これはあるアメリカの女性の体験談です。
このできごとは私が高校生だったころに起こりました。
私は親友とともに地元の図書館にいました。閉館時間が迫っていたのですが、迎えの車を待っていたので、図書館から出られないでいました。
そんな中、友達は、カウンターの背後の棚に新刊本が陳列してあることに気づきました。その本を借りるためには、名前を記入して申し込まなければなりませんでした。
カウンターの背後にいる図書館員の女性は申し込むことを勧めました。私たちの前に登録している人は一人しかいないとのことでした。その本はマリリン・モンローに関するものでした。
そうこうしている間に迎えの車が到着し、私たちは図書館をあとにしました。
その夜、友達はその本に関する夢を見たそうです。夢の中で、彼女はマリリン・モンローと電話で会話をしたのだそうです。夢に出てきたマリリンは「あなた、申し込めばよかったのに。あなたが最初の登録者だったのよ」と言ったそうです。
私たちは好奇心を抑えきれなくなり、また地元の図書館に向かいました。ところが、例の本はそこにありませんでした! そもそも、マリリンに関する本は棚に陳列されていなかったのです。
図書館員がマリリンに関する別の本を持ってきてくれましたが、それは私たちが前日に見た本ではありませんでした。図書館員は私たちを変な目つきで見ました。
前日に会った図書館員について尋ねたのですが、私たちが描写したような女性はいないといわれました。
本当に奇妙なことです。このできごとを思いだすたびに、全身に鳥肌がたちます。今こうしてタイプを打っている間も鳥肌がたっているんです。
