13日放送)

ジュピター2がタイムウォープを通過し、ロビンソン一家は1947年のアメリカの田舎町に到着する。土地の人々は彼らをインベーダーだと思い込み、攻撃し始めた。40年代のUFOパニックは、こうして始まったのだ。


■未来への飛行
シーズン3第8話(1967年9月13日放送)

ウィル、ドクター・スミス、フライデーの3人は誤って未知の惑星に到着する。彼らはそこで老朽化したジュピター2を発見する。そこは考古学の発掘場だった。3人は未来に行ってしまったのだ!


■時間商人
シーズン3第18話(1968年1月17日放送)

ドクター・スミスは時間商人をだまし、地球に帰還することに成功する。そこではジュピター2が正に打ち上げられようとしていた。もし彼がジュピター2に乗らなかったら、宇宙船は小惑星に衝突する運命にある!

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この番組をリメイクした大作映画『ロスト・イン・スペース

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